
『ネイルアートはやってるけど…』
爪のケア、サボってない?
日々、美しいお肌や髪を保つために念入りなケアをしている女性は多いですよね。
でも、ネイルアートは毎日していても、爪の隅々までしっかりケアを行っている方はあまりいらっしゃらないのでは?
素爪でも美しい状態を常にキープしている女性は魅力的。
意外にも他人からの注目が集まりやすい指先。また、サンダルを履く季節になると足の爪だって見られているので気は抜けませんよ。女性としてマニキュアやペディキュアがハゲハゲなんて絶対NG!
では、つい自慢したくなる「美爪を作るケア術」と「キレイな爪のために避けたいNG習慣5つ」をピックアップします!
マニキュアを塗らなくてもキレイな素爪になって、周囲の男性からの視線をひとり占めしちゃいましょう
1.爪の作りを知ろう!
爪と髪の毛はよく似ています。どちらも死んでしまった細胞が角質化して硬くなったものです。カルシウムだと思われがちですが、実はタンパク質の塊なのです。
髪の毛が毛根の毛母細胞で作られるように、爪は『爪母(そうぼ)』という部分で作られます。爪母はちょうど甘皮の下あたりに位置し、1日に約0.1mmのペースでせっせと爪を作り続けています。
本人の体調や季節によっても伸びる長さは異なりますが、10日で1ミリ伸びると考えるのが大体の目安といえますね。
2.爪にもトリートメントがある!
洗顔や洗髪の後、肌には保湿、髪にはコンディショナーでケアしますよね。同じように、爪にもキューティクルオイルという爪用のトリートメントがあります。
ネイルオイルのマッサージ効果!
爪の保湿
血行促進
※香り付きのオイルだとリラックス効果も!
爪も毎日トリートメントでマッサージケアしてあげることで、健康的で割れにくく、キレイな状態で育てることができます
オイルマッサージの仕方!
- オイルを甘皮部分に垂らし、軽く押してマッサージする
- 爪の横の部分にオイルをのばしながらマッサージする
- 爪の全体にオイルを伸ばす
※特に、爪母が下に隠れている甘皮部分と、ささくれのできやすい爪の横部分は念入りに保湿を!
また、爪と一緒にハンドマッサージも行うと、より血行がアップしますよ◎
3.綺麗なネイルを作る食生活!
一生懸命トリートメントやマッサージをしても、内側から栄養を取らなければ、その効果も半減してしまいます。
『なんだか爪に元気がない…』そんなときには、毎日の食生活を見直してみることも大切ですよ
美爪にかかせない食材は?
たんぱく質
⇒ 大豆製品、肉類、卵、乳製品など
亜鉛
⇒ レバー、牡蠣、卵黄、大豆製品など
ビタミンB2
⇒ ほうれん草、りんご、ニンジン、サバ、イワシなど
爪に良くない食生活は?
ビタミンAの過剰摂取(サプリメントでの摂取)
野菜ばかりの食事
白砂糖たっぷりなスイーツの過剰摂取
糖分に変化しやすい炭水化物(白米、パスタなど)
爪と髪の毛は同じタンパク質でできています。爪に良い食事をすれば、同時にキレイな美髪もゲットできますよ
4.爪のためにやめたいNG行動!
日常生活で当たり前のように行っている習慣、もしかしたら爪によくないかも?ご紹介する5つのNG行動に心当たりがあるなら、即やめるのが正解ですよ!
1.ゴム手袋を履かずに水仕事
爪だけではなく、手の潤いまでも奪ってしまう洗剤。面倒だからとゴム手袋をせずに水仕事をしてしまいがちですが、刺激の強い洗剤は、手や美爪のためには絶対良くありません。
洗剤の刺激から保護した方がネイルの持ちがよくなるので、ネイルをしている場合も同様に、水仕事をする際にはしっかり手袋をはめるよう心がけて。
2.甘皮処理のし過ぎ
甘皮の役目は、新しい爪を異物や細菌から保護することと、でき上がったばかりの爪を上から押さえて平らにすること。適度に処理すると、ネイルの仕上がりがとてもキレイになります。
ただ、甘皮手入れのし過ぎは、『ひょうそ』という細菌の病気を引き起こしたり、ツヤのないガタガタの爪を作る原因に…甘皮処理は、できれば2週間に1度ペースにとどめておくのがベストです。
3.爪の角を切り過ぎる
深爪や巻き爪の原因となるのが、爪の角を切り過ぎるバイアス切りという切り方。
丸く可愛らしい爪に憧れる気持ちは理解できますが、トラブル知らずの爪にしたいのであれば、四角く切り、角を少しだけ丸くするスクエアオフに切り替えるのが理想!
引っ掛からない程度の長さに仕上げる(切りすぎると深爪に!)
爪の横端から切り始める(爪の山から切ると割れ爪に!)
以上、2つのポイントに注意してカットしましょう。
また、足の爪をバイアス切りしてしまうと、巻き爪や深爪が悪化し、歩き方にまで影響が出ることも手の爪だけではなく、足の爪もスクエアオフにするよう心がけましょう。
4.ネイル後、除光液でゴシゴシする
セルフネイル後、リムーバーでオフする際に、取れにくいからと強くこすってはいませんか?
アセトン(リムーバーに含まれる有機化合物)が入っていないものの方が爪に優しいと聞いて、ノンアセトンの除光液を選ぶ方も多いかと思いますが、ノンアセトンでも力任せにオフしては、却って爪を痛めてしまいます
オフするときの爪へのダメージを軽くするには、『落ちにくいラメ入りのネイルはアセトン入り、通常の単色ネイルはノンアセトンでオフする』など、リムーバーを使い分けることが大切ですよ
5.ジェルネイルを長期間放置する
スカルプチュアやジェルネイルの愛用者に用心してもらいたいのが、長期間ネイルを放置してしまうクセ。
湿度が高い梅雨の時期は、菌が繁殖しやすい時期。長期間の放置によりジェルと爪の間にスキマができ、そこに水分が入ることで…なんと爪にカビが生えてしまうのです!
グリーンネイルと呼ばれるこの症状を防ぐには、爪を清潔に保ち、信頼できるサロンでこまめにメンテナンスをしてもらうことが大切です。
グリーンネイルになっても痛みはありませんが、当然ながら治るまでネイルを楽しむことはできません。悪化すると爪がはがれたり変形しますので、早めに皮膚科を受診してくださいね。
毎日のお手入れが自慢できる素爪をつくる!
マニキュアなどで爪を着飾ることはあっても、なかなか意識することが少ない爪のケア。
基本的な甘皮処理やマッサージに加えて、バランスの悪い食生活、爪に悪影響を及ぼす行動を見直せば、トラブルに悩む方も必ずキレイな爪をゲットできます。
また、女性にとってネイルアートは、お洒落やファッションの一部ですが『断然何も塗らないほうが好き!』なんていう男性の声も多いのです。
ネイルアートをしなくても平気なくらいピカピカの素爪になれたら…きっと男性ウケも良くなること確実ですよ