女性の薄毛対策・老けてみえる不安を軽減するコツ

女性の薄毛対策はライフスタイルを少し変えるだけでも良い変化が期待できるんですよ。男性よりも遺伝的な影響を受けるリスクが低いので、食事内容や生活習慣の乱れが抜け毛に影響しているかも知れませんよ!

女性の薄毛対策・老けてみえる不安を軽減するコツ

若い女性でも薄毛対策は必要かも!

年齢と共に”髪の毛のハリやコシがなくなってきた”と、感じている女性も多いのではないでしょうか。それにともない、今まで見えなかった地肌が透けて見えてくるようになると『老けたイメージを与えているのではないか…?』と、女として枯れていくようで落ち込みますよね。

でも、老化だけが薄毛の要因とは限らないんですよ。ストレスが多く自律神経が乱れやすい生活をしていると若くたって抜け毛に悩まされることがあります。

頭頂部などの薄毛を自然にカバーする女性用のウィッグを販売するメーカーや専門クリニックで薄くなった頭髪や育毛の相談をしたり治療するのも方法ですが、その前に、普段の生活の中で薄毛対策を行なうことができるので、初めに”女性の薄毛の原因”を把握しておきましょう。

女性の薄毛原因

  • 血行不良、栄養不足
  • 過剰なダイエット
  • 女性ホルモンの減少
  • パーマなどによるダメージ
  • 間違った頭皮ケア
  • 遺伝

では、まだ医学的にも具体的な対策が明確になっていない「遺伝」を除いて、女性が薄毛になる原因別に適切な対策方法を紹介します。

上記のほか、病気が原因の薄毛もありますので、体調が気になる方は病院へ行かれることをお勧めします。

血行不良・栄養不足対策

マッサージをする

頭皮マッサージをする女性

血行が悪くなることで髪の毛にまで栄養が行き届かず、発毛のサイクルが乱れて薄毛になってしまいます。頭皮に栄養を運ぶのは細い毛細血管なので、簡単で優しいマッサージで血行を促進しましょう。

薄毛対策マッサージ

  • 指の腹を首のあたりに置く
  • 頭頂部へ向けてゆっくり押し上げていく
  • 次は耳上に指を置き、頭頂部へ押し上げていく

肌に強い摩擦を与えないように、ゆっくり押していくイメージで行なって下さいね。

また、カラダが温まり血液の巡りが良くなっている入浴後のマッサージが効果的です。

過剰なダイエット対策

バランスの良い食事を摂る

味噌汁と魚とほうれん草

髪の毛は体の中で”栄養が最後にまわってくるところ”と言われているので、無理なダイエットや偏った食生活の弊害が、一番、顕著に表れるのが髪の毛なのです。栄養バランスを考えた食生活にチェンジするだけで髪の毛にも良い変化が表れます。

薄毛に効く栄養素

【たんぱく質】

  • 肉、大豆、乳製品

【ビタミンB6】

  • マグロやカツオなど

【鉄分・ミネラル】

  • ひじき、レバー、しじみ、ほうれん草など

”髪の毛はたんぱく質から作られている”ので肉や卵ばかり食べればいいのかというと、そうではありません。

ビタミンが不足しているとたんぱく質が充分に吸収されないので、食事を抜いたり、野菜ばかり食べていると栄養が偏り、健康な髪の毛を作ることができなくなります。髪の毛の育成にはたんぱく質やミネラル、ビタミン類が不可欠。しっかりと食べることが髪を育てるためにはとても大切です。

間違った頭皮ケア対策

ドライヤーの使い方を工夫する

ドライヤーで髪を乾かす女性

髪の毛にハリやコシがなく全体的にペタッとしてボリュームがなく地肌が目立つ場合は、シャンプー後の乾かし方を工夫して”髪の根元を立ち上げるだけ”で、若々しいイメージが復活します。

髪がふんわり・ドライヤーの使い方

  • 片手で髪の毛を根元から持ちあげる
  • もう一方の手でドライヤーを持ち、こまめに動かしながら髪の根元に風をあてる。(近づけすぎないこと)
  • 軽く乾いてきたら、頭を下にして髪全体に空気を含ませるように風をあてる

髪の毛をセットするときに、たまに”つむじ”の位置を変えるだけでふんわり感がアップしますよ。

女性ホルモンの減少対策

生涯で分泌される女性ホルモン(エストロゲン)の量は、僅かティースプーン1杯程度と驚きの事実があるのですが、当然のことながら年齢を重ねると共に分泌量は減っていきます。

