寝違えた首を無理に治すとキケン・痛む原因と正しい対処法

寝違えた首を上手に治すには、痛みの原因を把握することがポイントとなります。まずは、普段寝る時の姿勢や、生活習慣を思い浮かべて首を痛めた原因を確かめ、効果的に治すコツを試してくださいね。

寝違えた首を無理に治すとキケン・痛む原因と正しい対処法

首を寝違えた時の対処法

目覚めた時に『首に違和感があり、動かすと痛い』という症状に襲われたら、首を寝違えた可能性があり、家事や仕事に手がつかないほどの痛みを感じますよね。

間違えた方法で無理やり治そうとすると神経を痛めて病院に通うことになったり、痛みが続くので最悪な気分になりますよね。大切な用事があってもキャンセルしたくなるほど、寝違えた痛みはツラいものです。

でも、大変厄介な首の寝違えですが、正しい原因と対処法を知っていれば何も怖がる必要はありません。

首が寝違える原因と、正しい解決方法を紹介します。

寝違えの症状

朝起きた時に、首が痛いとひとくくりで『寝違えた…』と思いますが、痛みの原因が異なると、処置をする方法も変わります。

まずは自分がどの症状に当てはまるのかをチェックしてくださいね。

1.神経の圧迫

寝違えで最も多い原因が神経の圧迫です。横向きになって寝ている際に、脇の下にある腋窩(えきか)神経が圧迫され、血行不良で首や肩周りが痛みを感じるのです。

腋窩(えきか)神経は、肩から首にかけての神経と繋がっているので、実際は脇が原因でも痛みが別の場所に出ることがあるのです。

腋窩(えきか)神経の場所

首の痛みの原因

脇の下の神経が圧迫されて血行不良が起きている

また、寝ているときによくあるのが、肩から腕にかけて通っている橈骨(とうこつ)神経の圧迫です。

自分自身で腕枕をしたときに『腕が上がらない』『しびれている』症状に見舞われたことがありませんか?実は寝違えの原理も同じなので、寝る際の姿勢には十分に注意してくださいね。

2.肩こり

多くの人が寝違えたと勘違いしやすいのが、肩こりです。枕が合わないと、朝起きたときに寝違えに似たような痛みを発症するケースがあります。

さらにコリが広がると、首まで痛くなることがあります。

肩こりの女性

首の痛みの原因

枕が合わず肩こりの状態が続いている

肩こりは筋肉疲労が原因の1つで『寝違えたと思うような肩こり』は、普段とは違う負荷が首や肩にかかっている証拠です。

『夜に痛くないのに、朝起きると首が痛くなっている』などの症状があるのなら、自分に合っていない枕を使っていて寝ている間に肩こりが悪化している可能性がありますので、枕やベッドマットなど寝具類を見直してくださいね。

3.内臓が弱っている

飲み過ぎた次の日に首を寝違えたなら、内臓が弱っている可能性があります

肝臓は背中の右側神経と繋がっていて肝臓が疲れると、肩の神経が緊張し縮こまった状態になり痛みを感じます。

背中から見た肝臓の位置

背中から見た肝臓の位置

また、脂っこいものや食べ過ぎたケースでも胆嚢(たんじゅう)が弱り、今度は左の場所の痛みを引き起こす場合もあります。

首の痛みの原因

飲食で内臓が疲れているから

痛みがどちら側に出たかで内臓の弱っている所が分かります。右側なら肝臓が原因の可能性が高いですし、左側なら胃や膵臓が弱っている可能性がありますよ。

原因別!寝違えたときの解決方法

自分がどんな原因で痛みが発生したのか、心当たりは見つかりましたか?原因が分かったら、次は解決方法を紹介します

1.神経の圧迫にはストレッチ

腋窩(えきか)神経の圧迫が原因なら、首や肩のマッサージはNG。逆に神経を刺激して痛みが増す場合がありますので、圧迫されている脇下をストレッチすると痛みが楽になることがあります。

ストレッチのやり方

  1. 首が痛むほうの腕を、少しずつ後ろに引き上げる
  2. 上がる限界のところで止めて20秒キープする×2回
  3. 今度は痛むほうの腕で、腰の真後ろを触ります
  4. この姿勢を20秒キープ×2回
  5. 肩と平行に腕を上げ肘を外側に120度に開く
  6. この角度のまま、腕を後ろに倒して20秒キープする×2回

※これでも痛い場合は、脇の下を揉むなどしてマッサージしてください。

脇の下のマッサージ

ストレッチは痛い時だけではなく、生活のなかにほんの少し取り入れておくと筋肉の緊張がほぐれて快眠にもつながりますし、寝違えの予防にもなりますよ!

2.肩こりには温める

肩が凝っているのなら、温めることで寝違えの痛みはかなり軽減されます。半身浴をしたり、シャワーを肩に当てると、緊張状態が緩和されて楽になりますよ!

半身浴する女性

肩が炎症を起こしているなら注意!

炎症がある時に温めると、逆に痛みが増すので注意

普段から首や肩を冷やさないように工夫するのも必要で、ストールやマフラーなどで首肩を冷やさないようしましょう。タオルを巻いておくだけでも効果はありますよ

3.内臓が弱っているなら白湯を飲む

普段の食生活に心当たりがあって、肝臓や胆嚢(たんじゅう)が弱っていると思うなら機能を回復させるために白湯を飲んでください。弱っているときは、水分を充分に補充し内臓をウォーミングアップさせる必要があります。

白湯を飲む

白湯の効果

効率よく身体に水分補給をしてくれる

また、内臓はストレスにも敏感に反応しますので、暴飲暴食のストレスだけでなく人間関係のストレスも内臓に大きな負担をかけます。

趣味を持ったり、適度な運動をするなどストレスを溜めないように日頃から発散する必要があります。

首の寝違えが治らない時は、医療機関へ

首の寝違えは長いと1週間ほど痛みが続き、自己流で無理をして強くマッサージをすると逆に悪化する可能性があります

まずは、自分がどの原因に当てはまっているのかを考えて、焦らずゆっくりと治しましょう。

どうしても治らない時は、首の寝違えではなく他の病気が原因の場合もあります!放置をせずに医療機関に相談することも大切です。

医療機関へ相談する目安

頭痛が続く
吐き気がある
身体がダルい
我慢できない痛みが続く

これらの症状が出ていたら、無理をせず手遅れになる前に病院へ行きましょう。

  • 『無理な体制で就寝しない』
  • 『自分に合った寝具に見直す』
  • 『暴飲暴食をさけて内臓に負担をかけない』

生活習慣を見直し、健康的な毎日を目指してくださいね

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