
早めに始めたい!おでこのシワ対策
表情とシワの関係に早くから気づけた人はラッキーです。話をするときや何かを見るときなど、無意識のうちに「おでこをあげる動きが癖」になっていませんか?おでこを前髪で隠している場合はシワに気づきにくいので、自宅で前髪をアップにして動画を撮ってみるなど、定期的なチェックとケアを習慣にしましょう。
今回は、一度できてしまったら取れにくい「おでこのシワ対策」を紹介します。「喜怒哀楽が顔に出やすいね」「思いっきり笑う顔がいいね」「いつも驚いたような表情をしているね」「目が大きいね」と言われたことがある人は、今すぐ鏡で「おでこのシワ」をチェックして下さい。
怒りなどマイナスな感情はともかく、「嬉しい、楽しい、幸せ」といったプラスの気持ちは素直に表情に出したいものですが、残念ながら「眉を上げる動きが伴う表情」は、おでこのシワをつくる原因になります。
しかし、おでこのシワ対策のためとはいえ、ロボットのように無表情で生きていくのは難しいし、豊かな感情を無理に抑え込むなんてナンセンス。でも、人間の皮膚は形状記憶の人工素材とは違うので、やはり、日ごろから表情の癖には注意が必要です。
余計な額の動きや習慣になってしまった癖を抑えるエクササイズ、刻まれてしまったシワを薄く目立たなくするスキンケア方法など、今、おでこの横皺(よこじわ)に悩み解消したい人にはもちろん、まだ、ツルンと皺のない額をキープしている人も美しく若々しい状態をキープするために役立つ情報をお届けします。体験談も参考に!
下向き視線をやめて眼輪筋を鍛える
まぶたを上げて目を大きく見開くとき、目の周りにある「眼輪筋(がんりんきん)」に力が加わるのですが、下を向く癖がついてしまうと眼輪筋の筋力が弱くなり、目が開きにくくなってきます。
すると、無意識のうちに瞼(まぶた)と繋がっている「おでこの筋肉(前頭筋)」を使って弱った眼輪筋を持ち上げようとします。
眼輪筋が弱ると、眉毛を上げるときに額(ひたい)に横皺(よこじわ)ができるのと同じ動きが習慣となり、知らぬ間に額に何本もシワが刻まれていきます。
眼輪筋3分トレーニングの方法
それでは、おでこのシワ予防、シワを目立たなくするために、簡単な眼輪筋トレーニングを実践しましょう。
まぶたを開ける力が弱ることが原因でおでこにシワができるなら、眼輪筋を鍛えて、無意識のうちに瞼の自然な力で目を開けられるようになれば「額のしわは解消」できます。目をぱっちり大きく開けて、おでこのシワが取れる眼輪筋の鍛え方を紹介します。
眼輪筋の鍛え方
1.おでこを手で押さえ、しわができない様に固定する
2.おでこを固定したまま、10秒間、大きく目を開ける
3.一度目を閉じた後、また10秒間、目を開ける
4.開いて閉じるを、3分間(10~20回)繰り返す
マッサージで頭皮を柔らかくする
おでこの皮膚は頭皮と繋がっているため、頭皮が固い状態のままでは、額の皮膚を後ろに引っ張ることができません。シャンプーする時に頭皮が柔らかくなるマッサージを行いましょう。
顔の皮膚を引き上げる頭皮マッサージ
1.頭の両サイドを指先でしっかりとホールドします
2.下から上へ頭皮自体を動かすイメージでマッサージをします
3.両サイドが終わったら、後頭部も忘れずに!
しわが寄る動きをエクササイズで矯正する
現在、おでこのしわは結構深く刻まれています。目を大きく見開く癖があるので、どうしても額に横ジワができてしまうのが悩みで、以下の「エクササイズ」に挑戦中です。
シワをつくる動き矯正エクササイズ
1.おでこに片手を添える
2.おでこが上に動かないように目を見開く
3.目玉を上にあげる
このエクササイズを10回1セットで、朝・昼・寝る前の1日3回やっています。約2週間経ちましたが、少しずつ「動きの癖」は改善されています。
刻まれたシワが消えるわけではありませんが、動きが原因のシワが増えることはないと思うので今後も続けます。また、既にできてしまったシワが目立たなくなるように、保湿ケアをして弾力のある肌作りにも励んでいます。(42歳/乾燥肌)
おでこを動かさない
おでこのシワは35歳くらいから目立ってきました。それまでは、額を上に動かしたときだけシワになる状態だったのですが、段々と静止した状態でも横線が目立つようになってきたのです。
笑ったり話たりするときに無意識のうちに、おでこを上げる癖が原因なのは明らかなので、できるだけ無表情にならないように注意しながら額を持ちあげないように意識して4年目です。シワは増えていないし深くもなっていないので効果を実感しています。(41歳/混合肌)
ハリを復活させるマッサージをする
保湿効果の高いオールインワンクリームを中指で左から右に向かって、クルクルと優しく額に塗っていきます。右から左側へも同じようにマッサージします。このとき、絶対に指を肌に押しつけてシワを作らないように軽いタッチで行います。最後に手の平でオデコ全体を覆って軽く押しながら温めます。
このマッサージを続けて一年くらい経ちますが、だいぶシワが薄くなってきました。(21歳/敏感肌)
シワ伸ばしマッサージをする
おでこに薄っすらとシワができてしまったので、念入りに保湿をした後に、シワを伸ばすように上下に引っ張るマッサージをしています。
これ以上シワが深くならないように、できるだけ目を見開かないようにしたり、おでこを動かさないように意識しています。(30歳/混合肌)
額を出してシワを意識する
表情が豊かだったせいで、4歳頃にはクッキリおでこシワがありました。小さいころの写真はどれも2~3本の横ジワが写っています。ずっと、ちびまる子ちゃんのような前髪でおでこを隠す髪型にしていたのですが、社会人になってからは頻繁にカットしたくても美容室へ通う時間を確保できなくなったので、思い切ってオールバックにして後ろで1本に結んでいます。
あえて隠さず、額(ひたい)を出すヘアスタイルにしていると、ふとしたときに鏡に映る自分の顔に浮き出たシワを見ると意識できるので、これ以上、増やさないためにも前髪をアップした髪型にしていくつもりです。
現在も額のシワはくっきり!とても目立ち、はっきりいって同年代よりも「おでこ」は老けています…。
でも、ほうれい線や眉間など他の部分にシワをできると、さらに老け顔に見えてしまうので年齢肌用の保湿クリームを塗ってシワ対策は徹底しています。また、少しでも欠点(おでこのシワ)をカバーしたいのでシミ対策をするなど、美肌づくりに励むようになって約25年経ちます。(55歳/オイリー寄りの普通肌)
しわ対策は表情と保湿がポイント
口元のほうれい線や目尻と違い、「おでこ」なら横皺が刻まれてしまっても前髪で隠すことができるので、意外とケアへの意識が低くなってしまいがちですが、長く放置しているとシワはどんどん深くなり、悪い表情癖がついていると本数も増えていきます。
洗顔後にスキンケアするときは、頬や目元の保湿に重点をおきがちですが、見た目の印象を左右する「おでこ」にシワを作らない、または、既に刻まれたシワを目立たなくするために、たっぷり潤いを与えて弾力のある肌づくりを目指しましょう。