
キュッと二の腕を細くする方法
夏場に限らず、今の服って素材も形もシーズンレスタイプのものが多いのですね。二の腕丸出しのキャミソールなど、ノースリーブファッションで、お洒落したいと思っていても腕が太いことにコンプレックスを抱いている人にとっては夢のような話。
ウエストや下半身は標準的なサイズ、または痩せ型タイプであっても上腕が逞しいと「実際以上に太って見える」という悲しい事実。美しくありたい女性にとって「太い二の腕」は致命的なのです。
また身長と体重の比率から見ると、決して肥満なわけではないのに「腕だけが太い」「ウエストだけ贅肉がつく」「足だけが太い」など、人それぞれ体の部位によって抱いているコンプレックスは様々ですね。
今回は、かわいい服は着たいけど皮下脂肪がたっぷりついてタプタプに弛んだお肉は見せたくないという悩みを解消する、リラックスしながら二の腕を引き締め細くする「ヨガのポーズ」と「二の腕のたるみが目立たないトップス」を紹介します!
二の腕が引き締まるヨガのポーズ
上腕、いわゆる二の腕が太い原因は、もともと筋肉量が多い、皮下脂肪が多い、皮膚がたるんでいるなどの要因があります。ガッチガチになった筋肉をほぐし、たるんだ贅肉を引き締めるヨガに加えて、丁寧なスキンケアで二の腕の肌にもハリを与えて下さいね。
では、自宅でも簡単にできる「二の腕を細くするヨガポーズ」を紹介します。ヨガをしたことのない人でも簡単にできるポーズばかりなのでテレビを観ながらでもやってみてくださいね。
いずれも、その日の体調に合せながら朝晩5回を目安に!
手を上にあげるポーズ
- 腰の幅に両足を広げ、背筋を伸ばして立つ
- 鼻から息を吸いながら、両手をまっすぐ上に向けて伸ばす
- その状態で、深呼吸を3回する
- 元の状態に戻す
2の時は息を吸いながら、4の時は息を吐きながら行うのがポイント。
肩周りがストレッチされるので血行が良くなり、腕のむくみを解消する効果がありますよ。
上を向く犬のポーズ
- 両足を揃えて、うつ伏せになる
- 指先を伸ばし、脇を締め、両手を肩の真横に置く
- 鼻から息を吸いながら、上体を両手で支えながら起こす
- 腕を伸ばしきり、顔を上に向けて10秒キープする
- ゆっくり元の姿勢に戻す
『こんな簡単なポーズなのに腕痩せ効果があるの?』と思えるほどシンプルなカタチなのですが、やってみると二の腕に負荷が掛るのを実感できます。
たるみのないキュッとした二の腕をつくるためには、ある程度、筋肉を鍛える必要があるのですが、筋トレのように激しく苦しい腕立て伏せよりは、ずっと楽に上腕を鍛えることが可能なポーズですよ。
初めて挑戦する人は、キープ時間を5秒に短縮するなど無理をしないで下さいね。
クロコダイルのポーズ
- よつんばいになる
- ひざを少し後ろにずらし、手は肩の真下にもってくる
- 伸ばしたひじをゆっくり曲げる
- 胸とおおなかが床につかないところで体をとめ、息を吐き切る
- ゆっくり息を吸ったあと、吐きながら(2)の位置まで体を戻す
二の腕を細くするのに即効性が高く、”上を向く犬のポーズ”よりも上腕にかかる負荷が大きくなる分、短期間で引き締め効果が期待できます。
バッタのポーズ
- 両足を伸ばしたまま、うつ伏せになる
- 手を背中にまわし、腕を伸ばして手のひらを組む
- ゆっくり顔をあげて、胸を開きながら体を立てる
- 肘を伸ばしたまま、体を30秒キープし、深呼吸を3回する
手を振るときに脂肪が揺れてプルンプルンする部分を「振りそで」と言われますね。その憎っき”たるみ”が発生する上腕の後ろ側の筋肉を引き締めて細くする効果やバストアップも期待できます。
上腕だけでなくカラダ全体の裏側の筋肉を強化することができるので、ブラジャーに食い込む背中の贅肉や垂れたヒップの改善も同時に可能!
