正しいマスクの付け方!隙間があって上下逆だと効果半減!

マスクを着用すると小顔の美人に見えると評判ですが、正しく使わなければ効果は半減…。しっかりと花粉症・ウイルス・風邪対策をしたいなら、正しい付け方のコツをマスターしましょう。装着時の悩み解消法も参考に!

正しいマスクの付け方!隙間があって上下逆だと効果半減!

正しいマスクの付け方

咳やくしゃみの症状が現れて風邪やインフルエンザ等の疑いがあるときは、病原菌の飛散や周りの人への感染を防ぐためにマスクを着用するのがマナーです。

また、花粉やPM2.5などの粉塵が増えるシーズンや掃除時など埃(ほこり)が舞いやすい環境では、健康を守るためにマスクが手放せません。

近頃では女性を中心に、顔を半分以上すっぽり覆う「スッピン隠し」や肌の保湿を目的に使用する「伊達(だて)マスク」が定着し、サテン素材やビジュー付でオシャレを重視したデザイン性の高いマスクを装着する男女も増えてきました。

しかし、意外と知られていないのが「マスクの正しい付け方」。今回は、「家庭用マスクの正しい付け方」と「マスク装着時の悩みを解消する方法」を説明します。

ではさっそく、マスクの正しい着用方法をチェックしていきましょう!

1.用途に合う形状のマスクを選ぶ

マスク

「花粉を防ぎたい」「就寝時に喉の乾燥を防ぎたい」など、用途に合わせてマスクを使い分けると効果が増します。

花粉や粉塵等の侵入を防ぐのが目的なら「フィット感の高いマスク」、眠っているときに口呼吸の乾燥から喉を守って潤すのが目的なら「眠りを妨げないよう、ゴムがゆったり目で締めつけ感が少ないマスク」など用途によって譲れない効果を得られるマスクを選びます。

マスクの種類

・家庭用(風邪予防等に用いられる)
・産業用(防塵対策等に用いられる)
・医療用(手術等、医療現場で用いられるサージカルマスク)

今回紹介するのは、ドラッグストアでも購入できる「家庭用マスクの正しい付け方」です。

家庭用マスクの種類は豊富にあり、蒸れない通気性に優れたタイプ、頬や鼻の形にそってクッションが付いた密着性が高いタイプ、ウイルスや花粉等を何層ものフィルターでブロックするタイプなど用途によって選べます。

プリーツ型マスクのイラスト

プリーツ型マスク

プリーツの凹凸によって、顔とマスクの間に適度な隙間ができるので圧迫感がない。口の上下の動きにプリーツが対応するので、会話をしてもズレにくい構造が特徴。

立体型マスクのイラスト

立体型マスク

マスクのふちが顔にぴったりフィットするが、口元とマスクの間には隙間ができるので呼吸しやすいのが特徴。

平型マスクのイラスト

平型マスク

平面で口元にピタッとフィットするので、保湿性が高いのが特徴。

2.サイズの合うマスクを選ぶ

マスクを着けていてもサイズが大きすぎると顔とマスクの間に隙間が生まれ、花粉や風邪ウイルス等が侵入しやすくなるので予防効果は半減します。

しかし、皮膚にマスクのふちや紐が食い込むほど、サイズが小さすぎるのも問題です。

マスクの性能を最大限に活かしながら快適に過ごすために、自分の顔にフィットするサイズのマスクを選びましょう。

マスクのサイズの選び方を説明するイラス

適したサイズの選び方

1.親指と人差し指でL字形をつくる
2.親指の先端を耳のつけ根の一番高い部分にあてる
3.人差し指の先端を鼻のつけ根から1㎝下にあてる
4.耳から鼻までの直線距離を測る

・10cm以下/子供用
・11~12.5cm/レディース
・12~14cm/普通
・14.5cm以上/大きめ
※上記の距離を目安に、適したサイズのマスクを選びましょう

3.マスクの使用前後は手洗いを忘れない

マスク着用する前に手洗い

実は、多くの人が忘れがちですが、マスク使用前後の手洗いは効果を無駄にしないために欠かせない重要なプロセスなのです。

手洗いが重要な理由

 使用前の手洗い/マスクを清潔に扱うため!
 使用後の手洗い/ウイルスが付着したマスクを触った後の二次感染を防ぐため!

