
スラッと美しく!指を細くする方法
書類にサインをするときや何かを受け渡すとき、ネイルのはがれや指先のささくれなどと同じくらいチェックされてしまうのが「指の太さ」。
ほっそりとしなやかで長い指は女性の憧れですが「生まれつきの骨太」「バレーボールなど指先を酷使するスポーツを長くやっていた」から仕方がないと諦めている人も多いのではないでしょうか?
でも、日頃の心掛けで理想の指に近づくことは可能なんですよ。
- 指が太くなる原因
- 指を細くするマッサージ方法
- 指を細くするテクニック
では、美しい指先を手に入れるために是非チェックして下さいね
指が太くなる原因
では、まず「指が太くなる原因」を紹介します。スポーツやもともとの骨格という理由以外に、指が太くなるのには生活習慣に大きな原因があるのです。
1.むくみ
顔やふくらはぎといったわかりやすいところだけでなく、「指先のような細いところにもむくむ」なんて聞くとビックリする人もいるでしょうね。
むくみというのは体の中の水分がうまく外に排出されず、体内に溜まってしまうために起こります。もちろんカラダには水分が必要ですが、それがうまく体内を循環できないと水分が溜まってポチャポチャした状態に。
むくみがでてしまう原因としてもっとも大きいのが「水分の摂り過ぎ」。とくに夏は暑いからと、冷たいものを飲み過ぎてしまことでむくみやすくなります。
夏のカラダはエアコンの冷たい風に長時間あたることが多い夏は、積極的に身体を温める冬にくらべて代謝が悪く、体内に余分なものを取り込みやすくなってしまうのです。
また、パソコンやデスクワークなどで「同じ姿勢」をずっと続けていると水分をカラダに巡らせる筋力が弱ってしまい、ふくらはぎや指など同じところに留まってしまうのです。
2.関節をならす
手先を使う仕事の前に、ストレッチとして両手を組み合わせ「ポキポキッ!」と関節をならしている人も多いと思いますが、ほっそり指先のためには絶対NG!
これは「関節をほぐしている」のではなく「関節の組織を傷つけている」のです。
関節部分は動きをスムーズにするために液体で覆われています。指を鳴らす人は関節をポキポキと鳴らしていると思っていますが、実はこの音は液体部分の気泡がつぶされて周りの骨などに反響している音なのです。
これを習慣としてやり続けていると、組織が傷んでしまいます。これを修復したり守ろうとする働きにより関節まわりがどんどん太く大きくなっていきます。
3.重いものを持つ
ふだんから重いものを持っていると、指の関節周りが発達して筋肉もついてしまうので、しっかり丈夫そうな太い指になってきます。荷物を運ぶというだけでなく、お皿を洗ったり何かをつかんだりするといった「指先に力を入れる仕事」をしている人も同じです。
また、腕立て伏せやけんすいなどのトレーニングをよくしている人もカラダを支えるために指先の関節や筋肉が発達していくため、指が太く見えるようになります。
パソコン作業の多い人は力を入れてキーボードを叩いていると、それだけでも太くなってしまいます。できるだけ力を入れずに軽いキータッチをするように!
