会話が続かない人の悩みを解消する改善策

会話が続かない人は話題をストックしておきましょう。相手が誰であれ臨機応変に対応できるので豊富なネタは役立ちます。また、話すのが苦手でも「聴く能力」を磨けば無理をしなくても会話が続くようになります。

会話が続かない人の悩みを解消する改善策

会話が続かない人の特徴と改善策

  • 初対面だとネタが思い浮かばずに話が続かない
  • 家族や親しい友人以外とは会話が続かない
  • 話しかけられても話が膨らまずに終わってしまう

好きな人とデートしているとき、友達との電話やラインなど、会話が続かないことを悩んでいて、なんとか改善しようと思っていても良い方法がわからない…。

いろいろ努力しているのに失敗の連続で誰かと会話することに恐怖心や苦手意識が募り、困っている人は少なくありません。

実は、会話が続かない人は、自分でも気づかない間にちょっとした間違いをおかしているのです。「間違い」に気づければ、会話上手になるヒントが得られます。

今回は、会話が続かない理由と改善策をまとめました。

会話が続かない人の特徴

楽しく話をしている女性達

そもそも持っている話題が少ないのも会話が続かない人にみられる共通点のひとつですが、その他にも原因があります。

会話が続かない悩みを解消する為に、まずは理由を明らかにしましょう。

沈黙を恐れすぎる

会話が続かないときに訪れる、沈黙の時間は気まずいものです。会話が続かない人の多くは、シーンとなる瞬間が怖くて「何か話そう」と焦ってしまいます。

もともと「うまく会話できない」「話が途切れてしまう」という強い苦手意識を持っていると気持ちが萎縮し、余計に言葉に詰まり会話が続かなくなる悪循環に陥ります。

相手の話をしっかり聴いていない

相手の話を聞いてない女性

会話が続かない人は、相手の話を聴いていない傾向があります。

その結果、相槌が適当になったり、話の要点を掴めず、話題を振られても共感できなくて会話が尻すぼみになります。

この状態では、「自分の話を聴いて欲しい」という相手の欲求を満たすことができないので、何となくギクシャクした空気に包まれます。

自分が投げかける話題に興味を示さない人を目の前にすると、「伝えよう」「積極的に話を聴こう」という意欲が失われてしまうので話が続かなくなります。

YesかNoで答えられる話題を振る

会話が続かない人は、相手に話しかけるときに、「今日は寒いね」「休日はでかけるの?」というように、YesかNo、または、一言で答えられる問い掛け方「クローズド クエスチョン」をする癖があります。

お互いに答えの中から共通点を見つけられないので、会話が味気ないものになり、「もっと話したい」と思えないまま、話が終わってしまうのです。

語尾を曖昧にする

会話が続かない人の中には、話すこと自体が苦手な人も含まれます。

疑問を持つ女性

苦手意識が強くなると語尾をハッキリ言えなくなるので、会話の内容があやふやになってしまいます。

  • 「感想」なのか?
  • 「意見」なのか?
  • 「疑問」なのか?
  • 「共感」して欲しいのか?否か?

語尾を曖昧にすると、話を聴いている側は「何を言っているの?」「何が言いたいの?」と内容の解釈や返答に困ってしまうので、結果として会話が続かなくなります。

自分が話すことばかり考える

会話が続かない人の中には、「話すこと自体が好きな人」も含まれるのですが、自分が話すことばかり考えていると「会話」は成立しません。相手に苦痛を与える、一方的な演説会になってしまいます。

会話はキャッチボールに喩えられますが、まさにその通り。もちろん、自分から話題を提供することも大切ですが、発信だけでは会話は続きません

相手の話を否定する

話すことが苦手なわけではないのに会話が続かないことで悩んでいる人は、相手の話を無意識に否定する傾向があります。

「いや」「でも」「だけど」「違う」といった、否定の言葉が口癖になっていませんか?

