
これはイイ!栄養豊富すぎて見逃せない!甘酒の美容効果
甘酒は米麹と米を原料とした発酵食品。その歴史は古く、「日本書紀」にも登場するとか。栄養が豊富で体力回復に効果的な甘酒は、江戸時代には夏バテを防ぐための「栄養ドリンク」として飲まれていました。
甘酒には、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・葉酸・パントテン酸・ビオチンなどのビタミン類をはじめ、食物繊維・オリゴ糖やシステイン・アルギニン・グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれています。これらは栄養剤としての点滴とほぼ同じなので「飲む点滴」とも呼ばれることもあります。
甘酒の驚きの美容効果!飲むだけなんて簡単すぎる
コストパフォーマンスもよく、コンビニやスーパーで気軽に買うことができる甘酒は、栄養たっぷりで健康・美容効果に優れた効果を発揮すると、今、また注目されています。
シミ予防も期待できる!美肌効果
甘酒には、皮膚や粘膜を健康に保つ働きのあるビタミンB2が多く含まれているので、皮膚機能を活性化させる効果が期待できます。また、甘酒の原料である麹には、美肌成分のコウジ酸が含まれています。コウジ酸には、シミの原因となる過剰なメラニンの生成を抑えてシミやくすみを防ぐ効果があるのです。
甘酒に含まれるビタミンB2やB6が、お肌を保湿してハリと弾力を取り戻してくれるので、飲むだけでなく、スキンケアとしてお肌に直接塗ることでも美肌効果が得られると言われています。
美しい人にも大好評!美髪効果
ビタミンの一種、ビオチンには皮膚や髪の毛を美しく健康に保つ働きがあります。ビオチンは美肌・美髪に必要なコラーゲンの生成にも関係が深いので、女性にとっては積極的に摂りたい栄養素の一つです。
また、コウジ酸にも頭皮を若返らせて美しい髪をつくる効果があると言われています。美肌に効く栄養素がたっぷりの甘酒に準ミス日本やキャスター・タレントなど「美に敏感な女性達」は既に注目していて甘酒を愛飲しているようですよ。
脂質の代謝促進!ダイエット効果
米と麹から作られる「麹甘酒」は、100gで81キロカロリーと低カロリーです。つぶつぶとした食感で食べ応えがあるだけでなく、甘酒に含まれるブドウ糖が血糖値をすばやく上昇させ満腹感を得やすくします。
また甘酒には脂質の代謝を促進するビタミンB群が豊富に含まれているので、脂肪が燃焼しやすくなる効果もあります。
スッキリ&きれい!便秘を改善する効果
甘酒には麹由来の食物繊維やオリゴ糖が含まれていて、腸内環境を整えて腸の働きを良くする効果があり便秘が解消されます。便秘が解消されるとポッコリお腹もスッキリとして、さらには吹き出物の予防や改善にもなり、肌にとってもダイエットにとっても良いことずくめですね。
甘酒のレシピ
缶に入ったタイプの甘酒よりもコストを抑えて、常飲できるようにストックしておきたいなら、自分で甘酒を作ってしまいましょう!作り方はとても簡単。
甘酒の作り方
米と麹が原料のノンアルコール甘酒です。炊飯器で簡単・手軽に作れます。砂糖を加えないので自然な甘みで、低カロリーですよ。
材料 | 分量 |
---|---|
お米 | 1合 |
水 | 炊飯器2.5合のメモリまで |
麹 | 200グラム |
1.米を洗って2.5合のメモリまで水を入れ、1時間以上、浸してから炊飯スイッチを入れて柔らかめのお粥を炊く。
2.麹をバラバラにほぐし、60度くらいにまで冷ましておく。
3.炊きあがったお粥と麹をよく混ぜ合わせる。
4.お粥の表面を押さえて表面をならしたら、炊飯器の保温モードで55~60度を保ちながら、6~7時間発酵させる。この時、炊飯器の蓋はせずにタオルなどをかけておきます。
5.途中で何度かかき混ぜて、温度が均一になるようにします。少し黄色くなって、甘みが出てきたら甘酒の完成です。
甘酒はタッパーなどに入れて、冷蔵庫で2週間程度保存できます。飲む時には小鍋に移して水を加え、温めて飲んでくださいね。
もうひとつの甘酒レシピと甘酒の飲み方
甘酒には発酵による独特の風味があります。苦手な人は、生姜を少し加えると飲みやすくなります。また、アラフォーとは思えないくらいの美肌を持つことで有名なある女優さんも常飲していると公言し、女性の間で一気に話題になったのが「甘酒豆乳」です。
美肌の女優さんも飲んでいる「甘酒豆乳の作り方」
材料 | 分量 |
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市販の甘酒 | 130ml |
市販の無調整豆乳 | 70~130ml |
市販の甘酒130mlに無調整豆乳を70~130ml混ぜるだけ!飲む簡単な方法ですが、ふたつを合わせることでのど越しやスッキリとして、甘酒が苦手な人にも飲みやすくなります。イソフラボンが豊富な豆乳を加えることで、美肌&美容効果がもっとアップしそうですね。