足を細くするにはハイヒールを履かないほうが良い理由

ランウェイを歩くファッションモデルのように、超ハイヒールでもカッコよく履きこなしたいものですが通勤や通学など、街中で長時間ヒールが高すぎる靴をはいていると「美脚」を手放してしまうかも…。

足を細くするにはハイヒールを履かないほうが良い理由

え?ヒール靴って足を細くする効果なし?

華奢なピンヒールや独特のフォルムで足元の女性らしさを表現するアイテムが「ハイヒール」。いつも爪先立ちをしているような状態になるため「脚が長く見える」「足首のラインが引き締まって見える」などの美脚効果があり、「ハイヒール以外の靴は履けない」と、断言している女性もいますね。

しかし、足をスラッと見せるために履いているハイヒールが、実は「本来の足よりも太くしてしまう原因になる」ことがあります。これは女性にとって事件です!その理由を探ってみましょう。

▼ハイヒールで足が太くなる原因

無理をして10cm以上のヒールを履いている人や、ヒールの高い靴に慣れていない人の場合、きっと心あたりがあるのでは?

1.ポンプの働きをする筋肉の動きを妨げる

素足の自然な状態で人が歩くときには、足の裏全体を使って地面を蹴っています。底の柔らかいスニーカーなどを履いていても「足首」や「足の指の付け根の部分」などを動かしていることを実感できると思います。

ハイヒールの足アップ

こうした動きが、ふくらはぎなどの筋肉と連動して脚に流れている血液を循環させるポンプのような働きをします。

ハイヒールで歩くとどうなるの?

・爪先立ち状態のため足首の動きが少なくなる
・足の指も常にギュッと固定された状態になる
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※この状態が長く続くと血流やリンパ、水分を循環させるポンプ機能が低下しやすくなるため、むくみが発生して太くなってしまうのです。

2.不自然な筋肉をつけてしまう

大きすぎるなどサイズが合わない靴を選んだり、あまりヒールに慣れていない人が、足を前へと運びづらい10cm以上の高すぎるハイヒールを履いてしまうと「脱げないように」「上手く歩くように」と、ふくらはぎや足のスネなどに不自然な負荷をかけてしまい「美脚のためには鍛えないほうがよい筋肉」がついてしまい、結果的に足を太くしてしまいます。

脚に合わないハイヒールを履くと?

数日間、筋肉痛に悩まされたり、足がパンパンになった経験がありませんか?
※この状態を続けていると、左右どちらかの「ふくらはぎ」が横に張りでてしまうなど、不自然な脚のカタチを作ることも…。

▼ハイヒールが脚や体に与えるトラブル

美しい脚のカタチを保つためにハイヒールを長時間履いていると、どうしても体のあちこちに負担をかけてしまいます。健康のためにはスニーカーや幅広の靴で脚を休めてあげることも大切です。

1.外反母趾

足の指の形が変形してしまう症状が外反母趾ですね。ハイヒールは、体重が爪先にかかります。小さい靴の中に足を押し込んで体重をすべて支えることで、親指に荷重がかかり、だんだん内側の方へ曲がってきてしまうのです。

重症になると普通に歩くことにも支障がでるほどの痛みを伴うため、それをかばって歩くことで体の関節や膝などにも影響が出てきます。

2.腰痛

体を支える筋肉や足首をしっかり保つ筋肉が弱くなっていると、ハイヒールを履いた時にしっかりした美しい姿勢を保つことができません。

腰痛の女性

上体が前かがみになり、膝や腰を曲げて歩いている女性を見かけたことはありませんか?このような不自然な姿勢を続けることで、体全体の重心がずれ、腰に負担をかけることにもなるのです。

▼ハイヒールでの正しい歩き方

ハイヒールでの不自然な歩き方や長時間、しかるべき筋肉の動きを妨げてしまうことが脚のカタチに影響を及ぼすというのなら、座っているときに足首を回したり、足の指を動かして「血流やリンパの流れを促す心掛け」と「正しく歩くこと」が、ハイヒールを履いていても美しい脚のカタチをキープするためには必要です。

ハイヒールで正しく美しく歩く方法

1.膝をしっかり伸ばして、重心を内側に置いて立つ
2.そのまま膝を曲げないように、足の付け根の部分からまっすぐ伸ばしたまま足を前に出す
3.踵(かかと)から着地して、指の付け根、爪先へと重心を移動する
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※腹筋と背筋をきちんと使って上体を引き上げ、体のバランスが前後へブレないように意識してください。

このような歩き方が身につくと?

・足の筋肉疲労を軽減する
・腰、首、膝などの関節にかかる負担を軽減する
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※まずは、ヒールの低い靴で練習するのがベスト。

▼ハイヒールの正しい選び方

ハイヒールに足を入れる

靴は「22cm」などのサイズ表記だけでは、本当に自分に合っているものかは判断できません。「履いてみたら甲の部分が窮屈だった…」など、ガッカリした経験もあるのでは?

特にハイヒールはデザイン重視のものが多いので、専門店で自分の足のタイプを調べたり、いろんなタイプの靴を試着してみるのも方法です。

「足幅」「甲の高さ」を把握しておきましょう!

足の幅が狭いか広いか、甲の高さによって、同じサイズの靴でも履き心地がまったく違います。爪先はできるだけ尖っていないタイプのほうが、足の疲れが軽減されますよ。

▼ハイヒールを履いたときのフットケア

できるだけ長時間ハイヒールを履かないということが一番おすすめですが「どうしても履きたい」「仕事上、履かなければならない」という場合は、アフターケアで足が太くなったり健康を損ねるトラブルを防いでくださいね。

足のストレッチ

指先フットケア!

・靴の中でずっと固定されていた足の指をしっかり開きます。
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※足の指の間にクッションなどを挟んで血液の流れを良くすることで、一日の疲れをとってくれるアイテムが100円ショップなどでも売られています。
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【職場や外出先では?】
・トイレに行った時には必ず靴を脱いで、指の曲げ伸ばしをする。

むくみ解消フットケア!

・ハイヒールを脱いだ状態で軽くスクワットをする
・椅子に座った状態で足首をぐるぐる回す
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※むくんだふくらはぎは、伸ばしたり縮めたりすることで軽減or解消されます。

ハイヒールを履いたら「正しく歩く・疲れをとる」

プロのモデルさんのように正しい重心の置き方や体重移動、足の運び方などが身についている場合、ふくらはぎ、膝、太ももの裏側、ヒップなどに適度な負荷が加わるのでハイヒールを履くことによって美脚を作ることも可能です。

しかし、ヒール自体に不慣れな人が履くときには、美脚を目指しているなら注意が必要。「正しい歩き方」を身につけたら、サイズが大きすぎてブカブカな靴を安易に選んだり、足が疲れたまま放置せずにスラッと自慢できる脚をキープして下さいね。