大学受験勉強法まとめ・タイプが違う合格者2人の成功事例

大学受験の勉強は趣味など好きなことを我慢してばかりではモチベーションが下がるので、学習計画の中に「ゲーム」があってもOKなんです。上手にスケジュールをやり繰りして「G-MARCH」「日東駒専」に合格した人の勉強法。

大学受験勉強法まとめ・タイプが違う合格者2人の成功事例

大学受験勉強法まとめ

もう、大学の志望校は決まったでしょうか?

受験勉強法がわからない
行きたい大学はあるけれど、合格する自信がない
有名大学に行きたいけれど、どこに絞って良いのかわからない

受験生の悩みは尽きませんが、確実に試験日は近づいてきます。気持ちだけでも、早く準備をしておいたほうが有利なのは間違いありません。

「勉強は嫌いだから」「成績が悪いから」と、最初から諦めないでくださいね。どんな人でも不可能を可能にするチャンスはあるのです。

今回は、性格のタイプも得意学科もまったく違う「息子2人」をサンプルに、合格という成功を手に入れた「大学受験法/私立・文系編」を紹介します。

中央大学に合格したA君

35だった英語の偏差値を一年間で65まで上げて大学合格

専修大学に合格したB君

高校で学年最下位を2回も取り、国語の偏差値は24。塾にも通わず、9月半ばから4ヶ月間、独自の受験勉強法で大学合格

ダルそうな高校生

A君もB君も高校時代の成績があまりにも悪く、指定校推薦も取れず、センター試験の利用もできず、一般入試で挑んだ結果です。

それでは、高校の先生たちからも「ポンコツ」と見放されていた2人の我が息子たちが、それ相応の大学に合格した受験勉強法の裏技などを説明いたします。

コツコツと真面目に勉強を積み重ねて来た受験生からは批判を受けるかも知れませんが…、決して「優秀」とは言えない受験生もいます。人生の岐路に立って迷い、怖れ、受験から逃げ出したくなっている人もいることでしょう。

この記事は、そのように悩める受験生にエールを送る内容です。「若いうちから自分の可能性を摘んでしまってはいけない。諦めるのは、まだまだ人生の先で良いのです。自分を信じて頑張ろう」という想いがどうか届きますように!

▼大学受験勉強法/受験システムを理解する

大学受験について重く語る教師

「受験システムを制する者は、受験の勝者となれる」といっても過言ではありません。まずは、非常に複雑な現在の受験システムを理解したうえで、受検勉強のスケジュールをたてて効率化をはかりましょう。

センター試験利用

センター試験の成績によって、実際に志望の大学を受けに行かなくても合否の判定をしてくれるので、現在、ほとんどの受験生がセンター試験を利用しています。

ただし、センター試験での得点率によって判定されるので、一般入試より狭き門であることは確かです。

A方式・T方式・C方式・全学部統一などの一般入試

各大学の入試システムによって違うので、志望大学の入試要項をよく読んで調べてみましょう。他にも「4教科均等配点」「3教科ベスト2均等配点」などの入試科目を設けている大学もあります。

より自分に合う受験方法を選択することも合格のチャンスに結びつくかも知れません。とにかく「情報を収集し、理解し、選択する」ことが、現在の大学受験には最も大切なのです。

受験システムの多様化に悩んだら、最もシンプルな「一般入試A方式」を選択することをお勧めします。

前期・中期・後期試験について

できるだけ試験日程の早い「前期試験」にチャレンジすることをお勧めします。「後期試験」では募集人員も少なくなるので、実力よりランクが低い大学でも不合格になる可能性があります。

「センター試験利用」や「前期試験」でスベリ止めの大学を確保しておくことも浪人を避けるひとつの方法です。

▼大学受験勉強法/無駄のない試験日程を組む

大学受験にも準備は大事、準備運動のように

本試験では、体力気力をかなり消耗します。また、「ヘタな鉄砲、数打ちゃ当たる」というものでもありません。

ベストなのは「2日続けたら1日置いてから次の試験を受ける」というように、余裕のあるスケジュールを組むことです。100パーセント以上の実力を発揮するためにも、煮詰まっているアタマを少し休めてあげましょう。