相手の話を否定する女性

誰もが自分を認めてもらいたい欲求を抱えているので、いちいち否定されると気分が悪くなります。

「もう話したくない」、「相手のことも否定して仕返ししたい」というネガティブな感情を引き出し、積極的に会話を楽しもうとする意欲を奪ってしまうので話が続かなくなってしまいます。

喧嘩腰で返答する

「今日の調子はどう?」「元気?」「今日の服、似合っているね」などと、何てことのない話題を振ってきた人に対して、「はあ?」「別に」「関係ないでしょ」と突っかかっていくような挑発的な態度と口調で返すと、その後の会話は続きません。

「拒絶された」「自分とは話したくないのだ」と感じた相手は、それ以上、話し掛けたくなくなるからです。

ぶっきらぼうな性格、恥ずかしがり屋、反抗期の子供などにみられるパターンです。

分かったフリをする

声が小さい人や滑舌が悪い人と会話していると、聴き取れなかったり、話の内容を理解できなくて混乱することがあります。

会話をしているカップル

相手の言いたい事が解らない状態で的確な返答はできません。

一度、聞き返して理解できれば良いのですが、それでも解らないときは困ります。

しかし、再度、聞き返すことを躊躇って理解できていないのに、分かったフリをすると返す言葉が見つからなくなるので、上手く話を膨らませられず会話が続かないのです。

会話が続かない人の改善策

理由が明らかになったので、次は会話が続くようになる具体的な方法をチェックしましょう。

沈黙を怖がらない

沈黙に対する恐怖心から会話が続かない人は、「沈黙は悪いこと」という先入観を捨てましょう。

確かに、無言のまま過ぎていく時間は気まずいものですが、少しの間、話しが途切れたかといって、何か重大なペナルティが課せられるわけではありません。

テレビやラジオといった「声」ありきのメディアに出演中ならば、たった数秒の沈黙でも放送事故として扱われ責任を問われますが、一般的な場面では必要以上に怖がる必要はないのです。

沈黙する女性

どんなに会話が弾んでいる場合でも、沈黙が生まれるのは当然のことです。

途切れることなく続く会話は意外と話題がマンネリ化したり、疲れてしまうものなので「会話をリフレッシュさせるための休憩時間」と沈黙への捉え方を変えてみましょう。

慣れないうちは、シーンとなったら穏やかな笑顔を向けたり、「静まり帰っちゃったね」などと、沈黙の状況自体を話題にしてみることをお勧めします。

質問には一言プラスする

「はい・いいえ」等と、ひと言で答えられるクローズド・クエスチョン形式の質問をする傾向がある人は、相手の返答をイメージして言葉の投げ掛け方を工夫しましょう。

クローズド クエスチョンは、ビジネスシーンで「質問されたことに対する答えだけが欲しい時」に適していますが、会話は続きません。

会話が続かないNGパターン

・自分:「今日は寒いですね」
・相手:「そうですね」

 「会話を掘り下げたり、膨らませたい時」には、相手の意見や要望を引き出すオープン クエスチョンを意識しましょう。

 「5W1H」=「when(いつ)where(どこで)who(誰)what(何)why(なぜ)how(どうやって)」を心掛けると会話が続きやすくなります。

暖かい飲み物を持つ女性の手

会話が続くパターン

自分1:「今日は寒いですね。私は冷え性なので、いつも以上に手足が冷たくて…」

相手:「私も冷え性なので、この時期は辛いんです。体を温めるお茶が欠かせません」

自分2:「どんなお茶ですか?飲みやすくて手頃な値段なら私も試してみたいです」

相手:「●●●という名前のお茶です。紅茶のような味で飲みやすいし、価格は40袋入りで500円もしませんよ」

自分3:「それなら私も●●●茶を試してみることにします。ドラッグストアで売っていますか?」

相手:「はい、ドラッグストアでも購入できますが、私は一袋分が無料になるので通販でまとめ買いします」

自分4:「そうですか、お得な情報を知ることができて嬉しいです。私が今日履いている靴下も温め効果抜群で冷え性対策に良いですよ。締めつけないので寒い季節は就寝時にも履いているくらいです」