石鹸で手を洗うタイミングや環境がない場合は、携帯用の除菌ハンドジェルを用意しておくと便利です。

4.プリーツの正しい向きや表裏を確認する

上下にプリーツ加工が施されたマスクは「正しい方向で装着する」ことが大切。プリーツ(ひだ部分)にできる「ポケット部分が下を向くように着用」しましょう。

プリーツのポケットが下向きのマスク

プリーツを上向きにして装着すると?

ホコリや花粉がプリーツのポケットに入る!

プリーツのポケットを上向きにして装着すると、マスクに付着したウイルスや花粉を吸い込みやすい状態になります。正しい向きを意識して、マスクが持つ効果を最大限に活かしましょう。

5.マスクは外すたびに取り換える

常に清潔な状態をキープするために、使い捨てが前提の不織布製マスク。「もったいないから…」と繰り返し使用するケースも多いのですが、思い切って捨てましょう。健康面でも美容面でも逆効果になる間違った使い方です。

使用済みのマスク

洗って繰り返し使えるガーゼタイプのマスクを愛用している場合は、「替え用マスク」を何枚か携帯しておきましょう。

 食事する際や息苦しくて取り外したら、その都度、清潔なマスクに取り換える習慣をつけます。

使用済のマスクに潜む危険

・ウイルス等に汚染されている可能性
・唾液で雑菌が繁殖している可能性

装着時にマスクの内側に手が触れたり、唾液などから増殖した雑菌が健康面に悪影響を及ぼすことがあります。(注1)

風邪を引いている人やインフルエンザ感染者と接したときに着用していたマスクは、なるべく早く取り換えて二次感染予防につとめてください。

6.使用中はフィルターを触らない

マスクを装着している最中や外すときに、口を覆っているフィルター部分に手で触れるのは止めましょう。

特に衛生面を考えて調理中にマスクを着ける場合は、鼻腔→手→食品の順で細菌が感染するのを防ぐために厳守してください。(注2)

フィルター部分には?

・ウイルスや細菌が付着している!

フィルター部分を指で挟むようにしてマスクを外すのではなく、ゴムひもを片方ずつ外し、マスクの表面に触らないように捨てるのが正しい方法です。くれぐれもマスクを握りしめて捨てることのないよう注意してください。

マスク着用時の悩みと解決方法

次はマスクを装着したときの悩みを解消方法や裏技を紹介します。

1.長くつけていると耳が痛い

マスクのゴムひもと耳

マスクを長時間付けていると、細いゴム紐のせいで耳の裏が痛くなったり、肌が弱い場合は耳切れを起こすケースもあります。

マスクによる耳の痛み解消法

・耳が当たるヒモ部分に脱脂綿を巻く
・ゴムを引っ張って伸ばしておく
・ヘッドフォンにマスクを引っ掛ける
・2つに結んだ髪の結び目に引っ掛ける
・幅広タイプで柔らかい紐付マスクを選ぶ

耳に当たる部分の面積を広げて、ゴムの圧力が一転に集中するのを防ぎましょう。脱脂綿がない場合は、折り畳んだティッシュや化粧用コットンでも代用可能です。

2.マスク内の臭いが気になる

マスク装着時に、多くの人が不快を感じる原因として挙げるのが臭い。

蓄膿症など鼻周辺の疾患によって鼻腔から発生するニオイや口臭に心当たりがない場合は、唾液や呼気によって湿ったマスクの内側に雑菌が繁殖して臭っている可能性大!