入試検定料も決して安くはないので、計画的に無駄なく受験することをお勧めします。入試検定料は、ほとんどの私立大学で「一大学・一学部につき35,000円」(2016年現在)です。

中には、「同じ大学内で2学部以上、受験する場合は受験料が割引になる」大学もありますが、単純計算をすれば10校受けると35万円もの受験料が必要で、その金額は「私立大学の平均入学金(24万円~26万円)より多い」ということを忘れないでください。

▼大学受験勉強法/志望校の過去問を徹底的に分析する

志望校の過去問は徹底的にチェック

この段階では、「出題傾向を知ることが大切」なので、まだ過去問は解かなくて良いのです。センター試験の試験範囲は非常に広いのですが、私立大学の一般入試では各大学の特色があります。

また、同じ大学でも学部によって出題傾向が異なる場合もあるので、目指す学部ではどのような問題が出るかを把握することがとても重要です。

必ずチェックすること

・マークシートの選択方式のみの出題なのか?
・一部マークシートで記述式の問題もあるのか?

※勉強方法が変わってくるので要チェック

G-MARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)レベルの受験では、一部マークシート方式を採用していますが、記述方式の設問もあるので対応できるようにしなくてはいけません。

センター試験は全てマークシート方式なので、英語であれば単語のスペル、国語の漢字、日本史の固有名詞などが実際には書けなくても答えは導けますが、記述式は「すべて正確に記す」ことを要求されます。

日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)は、ほとんどがマークシート方式を採用しているので、ここがG-MARCHか日東駒専を狙うかの境目となります。

A君は、高校3年生の春から受験勉強を始めたので、記述式の問題が出るG-MARCHに対応する勉強をする時間がありましたが、B君の場合は、9月半ばから受験勉強を始めたので、マークシート方式のみの日東駒専レベルの大学を目指すのが精一杯でした。

◆各教科の過去問題チェックポイント

過去問のチェックを指示する教師

英語の過去問ポイント
長文読解問題や文法問題は、ほとんどの大学で出題されますが、リスニング、発音、アクセントなどの問題が出るかどうかは、大学・学部によって違うので要チェックです。

国語の過去問ポイント
ほとんどの大学では、現代文、古文、漢字はすべての入試に出ますが、漢文の出ない大学や学部もあります。漢文の苦手な受験生は、”漢文の設問が出題されない大学や学部を選択する”のが無難かも知れません。

社会の過去問ポイント
一般的に「地歴公民」と言われますが、地理、日本史、世界史、政治・経済、倫理のことですね。社会の入試では、どれを選択するかが重要です。

高校でどの教科も同じぐらいの成績であり、これから改めて受験勉強を始めるのであれば、政治・経済を選択することをお勧めします。

A君の場合は、合理的に政治・経済を選択しましたが、B君の場合は、日本史だけが自信のある教科だったので迷わず日本史の選択となりました。

数学の過去問ポイント
社会を避けて数学で受験できる大学もあります。暗記が苦手な人は数学で受験する手もあります。

▼大学受験勉強法/赤本(あかほん)を有効活用する

赤文字を持った男

教学社が発行している大学・学部別の大学入試の過去問題集「大学入試シリーズ」は、1964年に表紙を朱色に統一してから、受験生の間で「赤本(あかほん)」として定着し、以来50年以上、多くの受験生が手にとるベストセラーとなっています。受験シーズンになると書店で平積みされていますよね。

大学の学部別に過去数年間の過去問題、大学ごとの問題傾向を分析して「傾向と対策」も掲載しているので、赤本は大学受験生にとって強い味方なのです。自分の行きたい大学・学部の赤本をゲットして徹底的に分析しましょう。

