
適度な仕事の息抜きは作業効率が上がります
集中力を維持するためにはメリハリが重要です。1日中同じパフォーマンスを維持したまま仕事ができる人はいません。休息は集中力を回復させ仕事の効率を上げることができます。
たったの10~15分程度の息抜きでも心と体を休ませリフレッシュすることができます。自分なりのストレス解消法を身につけましょう。仕事の合間にできる息抜きの方法を紹介していきます。
息抜きとサボりの違い
日本人は真面目な人が多く、周りが熱心に仕事をしているなかで、“自分だけ休憩することは悪いこと”と考えてしまう人もいます。このピリピリとした緊張感が続くとモチベーションの低下やミスを起こしてしまうことに繋がります。
少しの息抜きは生産性を上げることが可能です。たとえ1時間の内10分を休憩に使ったとしても、残り50分間の集中力を高めて、作業効率が1.2倍以上になれば十分な成果が出ていることになります。
仕事中にできる息抜きの方法
職場や外出先で短期間の休憩をとるのにか効果的な方法を紹介します。自分にあった息抜きの方法を見つけて気分をリセットしましょう。
コーヒー・紅茶を飲む
人気の息抜きはコーヒーを飲むことです。コーヒーメーカーや自動販売機を設置している会社は多いことから、気軽にできる方法なことが人気の理由です。
また、コーヒーを淹れるためには、給湯室や室外に出る必要があります。一旦席を離れることができるので、頭が働かないときに外の空気を吸うことができます。気分転換にも最適です。
更に、コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるため、眠気を覚ます効果を得ることができます。コーヒー苦手な人は紅茶でも同様の効果があるので試してみましょう。
お菓子を食べる
飴やチョコレートなどのお菓子を食べて休憩する人も多いです。
頭を使う仕事をしていると、エネルギーが不足し脳が疲れてしまい、思考能力が低下してしまいます。お菓子を食べることで、栄養を補ってくれるブドウ糖を気軽に摂取することができます。
お菓子に含まれる糖分には、快感中枢を刺激する効果があります。この時に生成されるホルモンには、心を落ち着かせて免疫力を高める効果があります。
身体を動かす
デスクワークの人に特におすすめの方法です。長時間椅子に座ったままの態勢が続いてしまうと、体内の血流が悪くなり体の機能が低下しています。この状態ではベストパフォーマンスはできません。
席を離れてストレッチやヨガをすると、心と体をリフレッシュすることが可能です。体を動かすことで運動不足の解消にも繋がります。
外の景色を見る
屋内で仕事をしている人におすすめの方法です。太陽の光を浴びて、新鮮な空気を吸うことでリフレッシュ効果が期待できます。近所に緑のある公園があれば散歩にでかけるのもいいでしょう。
長時間オフィスでパソコンを使っていると目が疲れてきます。さらに、人口の光の影響で体内時計も正常に働かなくなってしまう危険性もあります。適度に目を休める時間をとれるように、外の風景を利用しましょう。
仮眠をとる
短い時間の睡眠は仕事の効率アップにつながります。中でも15~20分程度の睡眠は“パワーナップ(注1)”と呼ばれ、疲労感やストレスの解消効果が得られます。さらに、脳が活性化し集中力や記憶力がアップしたという実験データがあります。
ただし、20分を超える仮眠をとってしまうと、体が就寝モードになってしまい逆効果となってしまいます。タイマーで目覚ましをセットして寝すぎないように注意しましょう。
みんながやっている息抜き体験談
他の人がどのように休憩を取っているのか気になる人も多いです。自分にあった息抜きはどのようなものか探してみましょう。その答えのヒントになる“仕事の息抜きの体験談”を紹介します。
ヨガして体と心をリフレッシュしています
仕事で凝り固まった体をヨガでほぐしていくと、とても気持ち良い気分になれます。ヨガは心を落ち着かせる効果と体をリラックスさせる効果があるため、仕事の合間には最適です。
『レモン白湯』を愛飲しています
私はデスクワークなので、ある程度作業が片付いたら自宅で作ってマイボトルに入れた『レモン白湯』を飲むようにしています。精神的に落ち着き、かつ健康にも良いため職場では重宝します。しかも簡単に作ることができるので手間も入らず長続きできています。
お菓子と紅茶でエネルギーを補給しています
お菓子は多少甘めの品を前もって用意しています。ビスケット、クッキー、かりんとうは常に用意してあります。気分しだいで別のお菓子を食べるときもあります。
コーヒーは一時的に目が覚めるのですが、あとから疲れるような気がするので避けています。紅茶を飲んだほうが、身体の血行が良くなって疲労回復につながるような気がします。
1時間ごとに仕事から一旦離れます
集中力が切れるのが1時間くらいなので、きりのいいところで作業を一旦止めて違うことを考えます。席を外せるときであれば、淹れたてのコーヒーを作ります。私なりにリセットできる時間を楽しんでいます。
晴れの日は外の景色を楽しみます
天気がいい日は窓から見える山を眺めたり、庭の草をとったりしています。雨の日はお気に入りの音楽を聴きながら、コーヒーや熱いお茶を飲んで気分転換をしています。そうすることによって、気持ちがスッキリとして仕事もはかどります。
近くのカフェに行きます
会社の1階にカフェがあります。作業が一段落する毎に、アイスコーヒーかホットコーヒーを飲みに行きます。
コーヒーの香りは癒されてかなりリフレッシュできます。どうしても集中力が続かないときは午前中だけで2回行く時もあります。
3時になったら飲み物休憩をとります
自分で買ってきたドリップコーヒーを淹れたり、コンビニに飲み物を買いに行ったり、小休止を挟むことで気分転換できるようにしています。飲み物で小原を満たしつつ、糖分も摂取できるのでいいリフレッシュになります。
バックヤードで1人の時間を過ごします
接客業をしており、常に人と接しているプレッシャーがあります。全く人のいない空間で過ごすことでリフレッシュするようにしています。15分間ほどですが、気分を入れ換えることができます。
適度な息抜きで時間を有効活用しましょう
仕事時間の合間にできる息抜きの方法を紹介してきました。
休憩の取り方はいくつもありますが、大切なのは自分に合った休憩の取り方を見つけることです。無理に他の人に合わせようとせず、気持ちを入れ替えて気分をリフレッシュできることを探してみましょう。