
赤ちゃんの離乳食ってみんな何を与えているの?
母乳で育てる時期が終わりに近づいてきたら、離乳食を食べてもらいたいですよね。
でも、離乳食ってたくさん種類があって何を食べさせてあげればいいのか迷うことがしばしばあります。大人でも食の好き嫌いがあるように、子供にもきっと好き嫌いがあるハズ。
子育て最中のママたちは、赤ちゃんにどんな離乳食を与えているのでしょうか?
- 食べさせていた種類
- 子供に与え始めた年齢
- 離乳食をあげ始めようと思ったキッカケ
ママたちが「赤ちゃんに離乳食を与えようと判断した出来事」や「食べさせていた食事」を紹介します。
1.食事の様子をじっと見つめていたから
娘が生後5か月頃から大人の食事の様子をじっと見ていたり、よだれをたくさん出すようになったため離乳食を与え始めました。
与えていた離乳食
・おかゆ
・キャベツ
・にんじん
・ほうれん草
・市販のベビーフード
主人の実家が野菜を育てていたので無農薬の採れたて野菜やお米をあげたかったため、野菜は多めに与えていましたし、市販のベビーフードを与える時も出来るだけ無添加のものを選んで与えています。
これからの成長の基礎となる赤ちゃんの体をできるだけ健康で元気に育ってほしいために、からだに良いと思われるものを選んで与えました。
1食の量をそんなに食べないので1回の調理で2~3食分作って冷凍すると、何度も調理せずにすみ、いろいろな種類の食べ物を与えることが出来て、よかったです。
離乳食を始める前は大変そうで自分にできるか心配でしたが、嬉しそうにパクパクと食べている姿を見ると、こちらもやる気が出ます♪
2.最初は、おかゆを1日1杯から
あまり早い時期に離乳食を与え始めるとアレルギー体質になりやすいと聞いていたのと、私自身がアトピー性皮膚炎を持っていたので6ヶ月を迎えてから離乳食を与え始めました。
最初はかなりゆるいおかゆをすりつぶした物を1日に1回、スプーンに1杯だけでした。その後は、おかゆの水分を減らしていき、一緒に「ニンジン、じゃがいも、サツマイモ、タマネギのすりつぶしたもの」を混ぜて量と回数を増やしていきました。
1ヶ月ほど経ってからは、和風のかなり薄めたコンブなどのダシを少しずつ足し、市販の『ご飯に混ぜるもの』『レバーが入っているもの』など、味のバラエティを増やすために利用していましたよ。
外出をする時は、そのまま与えることの出来る市販のベビーフードを月齢・食べる量に合わせて持って行ったり、和食のレストランを中心に利用していたので、そのまま食べさせることの出来る豆腐やご飯・魚などを与えていました。
3.アレルギーのある食品は3歳まで避けていた
息子が5か月に入った頃、まずは、おかゆからスタートしてニンジンやじゃがいもをすりつぶしたものや豆腐なども良く食べていました。
肌が弱くアレルギーの疑いがあったので、卵とお蕎麦は3歳くらいまで避けるようにしていましたが、圧力鍋で調理してフードプロセッサで細かくした物を小さな容器に小分けをして冷凍していたので、手間は感じませんでした。
1歳になったら、ハンバーグやカレーにひきわり納豆、麺類はうどんやソーメンを短く切って食べさせていました。
お肉は「ひき肉」を使えばシチューやトマト煮込み、麻婆豆腐など、大人の味付け前に取り分けることが出来ますし、お魚は「塩抜きしたしらす」から始めて煮魚を薄味に調理してから取り分けていました。
果物は、リンゴやバナナをすりつぶしたもの、ヨーグルトにきな粉と一緒に混ぜたデザートも良く食べていました♪
4.芋かぼちゃがアレンジしやすく便利
芋やかぼちゃを6ヶ月で離乳食を始めた頃から与えていました。
初めは煮てペーストにしたものを与えていましたが、手づかみが出来るようになるとコンソメで薄く味付けをして煮たものを気に入ってよく食べてくれました。
コンソメ以外にも、かつおだしで和風にしたり、牛乳でできるミルク煮にしたり、アレンジもしやすい食材でオススメです♪
色々な味が食べられるようにと、潰したものにニンジン、ゴマ、ほうれん草、片栗粉を入れて、ひらたくのばし細長く切ったものをトースターで焼いて、オヤツにも食べていました。
上の子は小食、下の子は大食だったので市販の離乳食だと量が余ったり足りなかったりしていたので、簡単にアレンジ出来るものを作ることが多かったです。
そのほかにお昼によく食べていたのは、簡単お好み焼きで「キャベツ、残り野菜、ひじき、桜エビ、チーズ」を入れてお好み焼きのように焼き、手づかみで食べていました。親も同じものを食べられるので作り分けしなくていい点も楽ですよ♪