この段階では、過去問を一回ずつやってみるだけで充分です。まだパーフェクトに解く必要はありません。

何故ならば、同じような問題は出ても「同じ問題が出ることはまずない」からです。受験したい大学の出題傾向を知ることが大切なのです。英語であれば、どのような長文が出るのか?文法問題の形式はどのようなものが出るかなどを分析するのです。

赤本で分析した後は、同じような傾向の問題集を探して対策していくことです。

▼大学受験勉強法/自分のやり方を確立させる

これが俺のやり方だ

塾に通っているなら講師の指導のもとにテキストを活用して勉強して行けば良い訳ですが、塾に行っていない受験生は独自の勉強方法を考えなくてはいけません。

ただし、塾に通っていれば絶対に志望大学に合格するとは限りません。何故ならば、塾は一般的な大学の出題傾向に添って指導していくので、「この大学に対しては、どのような勉強をしていけば良いのか」というピンポイントには対応していないのです。

ですから、自分の行きたい大学の受験には不必要な勉強をすることもあるのです。もちろん、平均的に万遍なく勉強していくのが正当であることは間違いありません。

しかし、B君のように9月になってから受験勉強を始めようというスロースターターが、いきなり塾に行ってもハッキリ言って間に合いません。あまりの勉強量にパニックに陥って自信を喪失する怖れがあります。

「すでに自分は出遅れているのだから、今、できることをしてベストを尽くす」と、腹を決めるしかないのです。独学で受験に臨むのであれば、入試に対応できるような最低限の学力を自分で身につけるしかありません。

◆大学受験勉強法/英語

英語であきらめるなと励ますスイマー

単語を覚える

単語を知らなければ長文も読めませんし、文法も理解できません。日東駒専を狙うのであれば、最低7,500語は完全に覚えましょう。

受験までに1年ぐらい期間がある場合は、できれば単語の意味だけではなく、品詞や特殊な使い方、発音・アクセントも同時に覚えておきましょう。長文読解の他にも文法やアクセント問題にも対応できるので、ぜひチャレンジして欲しいです。

長文を毎日、最低一本は読む

最初は300ワードぐらいの簡単な長文の問題集から始めて自信をつけていきましょう。その際に、解らなかった単語や熟語は絶対に覚えること。

だんだんとレベルを上げていって、受験当日には1,000ワードぐらいの学術式論文のような難解な長文も15分ぐらいで読めるように訓練していきましょう。

文法の問題集を完全制覇する

書店に行っていきなり文法の問題集を買おうと思っても、あまりに膨大な量の問題集が出版されているので迷います。

一番良いのは、難関大学に合格した先輩や兄姉オススメの問題集を手に入れることです。そして、問題集をゲットしたら、徹底的にその一冊の「問題と解答をまるごと覚えて」しまいましょう。

問題集がボロボロになるまで最低、3周はやり尽くしましょう。一冊を制覇すると自信に繋がり、確実に実力もついています。

◆大学受験勉強法/国語

大学受験にサクラ咲く

活字に慣れる

最近の学生は「本を読まない」と言われていますが、国語の現代文は、ほとんど読解のセンスがモノを言うのでハッキリ言って勉強方法はないのです。

もちろん、設問の解き方のノウハウはありますが、著者が何を言わんとしているかを理解できないと手も足も出ないことになります。小説や随筆などは読みやすいですが、評論文などは部分的な内容真偽の問題や内容説明の適否や理由の判別もあるので、まずは文章を読むことに慣れることです。

