
うさぎ目のまま出かけるつもり?
泣いた後の目の腫れの治し方7つ
人生って楽しいことばかりじゃないですよね。悔しいこと、悲しいこと、つらいことなどがあると、大人でもつい涙がこぼれてしまうことがあるものです。「涙活」という言葉があるように、涙には心を落ち着ける作用があるので、思い切り泣くことはそう悪いことではありません。
しかし…問題はその翌朝。恐る恐る鏡を見ると、そこには真っ赤な腫れぼったい目をした自分の姿が…
「朝起きたら、まぶたがパンパンに腫れてた(涙)」
「このままじゃ外出できない!」
こんな経験は多くの女性が一度は体験しているハズ。そのまま職場や学校に行ったら「どうしたの?」と声をかけられ困ったとか、職場で気まずい思いをしたなんて方も多いのでは?
実は、泣いたあとのまぶたの腫れの原因の多くは「むくみ」。泣くと、涙を拭くためにゴシゴシとこすることがありますよね。でも、目の周りの皮膚はとても薄いのでゴシゴシとこすられる刺激で傷つき、毛細血管からたくさんの組織液が染み出てしまいます。これがむくみを引き起こしている理由となります。
つまり、まぶたの腫れをスッキリと解消するためには、このむくみを取り除けばいいというワケなのです
そこで今回は、少しの手間で簡単にむくみを取り除き、泣いた後の目の腫れを解消する方法7つをご紹介します。飲酒のし過ぎや塩分の摂り過ぎなどでまぶたが腫れたときにも使えるので、覚えておくと便利ですよ
1.冷やす
まぶたの腫れを抑えるためには、やはりまぶたを冷やすのが効果的!まぶたを冷やすと血管が収縮し、まぶたに溜まっている水分が流れやすくなるため、むくみが解消されて腫れがひいていくのです
方法は?
- 氷水に浸けて、軽くしぼったコットン
- 保冷剤
- 冷やしたタオル
※このいずれかを用意して、5~10分ほどまぶたの上に乗せておけばOK!
ただし冷やし過ぎは逆効果になってしまうので、保冷剤を直接まぶたに当てるのはNG。ぬるま湯で少し溶かし、ハンカチなどで包んでからまぶたに当てるのがベストですね。
また、カレースプーンを使って冷やす方法もお手軽なのでオススメです。
方法は?
- カレースプーンを氷水に浸けてよく冷やす
- スプーンの裏側の盛り上がっている部分をまぶたに当てる
- 目頭から目尻に向かってスプーンを滑らせるように20秒ほどマッサージ
カレースプーンがない場合は、大きめのスプーンで代用可能です
2.温める
まぶたの腫れは温めることでも解消することができます。温めると血流が良くなるため、まぶたに滞っていた水分が流れやすくなり、目の腫れもスッキリします
方法は?
- お風呂に入る
- シャワーを浴びる
- 蒸しタオルを当てる
- ホットマスクをする
空気に触れると一気に冷めてしまうので、電子レンジから取り出したあとの作業はスピードが命!ただ、電子レンジから取り出したホットタオルはとっても熱いのでヤケドに注意しましょう。
また、蒸しタオルが面倒な人には市販のホットアイマスクがオススメ。封を切ってアイマスクを着けるだけで簡単にまぶたを温めることができます。ゆずやラベンダー、ローズにカモミールなど香りの種類も様々なので、自分の好みの香りやアロマの効能を考えてチョイスするのも楽しいですよ
3.冷やす・温めるを交互に行う
何かと忙しい朝。できるだけ時間をかけずにまぶたの腫れを取り除きたいですよね。そんなときには、「冷やす」と「温める」を交互に繰り返す温冷法を試してみましょう。冷やすものと温めるものを用意する手間はかかりますが、交互に繰り返すことで温冷刺激により効率よくまぶたの腫れを解消できます。
方法は?
- 2~3分ほどまぶたを冷やす
- 2~3分まぶたを温める
※これを交互に繰り返す!
冷やすものと温めるものを用意するのが面倒な場合は、洗面器をふたつ用意して、一方には冷たい水、もう一方には温かいお湯を張り交互に顔をつけるだけでもOK!
