ネットオークション出品は簡単・ヤフオク初心者向けガイド

ネットオークションの出品は意外と簡単です。本コラムでは「ヤフオク」に限定して、初心者向けの出品方法を解説したします。ネットで気軽に取引できるのがメリットですが、デメリットも必ずチェックして下さいね。

ネットオークション出品は簡単・ヤフオク初心者向けガイド

ネットオークション出品やり方/ヤフオク編

数多くあるネットオークションの中から、この記事では「Yahooオークション(ヤフオク)」の出品方法を紹介します。

自宅に居ながら不要な物を出品して落札されたらお金が入ってくるネットオークションの優れたシステムは、お小遣いが欲しい人や本格的に稼ぎたい人にとって嬉しいですよね。給料日前にお財布が寂しくてピンチのときに、ネットで洋服や雑貨などを売って難を逃れたことがあります(笑)

ネットオークション・人気の理由

・ゴミとして処分する罪悪感がなくなる
つい勢いで買ったものを捨てずに買い取ってもらえるので、リサイクルに繋がる。

・意外なものが高値で売れるので面白い
普段なら処分するしかないiphoneの空箱でさえ、数百円の価格がつくことがある。

副収入やおこづかい稼ぎを目的とするのはもちろんのこと、余計なモノを持たないミニマリストやシンプリストを目指している人も、着ない服、使わない家具、雑貨などを賢く処分するためにネットオークションを使わない手はありません。


しかし、初心者がネットオークションに出品するとなると、必要事項の入力や落札者とのやり取りが面倒臭そうだし自信がないからと、興味はあっても手を出せないままタンスの肥やしや不用品に囲まれて暮らしている方も多いのではないでしょうか?

でも、ヤフオクの「かんたん取引」システムを使えば、最小限のやり取りで取引が完了するので心配いりません。

ヤフオク「アプリで簡単取引」

さらに、ヤフオクアプリなら、いつでも思い立ったときに売りたい物の写真を撮影して出品できて便利なので、Yahooでのネットオークションが初めての人はダウンロードしましょう。

  • 出品者と落札者のやりとりの感覚を掴むため
  • 入札者からの信頼を得るため

まずは、上記2つの目的を果たすために、自分が落札者になって何かを競り落し「ヤフオク体験」することをお勧めします。

良い評価が5つほど貯まったら、ネットオークションへ出品するために「Yahoo!プレミアム会員」へ登録を!その後に「出品利用登録」をすれば、いよいよ出品者デビューできます。

「出品利用登録」画面

便利なヤフオクアプリで簡単に出品しよう

ヤフオクアプリを開いたときに、下に表示されているカメラのマークが「出品するページ」です。

「出品するページ」画面

「かんたん取引」と「通常の取引」が表示されている場合は、「かんたん取引」を選びます。(かんたん取引しか表示されない場合もあります。)かんたん取引を選ぶと、画面に従ってタップするだけで落札後の取引が完了し、とても楽です。

1.出品物の画像を用意する

まず、出品する物の写真を撮影しましょう。商品の状態や詳細が解りやすい画像を載せるほど落札に繋がりやすいので手を掛ける価値があります。

買い手(入札する人)が知りたい情報が画像できちんと伝わるように、撮影時には以下を心がけて下さいね。

商品の撮影ポイント

・全体像を撮る
・確認してもらいたい細かい部分はアップ撮り(傷、汚れなど)
・洋服は生地を裏返して規格も撮る

入札する立場を経験すると理解できるのですが、落札を検討している方が商品について気になる点は以下のこと!

入札検討者が気になること

・本物かどうか?
・状態が良いか?

商品を選ぶ大きなポイント

欲しい商品があっても、画像を見て保存状態が悪そうだったら買いたくないのが消費者の心理。だからといって、売りたいがために実物より商品を良く見せようと過剰な加工を施すのは絶対にダメです。信用(良い評価)を得るために、商品の状態を忠実に撮影すること忘れないで下さいね。

撮影した商品の写真は「オークション用画像フォルダ」をスマホ内に作って保存しておけば使いやすくて便利ですよ。

画像は3枚追加できるので、スマートフォンの写真フォルダの中からネットオークションに出品する商品の画像を選びます。一番左側がメインとして表示されるので、商品の特徴がハッキリ伝わるものを選んで下さい。

「かんたん取引出品」画面

写真撮影のポイント

・ありのままの状態を撮影する

・ピントは必ず商品に合わせる

・写真は加工しない
(状態が正確に伝わらず、入札へ繋がりにくい傾向有り)

・出品する商品の公式ホームページから画像を引用しない
(画像の無断使用は著作権侵害にあたり違法。また、『実物には撮影できない傷や不良個所があるのでは?』と、入札検討者に不信感を抱かれやすくなるデメリット有)

商品の状態が解るように自然光の下で、ありのままの状態を撮影した画像を掲載すると、商品説明に「画像をよく確認の上、入札してください」と記入することが可能です。この一文は「画像を見て購入を決断され入札した場合は、責任をもって頂きます」という条件を伝えるものなので、購入検討者が慎重に入札を行うメリットあります。