新聞の社説や記事を読んだら「著者が伝えたいこと」を把握し、言葉でまとる癖をつけておくことをオススメします。

出題パターンを探る

読書の好きな人が、国語の試験には圧倒的に有利と思えるでしょうが、実はそうとも限りません。

中央大学に合格したA君

A君は小説どころかマンガも滅多に読まないのですが、現代文の問題を繰り返し解いていくうちに回答パターンを見つけ出したのです。

文章を読むのが苦手でも問題に慣れることよって、合格点に達することは不可能ではありません。

専修大学に合格したB君

B君はマンガや歴史の資料などが大好きで、小学生の頃から「読むこと」には慣れていました。

しかし、論説文などを読んでいると、読解力が高いゆえに深読みをして答えに迷ってしまうのです。

「一般の読解力」と「大学入試の国語の回答を導き出す力」は”別モノ”と考えたほうが良いですね。

漢字を徹底的に覚える

漢字は大事な得点源です。理想を言えば、中学時代に漢字検定3級ぐらい取得していれば受験勉強もグンと楽になります。

漢字の問題は文系のどの大学でも100パーセント出題されるので、漢字の書き取りの問題集はできるだけこなしておきましょう。漢字の問題集を解いているうちに、頻出される漢字がわかってきますよ。

古文を読む

「現代文も満足に読めないのに古文なんてとんでもない…」と高い壁を感じるでしょうが、東洋大学の文学部などは「古文の配点が5割以上」なので、とにかく勉強するしかないのです。

古文は「動詞の活用」や「形容詞の活用問題」などが出るので、苦手な人には苦痛以外ナニモノでもありませんよね。その場合、「口語文の訳だけでも読んでおく」と、最低限の内容把握はできるので諦めずに取り組みましょう。

現代文は過去、現在、未来において、次々と新しい文章が登場しますが、大学入試問題で使われる古文の題材の数は限られているのですから頑張りましょう。

◆大学受験勉強法/社会

必死に電話の内容を聞き取る男

ひたすら暗記する

社会の受験勉強は、教科書や資料などを徹底的に読み込んで覚えてしまうしかありません。教科書だけではなく、資料や年表なども教科書と照らし合わせていきましょう。

点をとりやすい選択科目は「政治・経済」

公民は、どの大学でも設問は同じようなものなので対応しやすいのが利点です。選挙制度や司法制度、世界経済の動向などが頻出されるので、統計表やグラフの読み取りができるように訓練しましょう。

また、時事問題などにも目を向けて、知らない用語が出てきたら受験用の『現代用語の基礎知識』などで、必ず意味を調べましょう。

選択科目を必ずチェックする

大学や学部によっては、選択科目の社会で「地理や倫理の試験がない」ところもあります。また、社会の代わりに数学で受けられる大学や学部もあるので、志望校をいくつかピックアップした段階で「試験の選択科目」を必ず調べましょう。

私立大学の文系の入試科目に必ずあると思ってよい科目は「日本史、世界史、政治・経済」なので、これらの教科で受験する人が多いようです。でも、地理や倫理が得意なら、ぜひ得意科目でチャレンジして欲しいです。

日本史で満点をとるのは至難の業

歴史が一番、馴染みがあるので受験勉強をしやすいと思うでしょうが、はっきり言って、日本史はどの大学の入試でも相当に難しい問題が出ます。

世界史は浅く広く出題されるので、教科書や資料、図版、年表などを暗記すれば対応できますが、日本史はかなりピンポイントのマニアックな問題も出題されるので、日本史によほどの知識がなければ高得点を取るのは難しいとされています。

近年では、どの大学でも近現代史や戦後史の出題にウェイトを置いています。「歴史が好き!」という人のほとんどは、戦国時代や幕末には詳しいでしょうが、その得意分野の時代の出題は「あまりない」ということを心得ておきましょう。

社会の勉強は教科書だけでは無理

社会の試験は幅広い分野から出題されるので、教科書だけでは対応できません。資料、年表、統計表、グラフ、図版、地図帳などにも目を通し、それぞれの科目の「用語集」を利用して、わからない言葉は必ず確認することが大切です。

時間がない場合は、志望大学の出題傾向を徹底的に分析して出題されそうな問題集を解いていくことです。その場合、必ず、回答の解説を読んで頭に入れておき、同じ問題には絶対に対応できるようにしておくことが合格への近道です。

