
半袖になるまえに!肘の黒ずみはチェックしよう
ひじは自分で触ったり見ることが少ないので、黒ずみやゴワつきなどの状態のチェックを見落としてしまう箇所です。でも、困ったことに半袖になって露出した肘は、他人からは目につきやすい部分。どんなにおしゃれで素敵な人でも、ひじが黒ずんでいたら台無しです。一度鏡でチェックしてみましょう。
ひじの黒ずみの原因は?
ひじの黒ずみの正体は汚れではなくて「メラニン色素」です。肌は、摩擦などの刺激を受けると肌内部を守るためにメラニン色素を作り出します。メラニン色素は、もともと体の内部を守るために作られるものですが、大量に作り出されたメラニンが上手く排出されずに肌内部に留まってしまうと、黒ずみになってしまうのです。
また、刺激を与えることでひじの角質はだんだん厚く・かたくなっていきます。メラニンを含んだ古い角質が剥がれないで分厚くたまっていくことで、肘はますます黒ずんで見えるのです。
【ひじの黒ずみの原因】
- ひじをつく動作
- 衣服との摩擦
- 乾燥
肘の黒ずみを解消するためのケア方法
ひじの黒ずみに気がついたら、すぐにケア開始!
1.古い角質を取り除く
まずは古い角質を優しく取り除きましょう。スクラブの配合された洗浄剤やピーリングジェルなどを使って週に2回ほどお手入れをすると効果的です。角質は柔らかくすると剥がれやすくなるので、お風呂タイムにお手入れをするのが、おすすめです。無理にこすり取らずに、少しずつ改善していきましょう。
2.角質を落とした後は保湿する
たまった角質を取り除いた後は、しっかりと保湿をしなくてはいけません。肌は無防備な状態になっているので、水分・油分を補って守ってあげることが必要なのです。顔のケアに使った後のコットンでケアをするのも良いですし、ボディケアクリームなどを塗ってケアするのもおすすめです。
ビタミンC配合のコスメでケアを!
ビタミンCにはメラニン色素を追い出しやすくしたり、メラニン色素の黒い色を白く還元したりといった美白効果が期待できます。
肘の黒ずみを予防するために日常生活で気をつけたいこと
黒ずみを改善するためには、ひじへの刺激を避けることが大切です。体を洗う時もゴシゴシ強くこすって洗うことは避け、良く泡立てて優しく洗うようにしましょう。
ひじをつくクセにも注意が必要です。頬杖やテーブルにひじをつく、床にひじをつく、など日常のちょっとした仕草も積み重なると大きなダメージになるので気をつけましょう。