ハーブティーの効能・心身不調に当てはまる薬草を選ぶコツ

ハーブティーの効能を正しく知っていれば、心身の不調を改善する効果が高いといわれています。症状に合った改善効果のあるハーブを日頃から飲むことで、少しずつ自然に調子の良い毎日を送ることが出来ます。

ハーブティーの効能・心身不調に当てはまる薬草を選ぶコツ

身体の不調を改善するハーブティーの効能

ちょっと風邪気味、冷暖房のせいで乾燥してお肌がガサガサ、夜はスッキリ寝れるのに朝に全然起きられない、仕事に行きたくないなど、大抵の人は病院に行くほどではないけれど、何かと心身に不調を抱えて日々過ごしているものですよね。

実はハーブティーを飲めば様々な身体の不調や憂鬱な気分を改善できる可能性があるのです。

でも、ハーブティーを飲んだことが無い時や、口にした事はあるけれど、身体にどんなプラスの効果があるのか分からないことがありますよね、そこで「ハーブティーの効能」や「ハーブの選び方」を紹介します!

現代の薬草であるハーブを暮らしに取り入れ、充実した毎日を過ごしてみませんか?

1.そもそもハーブって何?

ハーブとは、Herba(ヘルバ)というラテン語を語源に持つ「草」「野草」という意味の言葉で、ハーブは様々な効能を持つとされ、古くからヨーロッパでは薬草として人々の生活に用いられていて、成分を手軽に摂取できることから、現代ではハーブティーは健康食品として注目されています。

 ハーブティーに使用されるハーブは生の「フレッシュハーブ」を乾燥させたもので「ドライハーブ」と呼ばれていて、乾燥しているため長期保存ができますし、年間を通じて入手できて、成分が凝縮されているため抽出しやすいのが特徴です。

ハーブティは新鮮なハーブで作ったドライハーブを使っています。

2.症状別に見るハーブティーの効能

冷えに効果が期待できるハーブ

  • シナモン
  • ジンジャー

昔から冷えは万病の元といわれ、特に女性にとっては「便秘」や「冷え性」など、深刻な問題を引き起こす原因となりやすいのです。

ジンジャー・シナモンの効能

・発汗作用がある
・血行を促進させる

ジンジャーは日本では「生姜」としてお馴染みの食品ですし、シナモンも香辛料としてよく使われていますし、身体を温めるのに効果的なので積極的に摂取しても損はないハーブです。

また、コーヒーや紅茶に含まれる「カフェイン」は、身体を冷やす効果がありますので毎日摂取していて冷えに悩んでいる人は、身体の温める作用のある「ジンジャーやシナモンのハーブティー」に少しずつ置き換える工夫をすることで、身体の冷えを改善できる効果が期待できるのです。

寒いときに身体が暖まるジンジャーティー

呼吸器系に効果が期待できるハーブ

  • セージ
  • ペパーミント

風邪の引き始めなどの呼吸器系に不調が見られる時は「セージ」「ペパーミント」などの、清涼感があるハーブがオススメです。

セージの効能

・殺菌作用
・抗ウイルス作用

ペパーミントの効能

沈静作用がある

ヨーロッパでは、咳が出たり、喉が痛い時などホットティーにして飲むことが多く、日本でもお茶でうがいすることがあるように、セージはうがい薬として古くから活用されていたそうですし、沈静作用があるペパーミントも呼吸器系の調子を整えてくれますよ。

風邪には喉がすっきりミントティーが効果的

胃腸系に効果が期待出来るハーブ

  • ドクダミ
  • レモングラス
  • ジャーマンカモミール

前日の飲み会などで食べ過ぎ・飲み過ぎた時や、日常的にかかるストレスや緊張から「胃のあたりがキリキリする」「お腹がゴロゴロしてトイレに行きやすい」などの、胃腸が弱っている時ってツラいですよね。

ドクダミの効能

・利尿作用がある
・デトックス効果が期待できる

レモングラスの効能

胃の働きを助け、消化を促進してくれる

ジャーマンカモミールの効能

・ストレスを和らげる
・気持ちをリラックスさせてくれる

「ドクダミ」は、中国で古くから民間療法の場で活用されていて、デトックス効果が期待出来て利尿作用もあるので、便秘やむくみに悩んでいる時に効果的ですし「レモングラス」は、さわやかな香りや風味が特徴で、食べ過ぎたり、油分が多い物を食べた後に飲むと消化を促進してくれるのです。

また、緊張や不安で日常的にストレスがかかっている時は、下痢になりやすいものですが、リンゴのようなフルーティーな香りが特徴の「ジャーマンカモミール」を飲むことで、気持ちがリラックスしホッと落ち着いた気分にされてくれる効果が期待できるのです。

ジャーマンカモミールのハーブティーでリラックス

3.ハーブティーの選び方

ハーブティーに興味を持っていても『どれを飲めばいいのかな?』と、悩むことがありまして「ペパーミント」「カモミール」「ラベンダー」など、聞いたことがあるであろうハーブの他に「フィーバーフュー」「セントジョンズワート」など、およそ100種類以上あるといわれています。