環境の変化、出産後、更年期などで髪の成長を促進する女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に減少することにより抜け毛や薄毛に悩まされる女性も多いように、ホルモンと薄毛には密接な関係があるのです。その進行を遅らせるためにも、日々の生活で気をつけるべきことがあります。

質の良い睡眠をとる

眠る猫

成長ホルモンや女性ホルモンなどの「ホルモン」は、夜、眠っている間に分泌されます。このホルモンによって、日中に受けたダメージや細胞などが修復されていくのです。よく言われるのが22時~午前2時までのゴールデンタイムに睡眠をしっかりとる、ということです。

しかし、現代女性で22時に眠られる人はあまり多くないですよね。女性ホルモンは睡眠から2~3時間で分泌されるものですから、早く寝ることができない人でもこの睡眠時間はしっかり確保してください。


ただし、ただ眠れば良いということではありません。

浅いレム睡眠を何時間とっても女性ホルモン分泌の効果は期待できず、深いノンレム睡眠状態になることが大切なので、グッスリ眠るためにベッドに入る前に以下のことを実践してください。

  • 3時間前

食事を済ませておく

  • 2時間前

おフロに入ってカラダを温める

  • 1時間前

間接照明などに切り替え、携帯やテレビのブルーライトを浴びない

ベッドに入ってからは本を読んだり音楽を聴くなど交感神経が活発になるようなことはせず、静かに目を閉じる習慣をつけておきましょう。

大豆製品をたくさん摂る

薄毛が気になってきたら、豆腐や納豆などの大豆製品を多く摂るようにしましょう。大豆に含まれる大豆イソフラボンという成分が女性ホルモンと同じような構造をしているということがわかっています(注1)。

過度な食事ダイエットは薄毛を促進させる恐れがあるので、大豆製品を中心に化学調味料を使っていない食べ物を新鮮なうちに食べるようにしてください。

主な大豆製品

豆腐、納豆、ゆば、おから、がんもどき、豆乳など

カラダを冷やさないようにする

コーヒーで暖まる女性

カラダの冷えは自律神経に影響を及ぼします。女性ホルモンの分泌と自律神経には相互に関係が深いため、自律神経が乱れるとホルモンの分泌が妨げられるのです。

また、カラダの冷えには筋肉や皮膚などが冷たくなる”外側の冷え”と、カラダの内臓まで冷えてしまう”内側の冷え”の2種類あります。

”外側の冷え”を防ぐ方法

  • クーラーや扇風機の風の直撃を避ける
  • 体温の調節ができるよう、ストールや靴下を常備する

”内側の冷え”を防ぐ方法

  • 夏でも温かい飲み物を飲む
  • コーヒーや緑茶など体を冷やす飲み物の摂取を減らす
  • シャワーだけでなく湯船に浸かる

「気にしすぎない」ことが何よりの対策法

リラックスする女性

自律神経にも関わりあることですが、精神的なストレスは健康な髪の毛の育成に大きく影響します。もっとも有効なのは、髪の毛のことをあまり気にしすぎずリラックスした状態で過ごすことです。

ストレスを感じると血流の流れが悪くなり、女性ホルモンの分泌を妨げることになります。今までの対策を実践しながら、少し気楽に考えるクセを身につけましょう。


  • 薄毛はウイッグや帽子でカバーできる
  • 自分が気にしているほど周りは見ていない
  • これから髪の毛の状態が改善されるのが楽しみ

意識を変えるのはなかなか難しいですが、気にしすぎると1本髪の毛が抜けただけで過敏に反応するようになり、どんどん神経質になっていきます。『自分が気にする程、大したことないかも』と、今の状態を前向きに受け止めるようにするだけで、症状が改善される可能性は充分あるんですよ。

パーマやカラーリング対策

パーマ後は毎日トリートメントをする

パーマをした後に髪の毛が細くなってしまったと感じることがありますが、それはキューティクルが剥がれてしまうことが原因なので、しっかり保護してくれるトリートメントを毎日使うことでハリをキープして下さい。

美容師さんに相談すると、髪の毛の状態に適したトリートメントを教えてくれますよ。

カラー・パーマ剤はパッチテストをする

パーマ液

パーマやカラーリングというのは髪の毛に薬剤を塗って行うものですが、その液でアレルギー反応を起こすと地肌を痛める原因になり、髪の毛の育成に影響を与えることがあります。

自宅や初めての美容室でカラーリングやパーマを掛けるときは、薬剤を頭皮につける前に必ずパッチテストをして赤く腫れるなどの症状が出ないか確認して下さい。

パッチテストのやり方

  • 薬剤を少量ずつ混ぜてテスト液を作る
  • 腕の内側部分に塗り、上からガーゼなどを当てておく
  • 30分から1時間後に問題がなければ2日間程そのまま放置
  • 問題がなければ髪の毛に使用する

アレルギー症状というのは、その時の体調によって出てくるまでに時間差があります。トラブルを防ぐためにカラーやパーマを試す2日前には必ずパッチテストを!

