正しい日焼け止めの塗り方・紫外線を完璧ブロックするコツ

眼から紫外線が吸収されて体内にメラニン色素を生成しちゃうなど、UV対策は気が抜けませんね。日焼け止めクリームを完璧に塗っているつもりでも、意外と間違っているんですよ。

正しい日焼け止めの塗り方・紫外線を完璧ブロックするコツ

紫外線をしっかりカットする日焼け止めの塗り方

美容や健康のためにも今や年齢や性別に関係なく、紫外線予防は欠かせないものとなり、日焼け止めクリームを落とすときはクレンジングを使うなど完璧な対策に挑んでいる小中学生がいるほどです。


毎年、SPF数値が高いものやローションタイプ、クリームタイプ、髪の紫外線カットにも使えるスプレータイプなど種類も効果もさまざまなUVケア商品がたくさん発売されていますが、どの商品も残念ながらきちんと正しく塗らなければ意味がなく、効果を期待できません。

使い方を間違えると優れた効果をまったく発揮できないため、今の塗り方に問題があることを知らないままでいると、シミ・シワ・たるみ・毛穴の開きなど肌老化の原因を蓄積させることに…。


では、紫外線を確実にカットするために、日焼け止めの正しい使い方をチェックしておきましょう。

1.肌に“潤い”を与えてから塗る

肌は乾燥してしまうと皮膚がめくれあがって、“表面に凸凹が多い状態になってしまうため、そこに日焼け止めを塗っても古い角質と一緒に落ちたり、定着せずに取れやすくなります。

顔は洗顔したあと、基礎化粧品で保湿をして、下地、日焼け止め、ファンデーションの順番で塗るので保湿をせずに塗ることはあまりないと思いますが、問題は腕や首の後ろなどのカラダ。そのままサッとUVローションを塗って終了、ということはありませんか?

まずは化粧水や乳液などでしっかり肌を潤わせてキメを整えてから日焼け止めを塗ることで、肌に塗ったクリームやローションが落ちにくくなり紫外線カット効果を長く維持できます

化粧水を塗る女性

2.ケチらず厚めに塗る

日焼け止めは顔だけでなく体全体に使うため、一度に多くの量を使いますね?だから、ついつい節約するために薄く伸ばして肌に塗っている人も多いのでは?

でもそれは、絶対にNG!量が少ないとせっかくの効果を得られません。

とはいっても、一度にたくさん塗り過ぎるとムラになったり白浮きすることがあるので、顔、首筋、デコルテなど服に覆われていない部分の見た目がどうなっているのか気になってしまいますよね。


適量の日焼け止めを正しく上手く塗るポイントは、“重ねづけ”すること。

日焼け止めを塗る女性

2~3回に分けて少量を丁寧に重ねてつけることで、キレイに塗れるだけでなく、UVクリームやローションがしっかり皮膚をカバーして紫外線カット効果を高めてくれます。また、汗をかいたり、メイク直しの際に小鼻や頬などの皮脂を取り除いたあとは塗り直してくださいね。

3.シーズン毎に新しい商品を使用する

ここ数年、環境の変化から春夏秋冬とシーズンに関係なく一年中UV対策が必要と言われているものの、涼しくなって日差しが弱まってくると油断して日焼け止めを使う機会が少なくなるためか、結局、使い切れずに残ってしまうことも少なくありません。

そこで問題なのが、去年の使い残りの日焼け止めを勿体ないからといって使うこと。

化粧品の多くは最低3年の消費期限があるとはいえ、それは“未開封の状態”でのこと。一度、封を開けて空気や指先などに触れてしまったものは品質の劣化が進み、それを肌に塗るとトラブルを招く原因になるのです。

節約精神は持つべきですが日焼け止めは直接肌に塗るものなので、シーズン毎に新しいものを購入し、できるだけ“短い期間”で使い切るようにしましょう。

4.出掛ける30分前に塗る

“日焼け止めは紫外線に当たる30分前に塗っておく”というのは、意外と知られていないルール。

出かける前にパパッと塗ればシミやシワの原因になる紫外線を防げると思っている方も多いと思いますが、その使い方では日焼け止めの効果が出る前に肌に紫外線が吸収されてしまいます。