そこで、初めてハーブティーを飲むかたに向けた、ハーブティーの選び方を紹介します。

身体の不調に合わせて選ぶ方法

ハーブの選び方の1つとして挙げられるのは「身体によく起こる不調・抱えている悩み」に応じてハーブを選ぶ方法で、薬草にはそれぞれの効能があり、身体の不調を和らげる効果があるといわれています。

風邪を引き咳が出て辛い時は、沈静作用のある「ペパーミント」を飲んだり、お肌の調子が悪い時は、レモンの60倍のビタミンCが含まれるという「ローズヒップ」、女性に多いといわれている偏頭痛に効果的な「フィーバーフュー」など、自分によく起こる身体の不調に合わせて薬替わりにハーブティーを常備しておくと日常的に病気やトラブルを予防できるので安心ですよね。

また、ハーブティーにはカフェインが入っていないものが多いので、飲む時間を選ばないのもメリットですし、ゆったりとした気持ちで、お茶を煎れて独特の香りを嗅ぐと「身体にいいものを飲んでいる満足感」も得られます。

自分の身体が発する不調への声に耳を傾けて、ハーブティーでメンテナンスを行う習慣を身に着けることで、体調不良によって寝込む機会も減っていくハズです。

ハーブティはノンカフェイン

精神状態に応じて選ぶ方法

ハーブティーに用いられる薬草の多くは、精神を安定させる作用があるといわれていて、近年リラクゼーション効果が高いと話題のアロマテラピーに使われているエッセンシャルオイルにもハーブの成分を抽出したものが多数あります。

「ストレスは万病のもと」といわれていますので、本格的な不調に陥る前に、交感神経の働きを抑え、副交感神経の働きを促進するハーブを積極的に暮らしに取り入れることで、予防の意味でも効果的ですよ。

「無性にイライラする」「悲観的な考えしか浮かばない」時には、自律神経に働きかけて不眠症などにも効果があるといわれている「カモミール」「ラベンダー」がオススメです。

気持ちをリフレッシュさせて仕事を捗らせたい時などは「レモングラス」や「ローズマリー」などが脳の働きを活性化させて集中力を高めてくれる効果が期待できますし「セントジョンズワート」は、うつ病に効くといわれサプリが発売されるなど、近年注目されているハーブの1つです。

ハーブティーは種類が多いので、味や香りに飽きてきたら別の薬草に挑戦するなど、楽しみがたくさんありますし、その時の気分にぴったりなハーブを飲み続けることで、ストレスを溜めずに好調な状態をキープできるようになりますよ♪

色・香りの好みで選ぶ方法

100種類以上あるといわれているハーブティーは、色や香りも千差万別です。

  • 『なんか、このハーブの名前かわいいかも!』
  • 『ミント系の緑色って、見てるだけで癒されるなぁ』
  • 『ローズヒップやハイビスカスの鮮やかな赤が好き』
  • 『レモンバームやオレンジピールの柑橘系な香りがたまらない』

など、アナタの気分やセンスに任せた選び方でもOKで、難しいことが分からなくても「興味を持ったもの」「好きと思ったもの」は、とりあえず試してみることをオススメします。

人間の脳は、不足している栄養素があると無意識に摂取するように働きかけているともいわれていて、直感で選んだものが「今のアナタにとって1番必要なもの」になるハズです。

ハーブの小瓶

4.ハーブを購入する方法

対面販売の専門店で購入することが、おすすめで、健康効果を期待するには「品質の良いハーブ」が適していますし、実物のドライハーブを見ながら、お店の人と話をすることで、薬草に関しての理解も深まります。

専門店が近くにないかたは、ネットショッピングでも購入が可能ですが「残留農薬検査」や「食品検査」をクリアした安全なハーブを選ぶこと、学名や使用部位が記載されている信用のおけるお店での購入を心がけることで、ネット通販にありがちなトラブルを防ぐコツです。

ワンランクアップしたブレンドティーの楽しみ方

ハーブティーは複数の薬草をブレンドすることも可能で、効能の相乗効果が期待でき、アナタにとって、より飲みやすく好みの味や香りを追及出来ますし、初期費用と多少の勉強が必要ですが、ハーブをブレンドしてオリジナルのハーブティーを探すことが醍醐味といえます。

ブレンドには、各ハーブの効能や特性の知識が必要ですが、まるで自分が薬剤師になった面白さや、気分や状況によって飲むハーブを変えることは「洋服のコーディネート」に通じるものがありますよ♪

また、ハーブティーブレンドマイスター協会が主催する「ハーブティーブレンド検定」といった資格試験もあり、合格すれば「ハーブティーブレンド・アドバイザー」を名乗ることが出来ますよ。

ハーブティーの効能や正しい知識を身につけて、健康的な毎日を送ってくださいね。

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