ヘアカラーをヘアマニキュアに変える

カラーリングとマニキュアでは、髪に与えるダメージに差があります。カラーリングはマニキュアに比べると長く色持ちしますが「元の色を脱色して色を入れる」という性質上、毛髪自体を傷めるので、既に傷みが激しく髪の状態がよくない場合は”ヘアマニキュアやヘナ”などの毛染め剤に変えてみましょう。

ヘナ

こういった毛染めは、カラーリングと違って”髪の毛を上からコーティングすることで色をつける”ので、髪の毛の潤いなどが奪われることがなく頭皮に与える刺激も少ないので薄毛対策にオススメです。

整髪剤を使い過ぎないようにする

パーマのウエーブをハッキリ出したり、薄毛が気になる部分をスプレーで固めてボリュームアップさせるために整髪剤を多用している人は気をつけてください。

整髪剤の使い過ぎは地肌のダメージを促進させます。

頭皮を傷めない整髪剤の使い方

  • ドライヤーでしっかりセットしてから少量だけ使う
  • 地肌につかないように毛先だけに使う
  • 夜、よく泡立てたシャンプーでしっかり洗い流す

間違った頭皮ケア対策

ブラッシングで地肌を傷つけない

「ブラシなどで頭皮を叩く育毛促進方法」が推奨されていたこともありますが、これは大間違い! 傷ついた頭皮から菌が入って炎症を起こす恐れ可能性アリ

抜け毛を予防して発毛、育毛を促したいのなら頭皮にダメージを与えないように、優しく丁寧なブラッシングを心掛けて下さい。

髪の毛をブラッシングする女性

正しいブラッシング方法

  • 毛先の絡まりを優しくほぐす
  • 毛の真ん中辺りから毛先までブラッシングする
  • 最後に地肌にブラッシングが軽く当たる程度の力加減で、髪の根本から毛先に向かってブラシを通す

ドライヤーは少し離して使う

髪の毛が濡れたままの状態はよくないというのはよく知られているようですが、ドライヤーの熱も頭皮を傷めます。

早く乾かした方がダメージを防げるからと、近い距離で一気に熱風で乾かす方法は今すぐやめてください。

地肌に優しいドライヤーのかけ方

  • 送風温度は低温
  • 頭皮から離れた位置でドライヤーをかける
  • 髪の毛を手で持ち上げて、頭皮に風を送る

シャンプーは2日に1回にする

シャンプーをする女

もっとも間違いやすい頭皮ケアが「皮脂を落とすために毎日シャンプーをすること」。たしかに、地肌を清潔に保ち、毛穴を詰まらせないことは薄毛対策や美髪を作るヘアケアの基本ですが、”洗い過ぎは頭皮を傷める原因”になるのです。

健やかな頭皮をキープするためには、シャンプーは1日おきで充分なのです。これまで過剰に洗い過ぎて頭皮が乾燥しているなら、自然な脂や潤いが地肌に戻ってくるようにシャンプーの回数を見直して下さい。

頭皮に優しいヘアケア方法

  • シャンプーをしない日は、お湯や水で汚れを洗い流す
  • シャンプーをする時は、たっぷりのお湯で毛髪の汚れを流す
  • シャンプーは、よく泡立ててから地肌にのせる
  • 指の腹で優しく地肌を洗う
  • リンスは頭皮につかないようにする
  • しっかり洗い流す

自己修復力を取り戻して薄毛を改善

女性の薄毛対策には、睡眠時間や食事の改良など「積極的に取り組んだほうがよいもの」と、整髪料やドライヤー、シャンプーなど「やり過ぎず控えたほうがよいもの」があります。

女性の薄毛問題は見た目に関わることから精神的なストレスにも繋がりますが、即効性があるものではなくても、生活全体を見直していくことで自己修復力が高まってくるので少しずつ抜け毛などの改善を実感できるようになりますよ。