乾燥肌スキンケア・正しい手入れでカサカサ肌が改善する

乾燥肌スキンケアの方法が間違っていると、肌がつっぱる、カサカサするなど、大きなストレスになることもありますよね。でも、その肌トラブルは毎日のスキンケアを見直すだけで改善できるかもしれませんよ。

乾燥肌スキンケア・正しい手入れでカサカサ肌が改善する

正しい乾燥肌スキンケアの方法

秋の終わりから冬の時期は肌が乾燥しがちですよね、最近では1年を通して乾燥肌に悩む人も増えています。こまめに保湿していても、なかなか改善しない乾燥肌って本当に厄介ですよね。

乾燥肌とは、肌の水分が少なく乾燥している状態のことです。本来ならバリアとなるはずの皮脂膜が何らかの理由で少なくなることで起こり、原因の1つとして間違ったスキンケア方法があげられます。

乾燥肌を改善するために行っているスキンケアが、逆に乾燥肌を加速させているかもしれないんです。そこで、正しい乾燥肌のスキンケア方法を「メイクの落とし方」「洗顔方法」「化粧水のつけ方」の3つに分けて紹介しますので、乾燥肌で、お悩みのみなさん、ぜひチェックして参考にしてみてくださいね。

メイクの落とし方

女性のメイクは、社会人のマナーでもあります。そのため「日焼け止め」や「化粧下地」「ファンデーション」など、いつも何かしらの化粧品が塗られていますよね。

メイクをしっかりと落とすためにはクレンジングが欠かせませんが、乾燥肌の場合、クレンジングこそが肌の状態を悪化させる原因になることが多いんです。

その理由は、肌の水分を逃がさないようにしてくれている油分を落とすためです、では乾燥肌で悩んでいる女性に適したクレンジング方法は一体、どのようなやり方があるのでしょうか?

1.クレンジング剤の選び方

洗顔クリーム

メイクをしっかりと落とすためには強い洗浄成分が必要なのは、実体験としてなんとなく分かりますよね。でも、洗浄力が強いほど「肌を乾燥から守る皮脂」や「セラミドなどの保湿成分」までも洗い流すのです。

これでは肌がカサカサするのも無理はないですよね、乾燥肌の人はできるだけマイルドな洗浄力のクレンジング剤を使いましょう。

クレンジング剤には「オイルタイプ」「シートタイプ」「クリームタイプ」などさまざまな種類のものがあります。メイクを落としやすいオイルタイプが人気ですが、乾燥肌の人におすすめのクレンジング剤は「ミルクタイプ」か「ジェル(水性)タイプ」です。

乾燥肌にオススメのクレンジング剤

・ミルクタイプ
乳液のような質感で、界面活性剤が少ない

・ジェル(水性)タイプ
油分がほとんどなく、弾力のあるジェルが汚れを吸着する

クレンジング剤を変えるだけで、肌のカサカサが改善する人も多いので、まずはクレンジング剤を見直してくださいね。

2.正しいクレンジング方法

メイクをしっかり落とそうと思うと、ついクレンジング剤をつけた手で顔をゴシゴシ洗いがちですが、強い摩擦は肌表面を傷つけて乾燥を加速させるので、円を描くように優しく馴染ませましょう。

正しいクレンジング方法

1.規定量の半分のクレンジングを手に取る
2.指の腹を使ってTゾーンにクレンジング剤を馴染ませる
3.残りのクレンジングを手に取る
4.頬、顎などのUゾーンにクレンジング剤を馴染ませる
5.軽く触れるようにメイクを落とす
6.ぬるま湯で素早くクレンジング剤を洗い流す

3.ポイントメイクの落とし方

洗顔する女性

目元や口元は、特に皮膚が薄い部分ですので、力を入れてこすると肌に大きな負担がかかり乾燥が進むだけでなく、シワやニキビなど様々な肌トラブルを引き起こすこともあります。

ですが、クレンジング剤の洗浄力を落とすと「ポイントメイク」や「ウォータープルーフのメイク」をとりきれないので、リムーバーを併用して力を入れず上手にメイクを落とししましょう。

ポイントメイクの落とし方

1.リムーバーをたっぷりとコットンに浸み込ませる
2.目元や口元に1分ほど置き、馴染ませる
3.力を入れてこすらないように、ゆっくりとコットンを動かす

※メイク残りは洗顔で落とせるので、こすらないように注意。

口紅やマスカラは製品により成分が異なります。お湯だけで落とせるタイプのものであればリムーバーを用意する必要はありませんが、とれにくい口紅やマスカラは、同じメーカーの専用リムーバーを使うと落ちやすいですよ。

正しい洗顔方法

乾燥肌にとってもっともいけないことは「摩擦」と「刺激」です。特に顏の皮膚は敏感なので、洗顔だけでも肌荒れや肌のつっぱりなどの肌トラブルにつながりやすいんです。

でも、洗顔方法を見直すだけでも肌トラブルが改善する可能性があります。さっそく正しい洗顔方法を見ていきましょう。

1.朝の洗顔は“ぬるま湯だけ”ですすぐ

洗面器

クレンジングや洗顔をすることで失われた天然保湿因子や皮脂などの「保湿成分」は、ほぼ24時間かけて修復されていますが、もっとも修復が進んでいるのは寝ている間です。

朝起きてすぐに石けんや洗顔料などを使って洗顔すると、せっかく修復された保湿成分が再び洗い流されることになります。これでは日中、無防備な肌で過ごすことになるので、肌の乾燥もどんどん進みますよね。

乾燥肌を改善するためには、修復された保湿成分をできるだけ逃さないようにすることが大切です。朝の洗顔は石けんや洗顔料を使わずに、ぬるま湯で軽くすすぐ程度にしておきましょう。

