
エステでは必ず行う「蒸しタオル美容法」をセルフで!
「蒸しタオル美容法」とは名前の通り、ほかほかに温めた蒸しタオルを使って肌を温める美容法です。エステなどでは、施術に必ず蒸しタオルを取り入れています。血行を促進し、くすみなど肌の悩みを解決してくれると大人気のホットタオルを使った美容法は、タオルと電子レンジ、または、お湯とタオルがあれば自宅でも簡単にできますよ!
「蒸しタオル美容法」はクマ・くすみ・毛穴・ハリに効果大
熱で肌を内部からしっかり温め、皮膚の血行が良くなるので目の下のクマ改善にも効果がある「ホットタオル」を用いたお手入れ方法。新陳代謝を高めるので、くすみの改善も期待できます。また、少し熱めのタオルで皮膚を温めることによって、破損した細胞を再生するヒートショックプロテインを肌の中に増やす作用が働き、ハリが出てキメの整った美肌をつくり、蒸しタオルをしてから洗顔をすると毛穴を開くので、毛穴の奥の黒ずみ汚れまでしっかり落とすことができます。
「ホットタオル」を美容法に取り入れよう!
蒸しタオルの作り方はとても簡単。まずはフェイスタオルを水に浸し、ぎゅっと絞ります。水が垂れないくらいに、しっかり絞った方が良いようです。絞ったタオルを電子レンジに入れ(そのまま入れても良いですが、気になる方はラップに包んでください)、30~60秒温めます。この時、お好みによってアロマオイルを数滴垂らしておくとリラックス効果も高まります。
蒸しタオルを顔に乗せる
「チン!」となったら、火傷しないように気をつけながら取り出し、タオルを広げて冷めないうちに顔に乗せます。出来たての蒸しタオルはとても熱いので注意が必要ですが、広げるとちょうど良い温度に冷めます。手で触ってみて「少し熱い」と感じるくらいが適していますが火傷には気をつけましょう。
蒸しタオルをちょうど良い大きさに折って顔に乗せたら、冷めるまでそのまま放置します。冬など、室温が低くて蒸しタオルがすぐ冷めてしまう場合は、タオルの上から鼻と口を避けてラップで覆うと冷めにくくなります。
蒸しタオル美容法を行なうタイミング
蒸しタオル美容法を行うと代謝が高まるので、夜のお手入れや入浴時に行うのが、おすすめです。お風呂に入りながら蒸しタオルを顔に当てると、美容効果がもっとアップしリラックス効果も高まります。
クレンジングの前 | メイク汚れが浮き上がり、落ちやすくなるのでス洗い上がりがスッキリする。 |
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クレンジング・マッサージの後 | 毛穴に溜まった皮脂や黒ずみまでキレイ浮かせて除去できるため、柔らかな肌になる。 |
基礎化粧品を使う前 | 毛穴が開くので、化粧品が浸透しやすくなる |
眼精疲労・クマが気になる時 | 血行不良が改善し、疲労やクマが軽減する |
肩こり | 血行不良が改善し、凝りをほぐす |
蒸しタオル美容法の注意点
温めたタオルは、すぐに冷めてしまうので「もっと熱くしよう」とレンジ等で熱し過ぎるのは、火傷の危険が高まります。包んだラップを剥がすときや、タオルを広げてときは、中心部の温度も高くなっているので特に注意して下さい。
また蒸しタオルを顔に当てた後は、肌がいつも以上に柔らかく・敏感になり、毛穴は開いたままなので放置すると乾燥しやすい状態です。強くこすったりせず優しいお手入れを心掛け、化粧水などで素早くしっかり水分を補給するようにしましょう。