
唇がぷるぷるになるリップケア
リップコスメの中でもグロスやリキッドなどは潤い・ツヤ効果は抜群ですが、飲食などにより落ちたままでいると、唇が保護されず自然と乾燥が進みガサガサになっていきます。
土台となっている唇がボロボロの状態では、素敵な色のリップライナーやグロスを塗ってメイクをしてもごまかしきれず、ぽってり魅力的な”ぷるぷるリップ”にはなれません。
唇(くちびる)は皮膚ではなく粘膜だってご存知ですか?粘膜は皮膚よりもデリケートで乾燥や紫外線などの外界からの刺激に弱いので、唇は他の部分よりも十分なケアが必要なのです。
また、唇の色がくすんでいると顔色が悪く老けて見えるので、カサカサでひび割れのない状態をキープしたいですよね。
そこで、ほんのりピンク色に染まる、スッピンでも潤いと弾力があるぷるぷる唇を手に入れる方法を紹介します。
目次
魅力的な唇になれるケア方法
乾燥を防ぐために保湿をすることがリップケアの基本です。1日の終わりにはリップクリームとラップを使ってパックをして、乾燥した唇に潤いを与えるケアしてあげましょう。
ぽってりした唇が手に入るスペシャルリップケアは「ふっくらした弾力のあるセクシーなボリューム」と「ジューシーな潤い」の両方を手に入れたい女性におすすめです。
1.ラップパックで唇の乾燥を防ぐ
お風呂の中で洗顔後に行うと効果がアップします。唇パックに使うリップクリームは、色や香りの付いていない天然由来の成分のクリームを使うことがポイント!ワセリンやハチミツもおすすめですよ。
唇のラップパックのやり方
1.唇の大きさよりもやや大きめにラップを切る
2.唇の輪郭よりも大きめにリップクリームを塗る
3.唇の大きさに切ったラップを貼って5~10分パックする
2.はちみつでホットパックをする
はちみつの高い保湿効果を利用したホットパックのやり方は、はちみつとワセリンを1:1の割合で混ぜて唇に塗り、その上から小さく切ったラップを唇に貼って蒸しタオルで5分間パックするだけ!潤いたっぷりのプルンプルンの唇になります。
ラップを剥がしたら唇に残っているパックを擦らないように優しく拭き取り、仕上げにワセリンを薄く塗ってから寝てください。
3.体質に合う化粧品を使う
口紅やグロスには色素だけではなく油分や香料などの多くの物質が使われているので、人によってはアレルギーを引き起こしたり、唇がかぶれる可能性があるため、必ずパッチテストを行ってから使用して下さい。
色が気に入っていても「体質に合わないコスメの使用」は、唇が荒れる原因をつくり「ぷるぷる唇」とは遠い「ガサガサ唇」の状態になるため要注意です。口紅やグロスなどを使って、唇や周りの皮膚に異常を感じたら、すぐに使用を止めましょう。
体質に合わない可能性がある症状
・皮がボロボロはがれる
・ピリピリ感やかゆみを感じる
・赤みを帯びている、腫れている
・小さなプツプツや水ぶくれができた
「保湿用のリップはどれも成分が同じ」わけではなく、潤いに加えて色付きや色持ちを重視しているメイク用リップクリームと、医薬品としての薬用リップクリームでは、効果や配合されている成分が違います。
科学的な成分が肌に合わないケースもあるので、医療現場でも使用されている「白色ワセリン」や、天然由来の「ハチミツ」などの使用をオススメします。
4.潤い効果が高いリッププランパーを使う
唇をぽってりと肉付きよくふっくらと仕上げてくれる「リップランパー」とは、唇専用の美容液の総称で縦ジワを目立たなくする効果が期待できる優れもの!寝ている間だけではなく昼間のメイクにも使えますよ。
高級ブランドやプチプラコスメブランドでもラインナップが豊富なので、自分に合うリップランパーを探してみてくださいね。
5.鉄分やビタミンをバランスよく摂る
唇の色がキレイなピンク色をしていると健康的に見えますよね。ところが唇の色が黒かったり薄かったりすると、顔色も悪く、くすんで見えることから、唇の色はその人の顔の印象に大きな影響を与えるといえますよね。
実は「唇の色」は「血液の色」といわれていて、鉄分が不足した貧血状態では唇の血行が悪くなるため色がくすんで見えます。鉄不足にならない食生活を心掛けるほかにも、血行を促進するビタミンEもオススメです。
鉄分を多く含む食品
・牛乳
・レバー
・ひじき
・たまご
・大豆製品
ビタミンEを多く含む食品
・大根
・うなぎ
・かぼちゃ
・アーモンド
紫外線対策でリップの色素沈着を防ぐ方法
紫外線が強い季節には、お肌のUVケアはきちんとしているという人は多いかもしれませんが、唇の紫外線対策をしている人は意外と少ないもの。紫外線による色素沈着によっても、唇の色が黒ずむことがあるのです。
唇への紫外線をカットするには、UV効果のあるリップや口紅をするのが効果的。ドラッグストアなどで売っているUVカット効果のあるリップを下地にして、上にグロスや口紅を重ねてもOKです。
ですが、唇は何かを飲んだり食べたりするだけでなく、話をするときにも摩擦するためリップや口紅はとても取れやすいものです。UVカットのリップと一緒に、日傘をさしたり帽子をかぶったりすることで日光が直接唇に当たるのを防ぐことも非常に有効です。
色素沈着は紫外線だけでなく摩擦によって起こることもありますので、食事の後や口紅などを落とす際に、唇をゴシゴシ擦るのはNG。他の部分よりもデリケートな部分だということを忘れずに、刺激を与えないよう優しく接してあげましょう。
唇がぷるぷるになるマッサージをする
簡単なマッサージをして「口輪筋」と「唇」を、柔らかく揉みほぐしてあげましょう。唇の血行も良くなり、健康的なぷっくりとした唇に変わっていきますよ。
マッサージに用意するもの
・食品用の包装ラップ
・リップバーム、またはワセリン
1.上唇にリップバームまたはワセリンをたっぷりつけて、矢印に沿って指で優しくなぞる
2.下唇にリップバームまたはワセリンをたっぷりつけて、矢印に沿って同じように優しく指でなぞり、マッサージする
3.螺旋(らせん)を描くように上唇をクルクルとマッサージする
4.下唇も螺旋(らせん)を描くようにクルクルとマッサージする
5.最後に小さく切った包装用ラップを唇に貼って3~5分ほど放置する。呼吸ができるよう鼻へかからないようにしてくださいね。
日頃のケアで唇ぷるっぷる
唇は小さいパーツですが、顔の印象や魅力を左右するほどの大事なポイントでもあります。キレイな唇になるだけで、リップの発色やツヤも変わってきて、毎日ぷるぷるツヤツヤになっていく唇を鏡で見るのも楽しくなるかもしれませんね。
今まで何もしてこなかった人は、少しのケアをするだけで唇ぷるぷる効果を実感できるので試してみてくださいね。