
部屋の湿度を下げる方法
ジメジメとする梅雨の時期や、雨の日、室内で洗濯物を干した後など、部屋の湿度が上がっている状態は、ものすごく不快ですよね。部屋が湿気っていると、過ごしにくいだけではなく、カビが生えやすくなるなどのデメリットも生じます。
一刻でも早く部屋の湿度を下げるには、一体どうすればいいのでしょうか?そこで「部屋の湿度が高いと感じた時に実践している湿度を下げる方法」を紹介します。
少しでも湿っていると思った時は、ぜひとも試して快適な時間を過ごしてくださいね。
1.窓を開けて換気をする
「ジメジメとした部屋の空気」を「外気」と入れ替えすることで、部屋の湿度を下げる効果が期待できます。
空気の入れ替えとエアコンを使っています
外出先から帰ってきたあとは、必ず部屋の窓を開けて「空気の入れ替え」を行うようにしています。お金もかからず簡単に出来るので毎回行っています。
空気の入れ替えを10分程度した後に、エアコンの除湿機能を使い湿度のコントロールをしていて、およそ20分で快適に過ごせるようになります。
空気の入れ替えをしないで、初めからエアコンを使うと除湿に時間とお金がよりかかるので気をつけています。また、観葉植物も効果があるそうなので、少し置くようにしました。
基本は「換気」をすることが重要だと思っています。
窓を開けて空気を通しています
部屋の中で湿気がこもったら、5分ほど窓を開けます。
住んでいる部屋はマンションで、玄関から縦長になっているので端と端の部屋の窓を開けて、間にあるドアも開けると、風が通るようになるので、湿度でムシムシした部屋がカラッとなります。
以前はクーラーの除湿を使っていましたが、この方法を見つけてから使わずに済むようになりました。
窓を開けて扇風機を使っています
湿度が高い時は、まず部屋のドアと窓を全開にして風の通り道を作り、扇風機をドアの前に置いて窓向きに風を送ります。
廊下から空気を吸って、窓の外へ追い出すイメージで、部屋のサイズにもよりますが「中」や「強」のほうが窓まで風が届くので良く空気が動きますよ。
20分もすれば、部屋の温度も湿度もグッと下がり、エアコンをつけ始める時にも、この方法を使ってある程度こもった空気を外へ出しておくことで早く冷えます。
家に帰ってきたらまずはエアコンを使わずに、窓を開けて高い湿度と温度を下げることで、クーラーの効きも良くなるわけですね。確かに室温30℃から25℃に下げるよりも、28℃から25℃に下げるほうがエアコンも楽ですし、電気代もかからないですよね。
2.除湿器を使う
タンスや押入れに入れておく除湿剤みたく、置いておくだけで部屋の湿度を吸収してくれる物があれば良いですよね。
除湿器を使用する
梅雨や夏の時期に湿度を下げる方法は、除湿器を使用するのが1番です、部屋の広さや築年数にもよりますが、30分ほどかけると床がサラサラになるのを実感できると思います。
除湿器がない場合は、エアコンと扇風機を併用することで、30分くらいで快適に感じることが出来ると思います。築年数の浅い住宅は、気密性が高いのでさらに時間を短縮できますよ。
除湿器や窓を開けて換気をします
雨の日や風が強すぎる日などに部屋の湿度を下げたい時は、除湿器を使っています。
ジメジメしていると感じた時に除湿器を使うと、目に見えて水が溜まっていくので「除湿されているんだな」と、分かりやすくカラッとしていくのが実感しやすいです。
また、晴れの日は、対角線上にあるドアや窓を2か所開けて空気の流れを作ることで、湿った空気が外に出て行きますので、簡単に湿度を下げることが出来ます。
除湿器があれば「梅雨」や「雨の日」などに溜まってくる室内干しの洗濯物も早く乾きますし、1台持っておいて損はないアイテムです。
3.エアコンの除湿を使う
1台あれば「冷房」「除湿」「暖房」と、何かにつけて便利なエアコンを使って除湿する方法を紹介します。
「冷房」ではなく「除湿」を使っています
エアコンの「冷房」機能ではなく「除湿」機能を使っています。
温度は26℃設定で、大体5分ほど経過すれば部屋の中は快適な湿度になります。住んでいる部屋は6畳間なので、もっと広い部屋に住んでいる人は時間がかかるかもしれません。
湿度と温度も下がるのでエアコンを使います
エアコンで除湿をかけることで、カラッと涼しく快適に過ごすことが出来ます。特に梅雨の時期や気温がそれほど高くないのに、湿度が高くて暑い時は効くのが早いです。
温度設定は26℃にしていますが、10分や15分もあれば涼しくなります。ですが、人が多いと熱気で暑くなりますし、1人だと寒く感じることがあるので調整が必要です。
除湿を使うようになってからは、冷房を使わなくなりました。
4.新聞紙で吸収する
新聞紙は、他の紙に比べて水分を含みやすい特徴がありますので「湿気とり」に使うことが出来ます。
新聞紙での湿気取りに使える場所
・靴の中
・押入れの中
・下駄箱の中
・キッチンのシンク下
ロングブーツなど、形を保っておきたい靴に合わせて新聞紙を丸めて入れることで、湿気をとってくれるのと同時に、ブーツキーパーの役割もしてくれます。入れてから3日ほどで水分を吸収しきれなくなるので、交換してあげる必要がありますよ。
5.風呂場は換気扇をかけてから開ける
部屋の湿度が上がる原因は雨などの天気だけではなく、生活の中にも潜んでいて、その中の1つとして「お風呂場の湯気」があります。
お風呂に入ったあと、換気扇を回す電気が勿体ないからといってドアを開放して、湯気を逃がしていませんか?
実は、それこそが部屋の湿度が上がるポイントなのです!お風呂から上がったあとは、窓を開けて湯気を逃がすか、換気扇を回して十分にお風呂場の水分を逃がしてから、開放するようにしましょう。
6.部屋に炭を置く
バーベキューをする時に買った木炭って、大量に買っても使いきれないことがありますよね。来年まで持ち越すとしても「湿気って上手く火がつかない」ことがあり、捨てて新しく買うことがありますよね。
でも「炭が湿気る」ということは「空気中の水分を吸収している」証拠です。実は炭には目には見えない無数の穴が開いていて、そこから空気中の水分を吸収しています。
リビングなど大きな部屋の除湿には、たくさんの量が必要になりますが、下駄箱や冷蔵庫などの「小さな空間」には、少量で効果を発揮します。さらに、消臭効果もありますので、嫌な臭いがこもりがちな場所に最適ですよね。
自分の部屋に合わせた方法がベスト
「窓の換気」「除湿器の使用」「エアコンの除湿機能」など、様々な湿度を下げる方法がありますが、自分の部屋に合った方法が1番効きます!
窓を開けて扇風機を使うだけで除湿が出来るなら経済的にも楽ですし、洗濯物を部屋干しして湿度が上がっているのなら、除湿器やエアコンを使ったほうが効率良く部屋の湿度を下げることが出来ます。
自分のライフスタイルに合った方法を探してみてくださいね。