▼大学受験勉強法/塾に行く・行かないを決断する

真剣な眼差しの塾講師

ほとんどの受験生は塾に通っていると思いますが、親も子も「塾に行っていれば安心」という幻想に陥ってしまう場合もあります。

もちろん、高い志を持ち「絶対に○○大学に合格してみせる!」という強い意志があれば、塾は特効薬になり、それなりの成果を上げられますが、「とりあえず塾に行っておこう…」ぐらいの気持ちであれば、あまりオススメはできません。

理想的なのは、その受験生の性格や資質を理解している優秀な家庭教師に集中できる場所を確保して勉強の仕方を教えてもらうことですが、皆がすべて可能なわけではありません。

個人個人の顔や性格が違うように「身になる受験勉強方法」も違うので、自分自身の勉強方法を確立させずに塾にだけ頼るのは非常に危険なのです。

よく「難関大学の合格者、数百名」と謳っている進学塾がありますが、これは頑張った受験生、優秀な受験生が幾つもの大学入試に合格した数も含まれているため、その塾に通っている全ての受験生が難関大学に合格したわけではありません。

つまり、本人のヤル気が重要だということです。講師やテキストに頼っているだけでは、良い結果を期待できないことは肝に命じておきましょう。

塾へ通ったA君の場合

A君は高校3年生の4月に全国展開している某有名塾に入りました。しかし、受講したのは必須の最低2科目だけで、その講義もほとんど受けませんでした。

彼が塾に行った目的は「自習室と情報とテキストを確保することだけ」だったからです。今や大学受験は情報戦とも言えます。有名な塾に入れば、それだけ情報量も豊富であるからです。

また、家で勉強をしていてもテレビやゲームや漫画や音楽どの誘惑に負けそうになるため、「自習室は絶対に必要だ」と感じたのです。

「この場所に来たら、受験勉強だけをする」と決めて、気持ちを切り替えて集中力を高めるために塾の自習室を活用しました。

塾へ通わなかったB君の場合

9月半ばから受験勉強を開始したB君は、完全に出遅れていたので今さら塾へも行けない状態でした。また、あまりに高校の成績も悪かったので、学校側からも満足な進路指導を受けられずに放置されていました…。

ですから、入試情報もほとんどインターネットを利用して自分で調べ、勉強方法も自己流で確立したのです。

B君は「集中力と暗記力はかなり高かった」ので、ヤル気にさえなれば学力も確実に上がって行ったのですが自習室がないことに苦労しました。

図書館へ行っても様々な人が行き交うので雑音に悩まされ、お金がかかるネットカフェは入り浸るほど利用できません。言ってみれば「自習室難民」ですね。それでも、工夫をしながら毎日1日3時間は図書館かネットカフェに通い勉強を続けました。

▼大学受験勉強法/大学の難易度(ランキング)を知る

困難に直面した男

昔は、「早慶(そうけい)」と言って早稲田大学や慶応義塾大学が、私立大学の2トップとして君臨していましたが、今は、偏差値によって大学のランクが決まります。

私立大学のランキングの目安としては、各進学サイトで微妙に数値は違いますが、これらの偏差値ランキングは高校や塾や予備校の進路指導や進学相談で活用されています。

ただし、ここ20年ぐらいで新設された大学が多いのに、少子化により受験生の数が減少しているので「受かればどこでも良い」と、大学を選ばなければ全入できる時代だと言われています。

実は、無理に受験勉強をしなくても「合格できる大学」は多数存在するのですが、大人への第一歩を踏み出す大切な時期に努力せず、安易な道を最初から選んでしまうのは勿体ないことかも知れません。

▼大学受験勉強法/模試の結果は気にしない

気にしない男

塾に通っているにしろ、独学で自宅学習をしているにしろ「全国模試はできるだけ受ける」ようにしましょう。本番の試験に向けて雰囲気に慣れるため、また、現在の実力を知るためにも模試試験は重要です。

