フリマのコツ・完売する人から学ぶ商品を売りつくす秘訣

フリマで商品をたくさん売るコツは、ただ単純に商品を並べるだけではダメなんです。値段設定や並べ方、たくさん売るにはちょっとしたサービス精神も必要。その極意をアナタに伝授します。

フリマのコツ・完売する人から学ぶ商品を売りつくす秘訣

フリマで商品を完売させるコツ

雑貨や洋服、ブランド品のアイテムを格安で手に入れることができることが、フリマの魅力ですよね♪

  • 家に不用品があふれているから処分したい!
  • ハンドメイドの作品をたくさんの人に知ってもらいたい!

また「自分のいらないもの」「作った物」を出品してお金をやりくりできることも、もうひとつのイイところです。

でも、せっかく気分よくフリマに参加をしたのに並べたモノがひとつも売れなかったら悲しいですよね、そこで、出した商品を完売させるためにも「フリマで売りぬくコツ」を紹介します。

フリマの商品を売りぬくポイント

ハンドメイド作品や不用品を効率良く売るには、どうすればいいのでしょうか?まずは、購入者に見やすく、手に取ってもらいやすいディスプレイの方法や、値段設定などを紹介します。

1.開店準備は段取り良く行う

フリーマーケットを開く女性

フリーマーケットは場所選びが重要です!良い出店場所がとれる可能性が高くなるため会場には早く行くようにしてくださいね。できるだけ角に出店場所を確保したほうが多くのお客さんの目に止まりやすくなります。

ですが、場所が良くても周りに同じ商品を売っているライバルや、フリマに慣れていそうな人がいたらその辺は避けたほうが安心です。

どのように並べるかも前日までに考えて、商品を車などに詰め込むときは取り出す順番を考えて積み込んでくださいね。洋服などがあればハンガーラックも必要になります。

大きなものや土台になるようなものは最後に積むようにしてくださいね。荷物を降ろすときも楽に降ろせます。取り出すときに手間取っていると、段取りに影響するので気をつけてくださいね。


フリマでは購入する気のあるお客さんは午前中に集中する傾向があります。出店の準備を早めに終わらせたほうが開始時間からすぐに販売を始められますし、ライバルに差をつけることができますよ。

開店準備のポイント

・会場には早めに到着する
・ディスプレイは前日までに考える
・洋服を並べるときは、ハンガーラックを使う
・出店場所は角にしたほうが、目につきやすい
・荷物を積むときは、降ろすときのことも考える
・自分の周りに「フリマのプロ」がいそうなら避ける

2.ディスプレイは見やすくする

フリマで売られている服

たくさんの商品を見てもらうためには、お客さんの視点を大切にした「見やすいディスプレイ」にすることが大前提です!

商品を並べるときにはよくブルーシートが使われますが、青いシートにただ並べるだけだと売り物も安っぽく雑多に見えます。できればピンクや明るいオレンジなど暖色系のビニールシートや、布などを重ねて敷くなどの工夫をしたほうが商品を良く見せることができます。

洋服はなるべくハンガーに掛けて手に取りやすくしたり、すべての商品がよく見えるように段差をつけるなどして、メリハリのあるディスプレイを心がけてくださいね。

ディスプレイのポイント

・洋服はハンガーにかけて見やすくする
・すべての商品が見えるよう段差をつける
・地面に敷くシートは、ブルーシートを避ける

3.値段は分かりやすくする

フリマで売られているカメラ

商品のすべてに「値札」をつけることを忘れずに!値段がわかりにくいとお客さんが商品を手にとってくれても、即購入にはつながりません。特にグループで参加している人には「リーダーがいないと値段がわからない」なんてことも起こりがちです。

値段がわからなければお客さんは離れていってしまいますし、商品の価格を共有するためにも値札をつけておくと良いですよ。

また、値段設定は自分の希望価格より1~2割高めに設定しておくことが大切です。フリマの楽しみのひとつは「値切り交渉」と言われていて、お客さんは買う前に値段の交渉をしてくる可能性も高いので、値引き後が「自分の希望価格」とするといいでしょう。

値段のポイント

・希望価格より1~2割高めに設定する
・全員に分かりやすいよう「値札」をつける

4.目玉商品を置くこと

キレイにディスプレイした商品だけではなく、ダンボールやカゴの中に「この中の商品すべて100円!」とかの目玉商品を置くこともお客さんの注目を集めることができます。すると、見にきてくれたお客さんは、ワゴン以外の商品も見てくれるわけです。

また、商品を1度に全て出すと目新しい商品が無いので、周って流し見をしているお客さんに飽きられる可能性が高いので、商品は小出しに出すこともポイントです。

フリマにくるお客さんは会場をぐるぐるとまわっています。できることなら1時間ごとにディスプレイを変えるなりして、売り場を常にフレッシュな状態にしておくと注目度も維持できますよ。

目玉商品を作るポイント

・目立つ位置にワゴンセール品を配置する
・売りたい商品は小出しにすること
・ディスプレイを変えたりして売り場を新鮮にする

5.POPを作って商品アピールする

フリマで売られている洋服

会場が混雑してくると対応に追われて、なかなかお客さん全員の質問に答えられなくなってきます。そこで、商品のサブ情報はPOPなどを使って記載しておけばお客さんも興味を持ちやすくなりますし購入につながりやすくなります!

