
セルフネイルを成功させる「マニキュアの塗り方」
せっかく、マニキュアを塗っても仕上がりに満足できないことがあり、『時間をかけたのに・・・』と、ガッカリすることが多いのもセルフネイルならではの悩み。
- キズがついてしまう
- 爪の先のマニキュアが剥がれる
- 爪の表面がデコボコしている
- ネイルの色にムラがある
すぐにネイルが剥がれたり、キズがつくなど「長持ちしない」悩みを解消できる「失敗しないマニキュアの塗り方」を紹介します。ペディキュアの塗り方にも応用できる基本的なマニキュアの塗り方です。
セルフネイルでもマニキュアをきれいに塗るコツ
ネイルを簡単にセルフネイルで完成させることが出来る「マニキュアの塗り方」です。
爪や指先の油分は落としてから塗る
マニキュアを塗る前の甘皮処理や爪の表面を整えるネイルケアやハンドケアは、キレイな指先をつくるためにも大切ですが、マニキュアを塗る直前にハンドクリームやネイルオイルなど、油分が含まれたものを塗るのは避けましょう。
ハンドクリームなどの油分が爪の表面に残っているとマニキュアを弾いてしまうため、色ムラの原因になります。マニキュアを塗る前は手を洗って油分を落とすか、一度、除光液で爪の表面を拭きとります。
就寝前、2時間以内には塗らない
速乾タイプのマニキュアであっても、就寝直前に塗るのは避けましょう。速乾タイプを薄く1回塗りする程度なら問題はありませんが、重ね塗りをした場合は表面が乾いていても中まで乾き切っていない可能性大。
セルフネイルをするときは、せめて寝る3時間程前までにネイルを済ませておくことで『朝、爪を見たら細かいキズが表面に入っていた』という失敗を防ぎます。
利き手の爪からマニキュアを塗る
無意識に動かすことが多い利き手の爪を少しでも早く乾かすためです。ネイルサロンでは乾燥スプレーや乾燥機などで早く乾かすことが出来ますが、セルフネイルをする時は途中で何かを取ったり、リモコン操作をしたりなど、どうしても利き手を動かす機会は増えてしまうので、「ネイルは利き手のツメから」を基本にしましょう。
重ね塗りをするときは1回目のマニキュアは薄く塗る
1回目のマニキュアの量が多すぎると、まず、乾くまで時間が掛ってしまいます。1回目に厚く塗り過ぎると、表面は乾いて膜が張っていても、中はまだ液体の状態。二度塗りのタイミングを間違えると、筆の摩擦が加わり塗っている最中にマニキュアが剥がれたり、爪の表面がデコボコになることがあります。
マニキュアの二度塗りは発色を良くする効果がありますが、一回目の塗りは『薄すぎるかな?』と感じるくらいでも2度目の重ね塗りでキレイに発色します。
1回のネイルで重ね塗りをするのは2回までにする
一度に3~4回の重ね塗りを行なうのは、マニキュアの層が厚くなってしまうため、少しの衝撃でネイルが乾いた後でも「キズがつきやすい」「剥がれやすい」「表面に気泡もできやすい」状態になります。
2度の重ね塗りで発色に物足りなさを感じるようであれば、日を改めて「薄く」3度目の重ね塗りをしてみましょう。
爪を一枚塗るごとに、筆にマニキュアをつけ直す
筆にたっぷりつけたマニキュアで、親指、中指と何本もの指のツメを連続して塗ってしまうと、マニキュアの分量が一定しないため『中指は濃いのに薬指は薄い』など、ネイルの仕上がりに影響します。
こうやって出来てしまった指ごとのネイルの色ムラを修正しようと、『薄い』と感じる指のツメにマニキュアを重ね塗りしてしまった経験もあるのでは?この状態では「重ね塗りは2回まで」という、キレイなネイルに仕上げる基本から外れてしまうため、マニキュアを塗るときは爪を1枚塗るごとにマニキュアを筆につけ直しましょう。