
顔の吹き出物の対策は”清潔が命”
シミの原因にもなるニキビは作らないのが一番ですが、あごや額、頬など、顔にできる吹き出物は、ときに痛みも伴い見た目も悪くなるので苦痛ですね。
別名「大人ニキビ」とも呼ばれる「吹出物」は、医学的には「尋常性座瘡」といい、同じもの。
ホルモンバランスや食生活なども影響しますが、ニキビを予防するには「清潔」を保つことも大切です。
1.枕カバーを毎日取りかえる
「朝のシャワーでシャンプーする」、という人は、夜に顔を洗っても髪には汚れが残ったままです。 髪に付着したホコリや皮脂汚れなどが、枕カバーにもついてしまいます。
寝返りをすると、顔にも汚れを擦りつけることに!
「枕カバーをかえるのは面倒」という場合は、枕にハンドタオルを掛けて、毎日、取り替える方法でも吹き出物を予防する効果がありますよ。
2.寝る前に髪を洗う
朝のヘアスタイリングで、髪につけた油分を含むワックスなどのスタイリング剤を髪につけたまま寝ると、汚れと一緒に顔についてしまいます。
前髪が額にかからないようにするニキビ予防がありますね。
それと同様、髪が顔にかかるのは吹き出物対策としては避けたいこと。
「朝シャンプー派」という人は、ナイトキャップを被るなどして顔に髪が触れないようにしましょう。
3.洗顔後、顔はティッシュで拭く
「なんて贅沢な」と思われるかも知れませんが、吹出物の原因になるタオルからの雑菌の付着を防ぎます。
清潔を第一に考えると、一番、適しているのは「ティッシュ」。
一度、顔を拭いたタオルを掛けて干しても、雑菌は増えてしまい吹き出物の原因に!
4.手を拭くときもティッシュを使う
外出先やオフィスの、多くの人が共同で使う手拭き用のタオルを使うのは絶対にやめましょう。
すべての人がカンペキに雑菌を洗い落したあとに、手を拭いているとは限りません。
吹出物をつくらない目的以外に、健康のためにもおすすめ出来ません。
ハンカチも日に数回使うと濡れたままの状態で放置することになり、雑菌が繁殖します。
肌荒れや顔の吹き出物対策には、ティッシュで拭くのが清潔で安心です。
5.手で顔を触らない
顔に吹き出物をつくらないために、手をティッシュで拭くことをすすめる理由はココにあります!
「手」は、さまざまな物に触れる機会が多く、常に汚れがついてしまうから。
- 携帯電話
- パソコンのキーボード
- カバンの取っ手
- 電車のつり革
携帯電話には、便座の70倍以上もの菌がついているという実験結果が!
スマホなどに触れた手で頻繁に顔をさわると、ニキビなど肌荒れを引き起こすことが知られています。
肌荒れの原因となる汚れを顔に塗りつけているのです。
仕事で考えごとをしている時など、つい口元など顔に手をあてるクセがある人は意識して直すように気をつけて下さいね!