5.バランスの良い食事に気をつけていた
赤ちゃんの離乳食は「かぼちゃを柔らかくミルクで煮たもの」「ほうれん草を茹でてペースト状にしてニンジンと合わせたもの」を作ったり、市販のビンに入っているペースト状の物をよく取り入れていました。
比較的なんでも食べる子供だったので楽でしたし、野菜スープは好きみたいでよく飲んでくれました。
栄養バランスを考えた上で離乳食を選び、保健師さんや栄養士さんに健診でいただいた資料に目を通したり、ネットで検索してバランスの良い食事に気をつけていましたよ。
おかげで離乳期からほぼ便秘もなく健康に育っていますし、母乳でも栄養をしっかりとれていたので補うように離乳食を作っていましたし、冷凍出来るものも何種類か手の空いた時に調理して、うどんの具材に入れればスムーズに作れます♪
離乳食開始は6ヶ月頃で、みんなの食事を食べたそうに見ていたことがキッカケです。
6.薄味で育てすぎて外出の時に苦労した
1人目の子供は手探り状態で育てていたので、離乳食も手間ひまかけて手作りをしていましたし、アレルギーの心配がない色々な食材を片っ端から茹でて柔らかくつぶして食べさせていました。
食べさせ始めた日から離乳食が大好きでミルクも拒否するほどでしたので、美味しく食べてくれることが何よりも嬉しかったです。
赤ちゃんの頃の外出時は、お湯をかければすぐ出来上がるフリーズドライのタイプを利用していて、お湯は保温できる水筒に持って行けばOKでしたし、何より温かいというのが良かったです。
離乳食を始めるのが早いと便秘や下痢の体質になることもあると聞いたことがあったので、お腹の調子が整う6ヶ月目以降から始めました。それまでは母乳・ミルクの他に白湯か麦茶くらいで、果汁すらも6ヶ月以降に初めてあげたくらいです。
すると上の子は味覚が敏感に育ったのか、3歳くらいまでは「味の濃いもの」「甘いもの」がダメで、おやつはもっぱら赤ちゃんせんべいみたいなものばかり食べるようになりました。
1歳からは市販の離乳食の味すら濃いものは受け付けず、外食で食べられるものがほとんど無かったので仕方なくランチポットに味の薄いうどんを入れて持っていたこともあります。
5歳になった今では好き嫌いすることなく何でも食べますが、子育てに慣れて神経質に育てなかった下の子よりも、かなり複雑な味覚を持っていると親ながらに感じます。
7.子供自身の味覚に合ったものを与えていた
娘に与えていた離乳食は「バナナ」「ヨーグルト」「うどん」で、1歳3ヶ月になったいまでもパクパクと美味しそうに食べています。
「バナナ」は、月齢が小さくてもお腹に負担がかからず整腸作用があることから好んで与えていましたし「ヨーグルト」も同様にお腹の調子を良くするためです。
離乳食を始めたのは生後6ヶ月の頃で、子供の日に合わせてスタートしました。
最初の1口目は嫌そうな顔をしていましたが、2口目からは不思議そうに興味津々な顔で舌の上の感触を楽しんでいたようです。
離乳食完了期に入りましたが1番好きでよく食べているのが「うどん」で、親としても手軽に作りやすく、消化も良く、味の変化もスープを変えて作りやすいので助かっています。
月齢が小さな頃は柔らかく茹でて1cm程度に小さく切ってスプーンで与えていましたが、成長するにつれて5cm程度に切ったうどんを指で掴んでパクパクと食べてくれます。
8.フリーズドライの市販品をあげていた
ほとんどが離乳食用に作られたフリーズドライのもので、飲み物に関しても授乳があったので水やお茶を与えていました。
お湯をかけるだけなので親としてとても楽で、出来上がりが細かく歯の生えていない離乳食の初期に丁度良かったですし、味も離乳食用として作られているので自分たちで作るよりも安心して食べさせることが出来ました。
我が家では、保存期間も判断材料として考えた結果、フリーズドライの商品が1番使い勝手も良かったと思っています。
生後6ヶ月頃からあげてみたのですが、子供の気が乗らなかったようなので、本格的に食べさせ始めたのは本人が食べる気になってきた8ヶ月の頃です。
特に問題なく授乳出来ていたので、離乳食もそこまで急ぐ必要もないと思っていましたし、あまり食べない時期には赤ちゃん用のソフトせんべいを機嫌が良さそうな時にあげていましたよ。
離乳食は作り置きで冷凍しておくと便利
もちろん子供が持っている食の好みや、月齢に合った食べさせ方や作り方が1番大事ですが、両親の負担も軽減させるためには「作り置きを冷凍してストックする」方法が便利です♪
少しずつ子供の好みを見分けながら、親子で育児を楽しんでくださいね♪