日焼け止めはいったん塗ったら、成分が肌になじむまで30分ほど時間を置くことを忘れずに。

日焼けのケアをする女性

5.肌を露出する部分には万遍なく塗る

顔や手足など面積が広い部分は“日焼けが目立つ”ということもあり、多くの人がしっかり塗り残しがないよう注意しますよね?
でも、“細かなパーツ”や“自分では見えない部分”は塗り忘れが発生しやすいので気を付けて下さいね。

自分では見えなくても色ムラが目立ってしまったり、知らぬ間に日焼けして色が黒くなってしまうことがある、塗り残しに注意したいパーツをチェックしておきましょう。

塗り忘れやすいパーツって?


うなじ
足の甲

これらの部分のUV対策は万全ですか?特にデリケートな唇は日焼けの影響で皮がむけやすくなり、ぷるんとしたリップからは程遠い状態…休日にスッピンで屋内にいるときでも、UV効果のあるリップクリームや口紅を忘れずに塗って下さいね。

リップクリームを塗る女性

顔だけでなく、全身の紫外線ケアを心がけましょう。

6.短時間の外出時でも必ず塗る

ベランダに出て洗濯物をとり込んだり、玄関先で郵便物をチェックする数分程度の短い時間なら大丈夫だと、紫外線対策をせずに外に出てはいませんか?

確かに紫外線を浴びる1回の時間は短いのですが、そういった日常の積み重ねが蓄積すると“シミやシワなどの肌老化”をもたらす原因になるのです。

こんな環境でも紫外線は降り注いでる

曇りや雨の日
UVカット効果がある窓ガラスを使用していない室内

休日でも朝のスキンケアの中に日焼け止めを塗る習慣を取りいれてキレイで若々しい肌をキープして下さいね。

今日から日焼け止めは正しい塗り方を!

日焼けする女性

ちゃんと日焼け対策をしているハズなのに何故か焼けてしまうことで毎年悩んでいる女性は多いのですが、それは正しい日焼け止めの塗り方をしていなかったことが原因なのかも知れません。

では、間違った塗り方をおさらいしてみましょう。

  • 乾燥肌に塗っていた
  • 少量しか塗らなかった
  • 古い商品を使用していた
  • 出掛ける直前に塗っていた
  • 塗り残しが多かった
  • 短時間の外出時は油断していた

このポイントを押えておけば、「いつの間にか日焼けしていた…」なんて悲しい展開を避けることができますよ

また、より完璧な紫外線対策を目指すなら正しい日焼け止めの塗り方をすることと一緒に、外出時にサングラスをかけて目から日焼けするのを予防したり、ビタミンCを摂取して体の内側からメラニン色素の生成を抑えてシミ、そばかす、シワやくすみのない美しい白い肌作りを心がけて下さいね


最後におまけとして、できるだけ肌を休めたい休日などに負担を抑えながらUV対策をしたいという方に、日焼け止め選びのポイントをひとつ紹介します。

UVケア商品選びのコツ

UVケア用品

紫外線を吸収して肌のうえで長時間、化学反応を繰り返してUVをブロックするため肌への負担が大きいと言われている「紫外線吸収剤」が使われている商品よりも、物理的に紫外線を跳ね返す「紫外線散乱剤」を使用した商品は低刺激で肌への負担が少ないと言われています。

また、SPFの数値が高い商品は「紫外線吸収剤」を使用したものが多く、数値が低くなると「紫外線吸散乱剤」を使用した商品が多いと言われていますが、この説にすべての商品が該当するとは限りません。

実際にSPF数値が高くても「紫外線散乱剤」を使用した商品もあり、その逆パターンもあります。「紫外線防止成分」がホームページで確認できるメーカーも多いので、購入前にチェックしておくと良いですよ