鼻をつまむ女性とマスク

また、ガーゼマスクなど繊維のニオイが気になることもあります。

マスク自体が臭うときの対処法

・ガーゼ生地、不織布に関わらず、マスク自体のニオイが気になる場合は、好みのアロマオイルをしみ込ませる

 ユーカリ等、ハーブの香りが付いているマスクも販売されています。コストを抑えたい場合は、アロマオイルやマスク用のアロマスプレーを購入して香り付けする方法もおすすめです。

マスク内の口臭対処法

・鼻で呼吸する
・コーヒー等、口臭がきつくなる物の飲食を控える

唾液などが原因で臭うときの対処法

・こまめにマスクを取り換える

3.呼吸するたびメガネが曇る

マスクと曇った眼鏡

日常的に眼鏡を使用している多くの人が、マスクを装着しながら息を吐いたときに経験するのが「レンズが曇る現象」です。

勉強や仕事に支障がでるし、呼吸するたびにメガネが曇ると鬱陶しくてたまりませんが、意外と簡単な方法でスッキリ解消できます。

メガネの曇り解消法

・鼻とマスクの間に小さめに折りたたんだティッシュをあてる

第三者からみても、見た目には違和感がありません。折りたたんだティッシュが、鼻の上から出てくる呼気の量を少なくするので、眼鏡の曇りを防止します。

マスクの美容効果

有名美容研究家もおすすめしている美容法として定着した「マスク着用で得られる美容効果」は、綺麗な肌を目指す人の心をくすぐります。

保湿効果がある

自分の息でマスクの内側が加湿され、肌の乾燥が緩和される。乾燥した外気に直接肌が触れないことにより乾燥を防ぐ効果もある。

あたため効果がある

美肌づくりには血行の良さも大切なのですが、マスクを着用すると外気に直接さらされないので肌は温かいまま。寒い季節でも血行を保つことができる。

刺激から守る効果がある

紫外線、手で顔を触って付着する細菌、乾燥、寒さ、大気汚染物質などによる様々な刺激が肌を直撃するのをマスクが防ぐ。

美肌の女性

確かに呼気を逃さないことによって肌の保湿などマスクの美容効果は期待できますが、マスクが原因の肌トラブルに悩む人も増えています。

「マスク着用はNG」というのではなく、美容法としてマスクを活用するなら「正しい使い方」をマスターすることが重要です。

マスクが原因の肌荒れ

マスクによって起こり得る、困った肌トラブルがあります。

ニキビや吹き出物、皮膚の赤みや痒みなど、何らかの皮膚トラブルを引き起こす可能性があるとわかっていてもマスクが手放せない場合は、正しい使い方をして肌トラブルを避けましょう。

蒸れるから雑菌が繁殖しやすい

マスクを着用すると、内側の湿度・温度が高くなって細菌が繁殖しやすい環境が整います。
細菌が原因のニキビや吹き出物ができやすくなるので、もともとニキビができやすい体質の人は注意が必要。

使い捨てマスクは数日使い続けるようなことはせず、こまめに交換することが美しい肌を守るポイント!

帰宅したら交換する、湿っぽくなってから数時間経過したら交換するなど、1日2~3枚を目安に衛生的に使いましょう。

摩擦で肌が傷んでしまう

ゴワゴワした肌ざわりの布、ゴム、鼻部分のワイヤーの刺激が肌荒れの原因になることもあります。
摩擦に弱い敏感肌の人が長時間マスクを着用していると、皮膚が赤くなり痒みを生じることも!

できるだけ肌をこすらないマスクを選びましょう。ピッタリしすぎて肌を締め付けるようなマスクは避けて、適度にフィットして、肌とマスクの間に隙間が生まれる立体的なマスクがおすすめです。

マスクに配合されている抗菌剤が合わない

インフルエンザや風邪のウィルスを寄せつけないように抗菌加工されたマスクには、様々な抗菌剤が配合されています。
体質によっては、抗菌剤に皮膚が過剰反応して痒みが発生することもあります。

正しい付け方をすれば健康・美容効果もアップ!

純粋に健康管理のために使用するのはもちろんですが、すっぴん隠しや小顔効果を期待してマスクをつけるなど、用途は多岐にわたります。

せっかくならウイルスや花粉対策がきっちりできる付け方をマスターし、マスクを清潔な状態に保って肌も美しく保ちましょう。