
日焼け後のスキンケア!紫外線ダメージをなかったことにする
日焼け止めをたっぷり塗ったり、日傘や手袋でしっかり紫外線対策をしていても、紫外線はほんの少し浴びただけでも、ダメ―ジが、お肌に蓄積されています。時間が経つにつれて、シミやそばかす、シワ、たるみなどの影響が肌に表れてくるかもしれません。
そうならないために、すぐにでも始められる簡単な3つのスキンケアをお教えします。しっかりアフターケアをすれば、日焼け前の健康的な肌を取り戻すことができるはずです。
1.美白のためのスキンケア
紫外線を浴びたお肌では、肌を内側から守るためにメラニン色素がせっせと作られることから、シミやそばかすができやすい状態に。白くて美しいお肌に戻るためのスキンケアが必要です。
美白専用の基礎化粧品を使う
乾燥しやすい冬やベタつく夏など、季節に応じて化粧水や美容液の使い分けをしている人も多いはず。紫外線を浴びてしまったと感じたら、美白効果がある基礎化粧品に切り替えましょう。
肌のターンオーバーには28日ほどかかるため、美白化粧品を数か月使い続ければシミができにくくなって、紫外線の影響がリセットされます。
ビタミンを補給する
紫外線によってダメージを受けたお肌には、外からだけでなく内側からのケアも必要です。美白効果が高いことで知られるビタミンCを積極的に摂ることで、きれいなお肌を取り戻すことができます。
ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑えたり、肌の衰えの原因となる活性酸素の働きを抑制したりするほかに、コラーゲンの生成を助けてくれるのです。ただし、ビタミンCは熱に弱いので、フレッシュジュースやサラダなどで摂ることをおすすめします。
2.保湿のためのスキンケア
紫外線ダメージを受けたお肌はとても乾燥しやすいことから、放っておくとシワやたるみの原因になります。しっかり保湿をすることで、キメを整えて透明感のあるお肌を復活することができます。
ティッシュパックで潤い補給する
紫外線のダメージを受けたお肌は、保湿能力が低下してしまうのでカラカラの状態になりがちです。ここで紹介する簡単ティッシュパックによって水分を補給をしっかりして、潤いを貯め込みましょう。
用意するのは2枚重ねのティッシュペーパーと普段使っている化粧水のみ。まずはティッシュを顔に乗せて、鼻の穴あたり呼吸のための穴を開けます。あとは、上を向いた状態で化粧水をたっぷり垂らして、ティッシュ全体に行き渡ったら5分放置するだけです。
良質のたんぱく質を摂る
うるおい不足のお肌には、タンパク質を含む食べ物が、おすすめです。実は肌の弾力やハリの元になっているコラーゲンはタンパク質の一種。そのため、タンパク質が不足するとシワやたるみができやすくなってしまいます。
タンパク質は朝食で摂ることで、脂肪が燃焼されて太りにくい体になるといわれています。
タンパク質を多く含む代表的な食品といえば大豆。豆腐や納豆なら毎日でも食べられますよね。また、それ以外にも牛乳や乳製品、卵などを上手に食事に取り入れることによって、良質のタンパク質を摂ることができます。
3.肌のターンオーバーを助けるスキンケア
「寝る子は育つ」という言葉があるように、成長ホルモンを分泌したり活性酸素によって傷つけられた細胞を修復したりするなど、睡眠には疲労回復のさまざまな効果があるほか、紫外線のダメージを受けたお肌を回復する効果もあります。
睡眠のゴールデンタイムで新陳代謝をアップ
ヒトの身体は、寝ている間に組織や細胞が修復されることから、夜にいい睡眠を取ることによって肌の回復を助けてくれるのです。特に22時~2時の間は「睡眠のゴールデンタム」と呼ばれ、この時間に寝ることで美容液レベルの効果が得られるといわれています。
ヒトは体温の急激な低下によって深い眠りにつくことができることから、寝る前の入浴が、おすすめです。ただし、熱めのお湯で体温を上げすぎると、興奮状態になってなかなか寝つくことができなくなってしまうので、ぬるめのお湯にゆっくりつかってから眠りましょう。
睡眠とリラックスを助けるハーブティー
夜、なかなか眠れないときには、温かい飲物で体を温めてあげましょう。ホットミルクには睡眠を促進する効果があるといわれていますが、カロリーが気になるという人にはハーブティーが、おすすめです。
カモミールにはリラックス効果があるほか、ラベンダーには気分を落ち着かせる効果、バレリアンにはリラックス効果があります。
ハーブティーは、ハーブをポットに入れてお湯を注ぐだけ。香りを逃がさないようにふたをして、5分程度蒸らしてからいただきます。その日の気分で好きなハーブティーを選んで、体を温めてからゆっくりお休みください。