4.脂肪がつく
重いものを持ってもいないし、浮腫みがあるわけでもないのに指が太くなってしまったという場合は、脂肪が指先にまでついている可能性があります。
指先のように動かすことが多いパーツには脂肪がつきにくいものなのですが、カラダ全体がぽっちゃりしている人の場合は指先にも脂肪がついている可能性があります。
このケースの疑いがあるのなら、適度な運動と食事を見直してカラダ全体のシェイプアップをはかることが大切です。
指を細くする方法
指が太くなる原因にはいろいろありましたが、実は割と簡単な方法でスッキリほっそりした指先を手に入れることができます。
1.指先マッサージ
指痩せにもっとも効果があるのが「マッサージ」。保湿クリームやマッサージオイルなどをしっかり塗ったあとに、指先をすっきりさせるマッサージを行うことですべすべのキレイな指先が実現します。
指痩せマッサージのやり方
- まずは関節を柔らかくするストレッチとして、片腕をまっすぐ前に伸ばし手のひらを上へむけて立てます。
- 上に向けて伸ばした指先をもう一方の手でつかみ、腕を伸ばしたまま指先をゆっくり自分の方へ倒します。※3秒ほど伸ばしたら、もう一方も同じようにしましょう。
- 次に、右手で左手の指を一本ずつ握っていく。力を入れ過ぎずゆっくりと10秒位かけて全体を圧迫する。
- 5本の指を全部握り終えたら右手で左手全体を、指先の方から腕へ向けて順番に包み込むように握っていきます。左手も同様に。
- 最後に、右手で左の「ひとさし指の爪」「指のつけ根」の順にマッサージする。水分やリンパ液を手首の方へ移動させるイメージ。
優しく押さえるのがポイントです。5本の指をマッサージし終わったら、指と指のまたの部分を左手の親指と人差し指を使ってゆっくり押さえます。
2.ラップでむくみ解消
ポチャポチャ指に溜まっている余分な水分をなくすことで、指先をほっそりさせましょう。やり方はカンタン!指にラップを巻いてお風呂に入るだけ。
まず、指の一本一本を指先までしっかりラップで巻きます。カラダは湯船につけたまま、お湯の蒸気を指にあてるようにしてゆっくり関節を曲げたり伸ばしたりします。
ラップを巻いた指先は湯船につけず、半身浴のように蒸気で蒸すことで水分出ていくようにするのがポイントです。カラダに汗をかいてきたらラップをとっていつものようにカラダを洗ってください。
お風呂から出たあとは指先までしっかりと保湿することを忘れずに!
3.できるだけ重いものを持たない
指を細くするためには重いものを持たないのが一番です。
そこで、日常的にできるのが「重いものを腕にのせる」という方法。今まで手で持って運んでいたものは一度腕に乗せてから運ぶようにするのです。
たとえば書類やカバンも、普段から小脇に挟んだり腕に下げて持ち歩く癖をつけるなど、指に余計な負担がかかる悪習慣を改善してくださいね。
指を細く見せる方法
指をすっきりさせるマッサージなどを続けながら、簡単に”指を細く長く見せるテクニック”も実践してみましょう。
1.大ぶりのアクセサリーで華奢みせ
女性らしさのポイントの一つが「華奢」であること。指先の太さが気になる人がほっそりした指先を演出するためには、できるだけ大ぶりのリングやブレスレットが有効。
リングであればシルバーなどの幅広でしっかりしたものや、大きい石や細工のついたものがオススメ。ブレスレットも細いものなら幾つも重ねてみたり、幅の広い存在感のあるものをつけることで手全体がほっそり見えるというメリットがあります。
2.ラウンドやオーバルタイプのネイルで、指長効果
指を長く見せる効果があるのが「ネイル」です。その中でも、どんな指の形にも合いやすいラウンド型やオーバル型の爪の形がオススメ。
太さが気になる場合でも、長さがあれば全体としてバランスが取れて見えます。きちんとしたネイルをしているだけで女性らしさや清潔感もアップし、自然と指先のしぐさも意識するようになり綺麗になってきます。
3.手の先をいつもそろえておく
指が太いといっても、実はまわりの人はそこまで気がついていません。自分以外の人が気になるのは見た目ではなく「印象」である場合が多いのです。
たとえば座っている時、ひざの上に手の指をすべて広げてのせている女性と指先をくっつけて重ねておいている女性とでは、どちらの手元が「ほっそり」して見えるでしょうか。
指の印象というのは一本一本の太さではなく、こういった仕草や手の形にも影響されるのです。ふだんから指先をそろえ、立ったり座ったりしてる状態では右手と左手を重ねておくといった工夫で、ほっそり女性らしい手元は作られていきますよ。
ほっそり指先はステキな女性の条件
女性らしさの一つのポイントが「指先」です。ふだんのケアとしぐさだけで、驚くほど印象は変わります。指は「太さ」だけではなく「印象」が大事!保湿やマッサージに加え、日焼け止めも指先までしっかり塗って色白きれいな手もとをキープしましょうね。