温冷法は目のむくみはもちろんのこと、なかなか消えないクマにも効果アリ。また、首の後ろも温冷法にはピッタリです。顔全体の血行不良を感じている人にはぜひオススメしたい方法、ぜひお試しあれ
4.炭酸水パック
美肌効果があることで知られるのが、二酸化炭素が溶け込んだ炭酸水。この気泡には、汚れを落とす効果や毛穴引き締め効果の他、温めたときと同じ血行を促進する効果があるので、パンパンになった目のむくみを解消するのに適しているんです◎
方法は?
- 冷蔵庫で冷やした炭酸水をたっぷりコットンに含ませる
- まぶたの上に乗せて5分待つ
コットンを取り外したら、化粧水やクリームでしっかり保湿することもお忘れなく!また、むくみ取り以外にもクマ対策やたるみにも効果が期待できるので、定期的な美容法として取り入れたいトコロですね
5.ティーパックでアイパック
赤く腫れたまぶたの赤みを解消するなら、目に紅茶のティーパックを当てるのがオススメ。紅茶に含まれるタンニンが赤みを抑えてくれます。紅茶の種類は問いませんが、特にオススメなのがカモミールティー。カモミールには炎症を抑える働きがあるんです
方法は?
- 使用済みのティーパックを十分に冷ます
- 軽くしぼって水気を切る
- 10分ほどまぶたの上に乗せる
また、カモミールには安眠効果や鎮静作用もあるので、思い切り泣いたあとはカモミールティーを飲んでから寝るのもオススメ!ティーパックを捨てずに残しておけば、翌朝まぶたが腫れていた場合すぐにパックに使えるので一石二鳥ですよ
6.血行促進マッサージ
まぶたの腫れを解消するには血行を良くするマッサージもオススメです。肌への負担や刺激を減らすため、事前にアイクリームやオイルを塗って滑りを良くしておきましょう。
方法は?
- 目を閉じて目頭~まぶた~目尻を通り、指圧しながらこめかみに向かって指を移動させる
- こめかみを3秒押す(5回繰り返す)
- 目の下も目頭~下まぶた~目尻を通り、こめかみに向かって指圧する
- こめかみを3秒押す(同様に5回繰り返す)
目の周りの皮膚は薄く傷つきやすいので、あんまり強くやり過ぎると逆効果。眼球を強く押さないように注意しつつ、優しくマッサージしましょう。
7.首のぐるぐるストレッチ
首をストレッチして顏全体の血流を促進することで、目の腫れを解放する方法です。頭もスッキリするので気分転換にもオススメ!
方法は?
- 首をグルグルとゆっくり右にまわす
- 同じように左にまわす
- 首をゆっくりと前後に倒す
- ゆっくりと左右に首を倒す
顔痩せ効果アリとされる首回しはむくみに効果大◎目元をぱっちりさせる効果も期待できるので、気がついたときにグルグル回して血流を改善してあげましょう!
泣くときにもまぶたが腫れない工夫を!
実は、ただ「泣く」だけでは、それほどまぶたが腫れることはありません。つまり、まぶたを腫れさせるのは泣いているときの行いに原因があるんです。いつも自分がどんな風に泣いているかをよ~く思い出してみてください。涙をハンカチでゴシゴシ拭いたり、まぶたを強く押さえて拭いたりしていませんか?このゴシゴシ拭く、強く押さえる行動こそがまぶたをパンパンにしちゃう大きな原因なんです。
まぶたが腫れない泣き方!
こすらない
拭かない
強く押さえない
刺激が目の腫れやむくみの元となるため、できるだけ目の周りに触れないようにすること。目に溜まった涙はどうしても拭きたくなってしまうものですが、頬に伝ってきたときにティッシュやハンカチで優しく吸い取る習慣を!
泣きたい出来事があったときに、ここまで考えられるほど余裕があるケースは少ないかもしれませんが、これだけでも翌朝大きな違いを感じられます。明日も綺麗な自分でいるために、ぜひ試してみてくださいね