2.正しい洗顔方法

乾燥肌になっている時は、クレンジングだけでなく洗顔のときもこすりすぎないことが大切です。たっぷりの泡を肌に乗せるつもりで、優しく洗うことを意識しましょう。

正しい洗顔方法

1.手を洗う
2.ぬるま湯で顔を洗う
3.ネットなどを使って洗顔料をたっぷりと泡立てる
泡の量が少ないと摩擦刺激が強くなるので注意
4.Tゾーンを洗う
※額に泡を乗せ、こめかみまで少しずつ泡を広げる
※鼻周りはマッサージするように指の腹でクルクルと洗う
5.頬を洗う
※泡を乗せて転がすイメージで
6.目や口周りを洗う
7.ぬるま湯をつけるようにして、十分にすすぐ
※髪の生え際は泡が残りやすいので注意
8.清潔なタオルを軽く押し当てるようにして水分を取り除く
※ポンポン押し当てて、絶対に擦らない

肌を乾燥から守るために必要な皮脂は、温度が高ければ高いほど溶け出すため、お湯の温度が高すぎると、肌を守るために必要な油分まで取りのぞいて肌を乾燥させます。

ぬるま湯と言えば38℃程度が一般的ですが、乾燥肌の場合には体温よりも低い32~35を目安にすると良いでしょう。

また、汚れをしっかり落とそうとすると、どうしても時間をかけて念入りに洗いたくなるものですが、時間をかければかけるほど肌の潤いを奪うことにつながるので、できるだけ時間をかけないこともポイントです。

3.お風呂の中で洗顔する時は順番が大切

風呂に入る女性

帰宅後すぐにクレンジングと洗顔をする人もいますが、お風呂に入るときにクレンジングと洗顔をする人もいますよね。

どちらが良いとは一概には言えませんが、お風呂の中で「クレンジング」と「洗顔」をする時は、お風呂に入ってすぐに洗顔まで済ませると、肌の水分が失われるので洗う順番を意識することが大切です。

お風呂の中で洗顔する時の順序

1.メイクを落とす
2.髪を洗う
※できるだけ顏に水がかからないように注意
3.体を洗う
4.湯船に浸かる
5.出る直前に洗顔する

お風呂での習慣は人により異なるので、基本的にどの順序で洗っても問題はありません。ポイントは、メイク落としを先に済ませて洗顔は、お風呂から上がる直前にすることです。

たったこれだけで肌トラブルを予防できるので、ぜひ試してみてくださいね。

化粧水のつけ方

保湿といえば化粧水ですが、ただつけるだけでは十分な保湿効果を得られないので、肌の乾燥を改善させることはできません。

そこで、肌を乾燥から守る化粧水のつけ方を見ていきましょう。

1.洗顔後はすぐに保湿する

化粧水を顔にかける女性

洗顔後の肌は、水分が急激に失われていくので、顔を洗ったままにしておくと加速度的に肌が乾燥します。つまり、洗顔後どれだけ時間をかけずに肌を保湿できるかが大きなカギ!タオルで顏の水分を吸い取ったら、できるだけ早く化粧水などで水分を補給しましょう。

2.化粧水は手でつけるのがベスト

化粧水を肌に乗せる時って「コットンに染みこませる」のか「手でつける」のか悩みますよね、乾燥肌の状態になっている時はコットンでも肌を刺激するので、手でつけるといいでしょう。

化粧水を手でつけると、手に化粧水が浸透するため、コットンに比べると化粧水を使いすぎてしまう傾向がありますが、肌への刺激が少ないだけでなく肌の状態をしっかりと確認しながらつけることができます

コットンでは行き届かない細部にもつけることができるのでオススメですよ。

3.肌に押し込むように優しくつける

メイクを落とす女性

手でゴシゴシとこするように化粧水をつけたり、パッティングをすると肌を傷めるので、かえって肌の乾燥を進ませる原因になります。

化粧水を手に取ったら、両手をこすり合わせて指先まで伸ばし、手のひらの化粧水で額、頬、あごなどの広い部分に、指先の化粧水は、目元や口周りなど細かい部分につけていきます。この時も擦らないのがコツで化粧水を優しく押し込むようにつけましょう。

目や口周りなどの皮膚が薄い部分は、トントンと優しく置くようにつけます。この時に、指を横滑りさせたり、皮膚を伸ばしたりしながらつけると、乾燥が進むだけでなくシワの原因にもなるので注意してくださいね。

4.化粧水が乾かないうちに重ねづけをする

乾燥肌の場合は化粧水を1度つけただけでは不十分で、肌に潤いを持たせるためには最初につけた化粧水が乾ききらないうちに最低でも2回、重ねづけするのがポイント!

化粧水をつけた肌が手に吸いついてきたら、十分に水分が入った合図です。肌の乾燥が激しい場合にはなかなか手に吸いついてこないこともありますが、肌がボロボロするほど乾燥している場合には、10回、カサカサと乾燥している場合には8回、ツッパリ感がある場合には6回を目安に、少量ずつ重ねづけしましょう。

身体の内側からの乾燥肌ケアも大切

乾燥肌スキンケアの方法は、なるべく刺激を与えないケアの仕方で改善させることも出来ますが、もっと効率良く潤いをもたせたい時は、身体の内側から働きかけて体質も改善することが大切です。

乾燥肌を改善させる効果が期待できる栄養素は、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、セラミド、亜鉛、α-リノレン酸などがありますが、これらはさまざまな食材に含まれています。つまり、乾燥肌を内側から改善していくためには、好きなものばかり食べるのではなく、たくさんの食材をいただく必要があるということ。

偏った食生活は肌の乾燥を進ませるだけでなく、健康面でも美容面でも問題が生じるので、栄養バランスのとれた食生活を心がけることも忘れないようにしてくださいね。