相手:「寝るときにも履けるのは嬉しいですね。何というメーカーの靴下ですか?」

自分5:「●●●で……」

  「自分1」で会話をスタートさせるときに「冷え性で足が冷える」という一言をプラスしただけで、驚くほど会話が広がりやすくなります。

 この会話では「自分2」から、オープン クエスチョンを始めています。

オープン クエスチョンを繰り返していくと、会話が広がり、お互いの共通点が見つかりやすいので話が弾みます。

 相手から「はい・いいえ」で返せる形式で話し掛けられた場合は、同じように一言プラスして返答すると話を続けやすくなる効果があります。

聞き上手になる

相手の話を聴くよりも自分が話したくて堪らない人や会話に自信がない人は、次のポイントを参考にして聞き上手を目指しましょう。

聞き上手になるポイント

・オウム返しをする
・相手が使った言葉の言い方を変えて反復する
・前のめりで話を聴く
・相手の目を見て話を聴く
・相槌のバリエーションを増やす
・会話の途中で5W1Hの質問を混ぜる
・相手の気持ちに寄り添う

相手が使った言葉の言い方を変えて反復する例

相手:「スーパーでも購入できますか?」
自分:「はい、買えますよ」

談笑する人達

聞き上手になるには、相手に「あなたの話をしっかり聴いています」とアピールすることが大事です。

「話を聴いてもらいたい」「理解してもらいたい」という相手の欲求を満たす聞き上手な人の周りには、自然と人が集まります。

 聞き上手になると「話を聞いてもらいたい人」が集まってくるので、自分が話題を提供しなくても会話が続くメリットがあります。

相手の話を肯定する

実際に否定的な意見を持っていたとしても、まずは「そうですか」「わかります」「そうなんですね」などと、肯定する言葉で会話をスタートさせるのが会話を続ける基本。

日頃から「いや」「でも」「だけど」といった言葉を使って、相手の話に返答する習慣は改めましょう。

反論するつもりがなくても否定的な言葉を持ち出すと、相手に「反対された、否定された」と受け止められ、同じように拒絶されやすくなるからです。

最後までハッキリと言葉を発する

「●●して下さい」「違います」「やります」「わかりません」など、肝心な要点が含まれている語尾を明確に発音します。

  • 話しかけられているのか?
  • 独り言なのか?
  • 宣言なのか?
  • 相談なのか?
  • やるのか?
  • やらないのか?

話し手の意思を聴いている側が判断できれば、相応の答えが返ってくる可能性が高まり、話も続きやすくなります。

会話に自信がない人ほど言葉尻が曖昧になりがちですが、最後までしっかり言葉にしないと相手は反応に困り会話も続かなくなります。

分からないことは確認する

会話をしている男女

相手が何を言っているのか理解できないときは聞き返しましょう。

「ごめんなさい。よく聞き取れなかったから、もう少しゆっくり話してもらってもいいですか?」というように、相手を思いやる言葉を加えたうえで聞き返すと良いでしょう。

何度も聞き返して相手の機嫌を損ねてしまうこともありますが、分からないまま適当に話を続けていると「いい加減な人」と思われたり、失礼にあたることもあります。

会話のスキル不足は思いやりでカバー

どんな人と話をしているときに「楽しいな」「もっと話したいな」と思い話が弾むか?と問われたとき、多くの人が「話が合う人」と答えます。

つまり、会話が続かないとき、あなた自身が「相手とは話が合わない」と思っていたり、相手に「話が合う人だと思われていない」可能性があります。

  • 趣味が同じ
  • 気を遣わない
  • 境遇が似ている
  • 価値観が同じ
  • 笑うツボが同じ

上記のように、会った瞬間からフィーリングが合う人や共通点が多い人であれば会話も続きやすくなります。

しかし、自由に話し相手を選べるわけではないので、やはり臨機応変に対応できる会話テクニックを身につけておくと様々なシーンで役立ちます。

急に会話の達人になるのは難しいですが、自分だけでなく相手も楽しみ安心感を得られる雰囲気づくりや話題選びを心がけるなど、小さな思いやりでカバーできることもあります。