ただし、結果に左右されてはいけません。「ああ、ABC大学はC判定だったから、もうダメだぁ…」と、ネガティブに考えないことが大事です。

何故なら、私立大学の一般入試の場合は「各大学によって出題傾向が違う」からです。模試はあくまでも、平均的な問題を出題してきます。

目指している大学の問題とは違い、対応できないこともあるので「こんなに努力しているのに結果が出ない…」と落ち込まずに努力している自分を信じてあげましょう。

中央大学に合格したA君の場合

ちなみにA君は、最後の模試でも「G-MARCH」の判定はD判定でしたが、中央大学の受験対策を徹底していたので好成績で合格できました。

専修大学に合格したB君の場合

B君も、最後の模試で「日東駒専」の判定がD判定、「大東亜帝国」もC判定でしたが、何とか専修大学に合格しました。

「模試の結果だけ」をみれば、合格は厳しいと悲観的になって当然です。しかし、A君もB君も「受験当日まで学力は伸びる」と信じて、最後まで気持ちを強く持った結果なのでしょう。

▼大学受験勉強法/過去問が解けない大学は切り捨てる

次の道を歩む男

大学入試の出題には「相性」があります。難関校でも過去問をやっていて7割取れれば合格する可能性はあります。逆に、相応校と思っていても、実際に過去問を解いてみたら全くダメなケースもあります。

中央大学に合格したA君の場合

中央大学の問題には対応できるのに、成蹊大学の問題が合わず6割も取れなかったので受験を断念しました。

専修大学に合格したB君の場合

過去問で東洋大学の問題には苦戦していたのに、ワンランク上の成蹊大学の過去問では8割近く取れていました。

彼には成蹊大学の出題形式が合っていたのです。

問題形式によっては相性の良い大学もあるので、行きたい大学の過去問は偏差値に関係なく必ず解いてみて欲しいのです。

そして、願書を提出する前に過去問で良い結果が出なかったときは「この大学の問題は自分には合わない。縁がなかった」と、きっぱりと切り捨てることも大事です。

▼大学受験勉強法/センター利用を捨てる勇気を持つ

海を眺め諦める男

ここが一番、大切なことです。センター試験の出題量は驚くほど膨大です。また、問題も多岐にわたります。

国公立大学を志望している人やセンター試験利用で「早慶上理」「G-MARCH」を受ける場合はセンター試験対策をするべきですが、センター試験の問題は甘くありません。

「センター試験利用」では、全試験科目の合計をパーセンテージにして合否を決めるからです。以下を、ご覧ください。

センター試験利用/合格ライン目安

・「早慶上理」
90パーセント以上
・「G-MARCH」
80パーセント以上
・「日東駒専」
70~80パーセント
・「大東亜帝国」
60パーセント以上

センター試験で出題される問題が、志望校の受験では出ないことも多いのです。行きたい大学の出題傾向を把握して、センター試験の問題とかぶる問題だけ完璧に解けるようにするのが得策とも言えます。

漠然と「センター試験の問題を勉強すれば良い」と思っていると、一般入試で全滅ということもあり得るのです。

センター試験は、あくまでも本試験の予行演習と思って挑んだほうが良いこともありますが、自分の実力より低いレベルの大学を受けて滑り止めにしておくことも良策かも知れません。

▼大学受験勉強法/やりたいことはルールを決めてやる

たまには休憩を

自分の欲求をセーブすることは大切ですが、何もかも制限するとストレスが溜まるので逆効果です。要するに、「好きなことを我慢する」よりも「毎日、勉強する体制を日常化すること」が重要なのです。

たとえばゲームが好きなら?