  • 家電製品などは、アピールしたい機能を書く
  • 子供服や靴などは、わかりやすくサイズを書く

特に目玉商品や売りたい商品には目立つPOPを作っておけば、さらに注目を浴びることができます♪

POPとはスーパーやドラッグストアなどで見かける、紙に大きく値段や情報を書いた紙のことです。

商品アピールするポイント

・サブ情報を書いたPOPを用意する
・サイズなどお客さんが知りたい情報を書き込むこと

6.販売者の身だしなみも大切にする

フリマって屋外での販売が多く、なんとなくカジュアルな雰囲気があるので販売者もついテキトーな服装で参加しがちですよね。

もちろん動きやすさのある服装が良いのですが、フリマで売る商品はその販売している人が使っていた物の場合が多いですので、派手すぎず、地味すぎないオシャレな雰囲気で望めば商運ありです。

身だしなみを整えること

・派手すぎず、地味すぎないルックスがベスト
・だらしない格好より、清潔感のある格好で販売をする

7.売るときの“ひと手間”を忘れない

フリマで品物を売る

フリマに参加して物を売るということは、商品の販売を目的としているということです。販売に必要な最低限の準備は忘れないようにしてくださいね!

  • おつりを用意する
  • 売った商品を入れる袋を用意する
  • 商品を並べる前にキレイに掃除しておく

現金を安全に管理するためにも、ウエストポーチなどに入れておくと現金の受け渡しがスムーズになります。

売れた商品を持ち運ぶお客さんのことも考えて、商品を入れる紙袋なども準備しておくと親切ですよね♪購入してもいいでしょうが、常日頃からストックしておくのもコストカットにつながります。

また、見やすくディスプレイしていても商品そのものが汚かったら売れるものも売れなくなります。キレイにメンテナンスしてから出品をしてくださいね。そのひと手間が売り上げにつながるのです

売る時のひと手間ポイント

・おつりを十分に用意しておく
・売れた商品を入れる袋を用意する
・ディスプレイする前にキレイに汚れを拭く

フリマで実践して効果のあったアピール方法

実際にフリマに参戦した人の中には、商品を売りぬくためには何をしているのでしょうか?実践済みの商品を売るテクニックを紹介します。

付箋で洋服のブランドをアピールしています

着なくなった洋服をフリマで売ることがあります。基本的にはたたんだ状態で並べて売っているので、どこのブランド物か分かりにくくなるので、なかなか手に取ってもらえません。

そこで、試したことは「どこのブランドの物かを付箋に書いて並べた洋服に貼っておく」ことです。

すると、見た時にすぐにブランドを分かってもらえるので、手にとってもらえることが増えました。付箋なら売る時にすぐ外れるし、洋服も傷みません。

ブランドが分かることで買い手側も興味を持ち、手に取りやすくなるようです。

なるべく均一価格で販売すること

私がフリマでやってみた売り抜くコツは、なるべく均一価格で販売することです。

100円ショップでは「どの商品も100円」という安心感があり、購買意欲を生みます。その心理をフリマにも応用し、全て均一価格で商品を売ったところ、7割ほどさばくことが出来ました。

色々な物を取り扱う人は、2~3種類程度の均一価格を準備して、価格ごとに商品を固めて置くという形をとると良いと思います。

金額設定は、物によって上下すると思いますが、ぜひとも試してみてください。

フリーマーケットのPOP

売る商品をなるべく綺麗に見せること

フリマで大事なことは「売る商品を綺麗に見せる」ことです。

・洋服は染み抜きをしてアイロンをかける
・子供用の靴下など、透明ビニールに入れておく

など、清潔感を大事にしています。また、ワンピースなど広げないと分からないものはハンガーにかけて見やすい状態で販売します。

あとは、値付けですが「誰が見てもすぐに値段が分かる場所」に、値札をつけることが大事です。全部完売したいと思う時は、終了30分よりも前から残っている商品をセットにして販売したり、オマケとしてつけるのもオススメです。

なるべくオシャレをしていくこと

服を売る時は、きちんと洗濯をしてアイロンをかけ、シミ抜きも自宅で行える範囲で構わないので、やっておくことです。

さらに、フリーマーケットの日まで出品する商品を写真に撮って、InstagramやTwitterなどのSNSで拡散しておくと効果的です。位置情報でフリーマーケットの場所も加えておくと親切でしょう。

画像は白背景で撮影すると清潔感が増しますし、実際に着た写真を撮ってもいいですが、私は容姿に自信が無いのでトルソーに着せて撮影しています。

また、当日はなるべくオシャレをしていきます。ショップ店員さんがお洒落だと商品がよく売れるのと同じ仕組みです。

売る商品を多く置くこと

私が実践している商品を売るコツとしては、なるべく多くの商品を置くことです。

「売りたい商品」と一緒に「売りたくない商品」を置いて、ボッタクリといえるほど高い値段をつけます。すると、売りたい商品を適正価格にするだけで、安く見えます。

値段のギャップによって、買い手としては『もしかして安いのか?』という考えになるので、売れやすくなると思います。

フリーマーケットの風景

フリマで楽しく稼ごう!

フリーマーケットは規模の大小に関わらず、全国各地さまざまな場所で開催されています。ということは、それだけお客さんの目の厳しいものになっているということですよね。

周りのブースでの相場を見極めることや売るタイミングも大切になってきます。他の人たちに比べて値段設定が高すぎないように、他の店の値段をチェックすることも忘れずにしてくださいね。

オープンしてすぐに商品を値切られてもあまり売り惜しみはしないこと!お客さんの買う気があるときにどんどん売っていきましょう♪

その他にも商品だけではなく、はさみやガムテープ、油性ペンなど値段変更に対応できるツールを持っていると便利です。また、フリマではアナタが楽しみながらイベントに参加することが並べた商品を1番ステキに見せてくれる秘訣ですよ。

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中浜たつや

少ないおこづかいを増やすため日々考えているのは節約術です。暮らしはミニマム・夢はマキシマムが目標。