靴磨きの方法・自宅でも簡単にできる革靴との付き合い方

靴磨きの方法は自分でもカンタンに行うことが出来ます、最初は履きにくい革靴でもキチンとお手入れすることで一生付き合える靴へと変わっていきます。ぜひお気に入りの1足を見つけてくださいね。

靴磨きの方法・自宅でも簡単にできる革靴との付き合い方

靴を磨いてピカピカにする方法

革靴は大人なら1足は持っておきたいアイテムで、履くほど自分の足に馴染み使い込んだ味わいが出てくるところが革製品のメリットですが、使い込むほどいい味が出てくる革靴でも、しっかりとメンテナンスしてあげないと汚れもたまり革製品が持つ本来の魅力が台無しになりますし勿体ないですよね。

でも『靴の磨き方って難しそう』『下手に手を加えて変に仕上がったらイヤだ』と、思っているかたも多いのですが、靴磨きの方法はコツやポイントを押さえるだけで意外と簡単に自分でメンテナンスすることができます。

そこで「靴磨きをする必要性」と「靴磨きの方法」を紹介します。

1.靴をキレイに磨く必要性

靴磨き

靴は使えば汚れるのが普通ですし『汚れているほうが味もある!』と、思われがちですが、スーツやカッチリとした服装に合わせやすい革靴が汚れているのはNGですし、ホコリなどを放置したまま履いていると、以下のデメリットが発生します。

  • 清潔感がなくなる
  • カビが生えやすくなる
  • ボロボロになりやすい
  • 革靴の寿命が短くなる

靴を磨いてキレイにするメリット

・靴が長持ちする
・発色がキレイになる
・靴の中の衛生状態を保てる

靴は大切な足を守ってくれるものですが、衛生状態が悪いと「靴が長持ちしない」ばかりか「水虫などの足の病気」にもなりかねません。

だからこそ、靴のためにもアナタのためにも手入れが必要で、毎日は出来なくても週に1回は磨いてあげましょう。

2.靴磨きに必要な道具

革靴はスニーカーとは違い水でゴシゴシ洗っていいものではありません、丁寧に扱うためにも専用の道具が必要となるのですが、基本的には以下の7点を用意しましょう。

シューキーパー

革靴の形を整えるもので木製のものが多く、つま先に入りやすいシワを伸ばして美しい形を保ってくれます。

また、木製のものは湿気を吸い取ってくれるので、正しく使用すればカビが生えるのを防いでくれる優れものです。

馬毛ブラシ

馬毛ブラシ

馬の尻尾やたてがみの毛を使ったブラシで、毛質が柔らかいので主に「汚れ・ホコリ落とし」に使われます。

豚毛ブラシ

豚の毛を使ったブラシで、毛質が堅くコシがあるので「クリームを塗りこむ」「靴を磨く」時に使われます。

ステインリムーバー

革の表面にある汚れや、浸透している古いクリームを落とすために使います、塗り広げていくと艶がなくなっていきますが、汚れが落ちている証拠ですので安心してくださいね。

乳化性のシュークリーム

乳化性のシュークリーム

ツヤ出しや革を守るために使います、乾燥やヒビ割れから靴を守り適度な油分と水分を革に与えてくれますよ。

油性のシューポリッシュ

シュークリームで綺麗にしたあと、さらに光沢を出したい時に使う油性のワックスです。黒色の靴なら「まるで鏡のように」靴の表面に自分がうつり込むほどピカピカにすることが出来ますが、頻繁に磨き込みますと革が荒れる原因にもなりますので注意してください。

クロス

靴磨き用のクロス

塗ったクリームを均一に伸ばすために使う柔らかい布です、長方形の他にもミトンの形をしているものもあり、袋状なので手が汚れにくい特徴があります。


「形を整えるもの」「汚れを落とすもの」「クリームを塗る布」など、靴を磨くための道具はたくさんありますが、使い方はどれも簡単で順番に使用すれば靴磨きの工程は終了です、3千円前後で靴磨きに必要な道具が全て入ったセットもありますのでチェックしてみてくださいね。

帰宅後にササッと表面の汚れをカンタンに落とせる「馬ブラシ」は便利なアイテムですので、1本だけでも持っておくことをオススメしますよ。

靴磨きで使うブラシ

3.靴磨きの方法

道具を揃えたら、さっそく靴を磨きましょう。

1.靴ひもを全て取り外してシューキーパーを靴の中に入れる

2.馬毛ブラシを使って靴に付着した泥やホコリをブラッシングして丁寧に取り除く
汚れが残ったままクリームを塗ると、ホコリが固める恐れがあるので、しっかりと落としてください。

3.汚れが落ちたら、クロスにステインリムーバーを米粒1粒ぐらいの量を付けて(靴には直接塗らない)円を描くように塗って汚れを落とす

4.汚れが落ちたら、クロスに乳化性のシュークリームを米粒1粒ぐらい付けて全体に塗る

5.クリームを全体に塗ったら、豚毛ブラシを使って全体に馴染ませる

6.再度、何も付けていないキレイなクロスで磨けば完了です。

革のツヤを出す方法

シューポリッシュを使って磨く

履いている時に人の目につきやすいつま先部分を「油性のシューポリッシュ」で磨きあげると、まるで新品のような惚れ惚れする艶が生まれます。

ただし、使い込んだ艶がいい人は油性のシューポリッシュではなく、乳化クリームだけで、お手入れするなど「艶アリ・ナシ」の好みによって使い分けてくださいね。

4.革靴を長持ちさせる方法

線路を歩く女性

靴は磨くだけでは美しさをキープすることができません、靴は履かずに保管している時にカビが生えたり、臭いが発生しやすいので保管方法に気を付けて下さい。

正しい革靴の保管方法

・乾燥したらシューキーパーに入れておく
・汚れがついていたら、布ですぐに拭きとる
・靴を脱いだら乾燥させてから下駄箱に入れる

下駄箱に収納する前に少し手間をかけるだけで、靴はもっと長持ちするようになります。また、革靴のソールが皮の場合は保護のラバーソールをつけておくと、靴底が減らずに使えるようになります。

出来るなら雨の日に革靴を使うのは、おススメできませんが、どうしても使いたい場合は必ず防水スプレーを使って、帰ったら乾燥を徹底して行いましょう。

革靴は手入れすることで一生付き合える

新しい革靴のうちは、履き心地も固くすぐに靴ズレして痛い思いをすることもありますが、1度アナタの足に馴染めばどれだけ歩いても疲れない靴になります。

だからこそメンテナンスをしっかりと行い一生履いていけるように手入れしましょう、ソールが剥がれたりなど、自分で手に負えなくなった時は靴屋で修理してもらう方法もあります。

何年も大切に履いていけるところが革靴の魅力でもありますので、お気に入りの1足を見つけ一生付き合ってあげてくださいね。