3時間集中して勉強したら、ご褒美として1時間ゲームを楽しむ

「1時間だけ」と決めて守ることが、案外、難しいのですが「生活のすべてを受験勉強だけに縛りつける」のではなく「自分を律する訓練」となり、その後の人生にも良い糧となるのです。

▼大学受験勉強法/平常心を心がける

どんなときも平常心

勉強漬けの毎日に嫌気がさしてイライラしたり、受験日が近づいてくると緊張して神経がピリピリするのは当然です。

でも、「大学合格を目指した以上、勉強する日常はあたり前のこと」「誰のためでもない、自分の将来を自分の力で切り開くためだ」と、自分に語り掛けて平常心で臨むように心がけましょう

中央大学に合格したA君の場合

A君は、誇大妄想狂的な「目標」を立てて「努力」し「勝利」を勝ち取ることを生き甲斐とするタイプの男。

緊迫した状態が大好きなので、精神的に不安定になることはありませんでした。

専修大学に合格したB君の場合

B君は、常にマイペースな性格で「無理しない」「努力しない」「頑張らない」の3原則を守り抜いて来た男でした。

そのせいか、初めて頑張って努力することが新鮮に感じられたようで、逆にイキイキと受験勉強に取り組んでいました。

また、あまりに受験体制に入るのが遅かったことから、不安に陥ったり、息切れしている余裕がなかったのかも知れません。

▼大学受験勉強法/体調管理を徹底する

体調はつねにベストを

ハードな受験勉強を乗り越えられる「体力」も、勝利する大きな要因といえます。一生懸命に勉強したのに、いざ試験の日にインフルエンザにかかってしまっては泣くに泣けないので、予防注射の接種はしておいたほうが良いですね。

ただし、インフルエンザ予防接種を受けるために行った病院でノロウィルスなど他の厄介な病原菌に感染することもあるので、マスク装着、うがい、手洗いなども忘れずに行いましょう。

後で酷い目に遭わないように、小さなことでも面倒くさがらずに気をつけることも体調管理のひとつです。

▼大学受験勉強法/栄養バランスの良い食事を摂る

バランスあるお食事を

よくドラマなどで「母親が受験生のために夜食を作るシーン」がありますよね。でも、夜更かしはせず、夜食も食べずに早く寝たほうが脳の活性化に繋がります。

一日のうちに決まった睡眠時間をとり、決まった時間に三度の食事をとって、健康にも頭の働きにも良いサイクルをつくりましょう。

ただし、食事は3度摂るのなら何でも良いという訳ではありません。カップラーメンやレトルト食品などで済ませずに、栄養価の高い食品を家族と会話しながらリラックスした状態で摂るように心掛けましょう。それが一番、心とアタマの栄養になるのです。

また、「青魚(サバ、サンマ、イワシ、アジなど)にはDHAが含まれていて、頭が良くなる」という説もありますが、くれぐれも試験当日や数日前に刺身などの生物、食中毒になりそうな物を摂取や暴飲暴食は避けましょう。

大学受験勉強やりきれば得られること

親、先生、先輩の意見やアドバイスはありがたく受け入れて参考にしながら、ヘコタレそうになっても気持ちを強く持って、前向きに大学の受験勉強に取り組んでください。

でも、自分の人生は、自分だけのものです。自分で探し、自分で選択し、責任を持って自分で決断してください。たった一度しかない人生に悔いを残さないように、今、持っている力を出し尽くしてくださいね。

大学に行きたい気持ちがあるのであれば、また、行ける家庭環境にいるのなら、成績が悪くても諦めないことをオススメします。チャンスを無駄にして可能性を自ら潰してしまっては、あまりにも残念です。

ここで踏ん張れば、必ず一人の人間として成長できます。どうか10代のうちから「楽な道」や「逃げ道」を探さないでください。受験からは逃げられても、自分とは一生付き合っていかなくてはいけないのですから逃げられないのです。

成績の悪かったA君もB君も、諦めずに強い気持ちで臨み、最後の最後まで踏ん張って、最高に楽しい学生生活を掴みとりました。

「逃げずに頑張った自分」は、その後の人生で困難にぶつかったときに、きっと助けてくれます。努力して結果を出した者だけが得られる、素晴らしい達成感を味わってくださいね。

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