プランク・ポーズ
- 腕は肩幅に開き、ひざを立てた状態でよつんばいになる
- 片足ずつゆっくり膝をのばしていき、後頭部からかかとまでを真っすぐにする
- おしりがあがったり、おなかが下がったりしないように、「一枚の板」になったつもりでその姿勢を1分ほどキープ。ゆっくり呼吸します。
「板のポーズ」とも呼ばれているように、一枚板になった自分を真っすぐ地面に伸ばした両腕の力で支えるイメージで行なって下さい。
腕を曲げたり伸ばしたりする必要はないのですが、しっかり効き目を実感できるポーズですよ。腹筋も鍛えられるのでオススメです!
二の腕が気にならないトップス
腕の太さにコンプレックスがある女性にとっての悩みのタネは、何と言ってもトップスの服選び。可愛くてお洒落な服を発見しても二の腕の露出が多かったり、完全に二の腕が隠れる七分袖や長袖タイプでも細身のシルエットだったりすると断念するしかありません。
中にはサイズがキツイことを覚悟で購入し、少しでもゆとりを持たせるために生地を引っ張って伸ばして…、なんてことを着用前に試している女性もいるのですが、そんな涙ぐましい努力も虚しく”キツイ&見た目が悪い”という現実は変えられず、結局そのトップスはタンスの肥やしになってしまうことも…。
コンプレックスなんて気にせずに好きな服を着たモン勝ちなのですが、やはり『恥ずかしい…』という女心なんですね…、そう簡単には開き直ることができません。
では、腕の太さが気にせずにお洒落を楽しめるトップスを選びましょう。
1.ドルマンスリーブ
袖ぐりがゆったりしていて脇から手首にかけてだんだん細くなっていくタイプのトップスなので、かなり太い腕でもカバーすることが可能なドルマンスリーブ。二の腕が見えないだけでなく、ゆったりとしたシルエットで手首の辺りにストンと落ち感があるので、ほっそりした雰囲気を演出してくれます。
ただし、腕だけじゃなく体全体がぽっちゃりしている体型なら、全身にゆとりがあり過ぎるタイプの服を選びのはNG。実際より太って見えるからです。ドルマンタイプの服を選ぶ際はウエスト周りなどのボリュームは控えめに!
夏場に手首までの長袖は暑苦しいという場合は、五分袖など肘までの長さのものを選べば大丈夫です。
2.袖口に大き目のフリルのついてるタイプ
二の腕が気になる人にNGなのは、袖がぴったりと密着しちゃうジャストサイズのもの。「チビT」などコンパクトサイズの洋服を着ると、パツパツになって腕の太さが目立つので絶対に避けたいタイプですよね。
また、二の腕が太い女性にとって見た目の印象を大きく左右する「袖丈の長さ」も重要な部分。これがなかなか難しいのです。
肩から程よく袖口まで膨らみをもたせ、一見、腕の太さをカバーしてくれそうなフレンチスリーブは、残念ながら二の腕の3分の1程度の長さしかないタイプがほとんど。ふっくらしたフレンチスリーブは細い腕を強調するには効果的ですが太めの腕には合いません。
そこでオススメしたいのがフリルタイプの半袖!または、思い切って肩の辺りにフリルがほどこされたノースリーブ。
『太い腕がコンプレックスなのにノースリーブなんて無理!』と、抵抗を感じる人も多いと思いますが、肩口にふわふわの大き目フリルがついたタイプを試したことがありますか?見た目も女性らしさが際立ち、フリルが腕の太さを上手くカバーしてくれるので意外とOKなんですよ!
シフォンやレースといったエアリー感のある素材を使ったフリルなら、二の腕のたるみや太さを強調することなく視覚効果で実際より細く見せてくれるのでチャンレジしてみて下さいね。