また、落札者の判断で選んだことになるので、商品が手元に届いたときに『イメージしていた商品と違うから返品する』等のトラブルを回避できます。

2.適切なカテゴリを選ぶ

ヤフオクのベテラン出品者でもカテゴリ設定に悩むことは多いのですが、今回はネットオークション出品初心者が参考にできるように「実例」を紹介しますね。

某バンドのコンサートグッズで販売されていた「キャップ型帽子」をネットオークションへ出品して、以下のカテゴリに設定しましたが全く反応がありませんでした…。

  • 「ファッション」→「帽子」→「キャップ」

そこで、「バンドのグッズであることを強調する」ために「タレントグッズ」のカテゴリで再度、出品したところ、ニーズのある人に注目されて早々に高めの値段で落札されたのです。

カテゴリ選びは、あまり深く考えずに、『どのジャンルに出せば目立って注目されやすいか?』を意識すると成功に結びつきやすいですよ。

3.商品が売れるタイトルを考える

「既に販売が終了しているレアもの」という点が、今回、出品したキャップのセールスポイントなのでタイトルでも強調しました。

タイトルで強調したこと

・商品名
・販売終了
・美品
・レア

※上記ワードを30文字以内に入れた

使わなくなった電化製品などを出品するときは型番や製造年を明記しておくと落札されやすいですよ。また、質問への回答の手間も省けるメリットがあります。

4.商品説明を書く

商品説明のコピーペースト

スマートフォンで長い文章を打つのが面倒な人は、パソコンで商品説明を作ってからスマホにメール送信してから、コピーして貼り付けると簡単に準備ができます。

商品説明に必ず記載しておきたいこと

◆商品の状態 商品の名前や画像を補足する内容

パッと見ではわからない臭いや質感などの状態は隠さずに、出来るだけ詳しく記載しておくと『説明文には記載されていなかった』『騙された』と、落札者に商品が届いてからクレームを受けて悪い評価をされるリスクを減らせます。

例文

「画像では解りにくいですが、包装のビニールが少しホコリっぽい感じになっています。商品は未開封のため美品と思われます。」

商品が「新品か中古か」を記入します。新品でもヤフオクへ出品する前に中身の状態を確認したり、撮影等のために袋から取り出しているなら、商品説明欄に「撮影のため1回開封済み」等と事実を記載しておきましょう。

◆ノークレーム・ノーリターンと明記

商品を届けた後に「返品したい」「他の色と交換したい」「勘違いしていたので返品する」などの要望には応えられないと言う意味です。

ネットオークションは自己責任で行うものであり、参加者は商品説明をよく読み、納得の上で入札をする仕組みなので『気が変わった』などの勝手な理由は通用しないことを明記して下さい。また、新規の方からの入札を受け付けたくないなら、その旨も必ず記入することです。

◆利用できる支払い方法を表記

落札者が『便利だ』と感じる支払方法を選ぶのがベストです。

便利な支払い例

・振込手数料が掛らない郵便局での支払い
・手数料は発生するが、システム上で可能な支払方法

説明書には「対応可能な支払い方法があれば、事前に相談を受け付ける」など、臨機応変に記入しましょう。「入金確認は平日のみ」など、対応の都合なども明記して下さい。

支払方法画面

都度、銀行や郵便局へ足を運んで通帳へ記載しなくても、いつでも入金の確認ができる「Yahoo!かんたん決済」「インターネットバンキング」は便利なので利用をおすすめします。

◆指定する発送方法

壊れやすい商品などを発送する場合は出品者の都合で決めて構いません。「デリケートな商品のため、宅配便以外の発送は承っておりません」と記入すればOKです。また「週末の発送はできない」など、対応の可否を書いておきましょう。

郵便局か宅配便を利用する際に目安となる荷物の大きさや料金を明記しておくと親切です。

配送方法画面

◆送料

基本的に送料は落札者が負担することが多いですが、取引をスムーズに行うためには、出品者が負担した方が落札後の支払金額がすぐに決定するので楽です。その場合は、送料分を出品価格に上乗せしましょう。

4.出品物の価格と数を設定する

価格を設定する

ネットオークションへ出品する際に、一番悩むのが価格です。商品名をヤフオクで検索すると一覧になって表れる「落札相場」を出品価格の参考にしましょう。

落札相場で確認した商品と出品物の状態が一番近い商品の価格に設定すると落札される可能性が高まります。

ただし、状況によっては価格が上がったり、旬が過ぎて価値が下がっている商品もあるので、他者が出品している商品を見比べながら、”高すぎず、低すぎない価格を設定すると落札される確率がアップ”します。

また、落札されると出品者が徴収される「ヤフオク落札手数料(5%)」を見込んで出品価格を決定しましょう。

◆即決価格も検討する

『この商品は2,000円でなら売っても良い』と、出品者が提示した金額で買い手が落札できる仕組みを「即決」と言い、早い者勝ちの取引です。予め設定していた終了日時まで時間があっても、即決金額で落札された時点でオークションは終了します。

ネットオークションに出品して即決価格の設定をしている場合は、落札されたことを見落とさないように頻繁にヤフオクアプリをチェックして、落札を確認したら速やかに落札者との連絡を開始しましょう。

個数を設定する

次に、ネットオークションへ出品する商品の個数を入力します。手元にある商品が1個なら「1」と入力し、同じ商品を複数出品するときは数量に合せた数字を入力します。

「個数の設定」画面

5.オークション終了日時を設定する

ネットオークションに出品する際は、自分(出品者)にとって都合の良い日時を設定しましょう。平日や日中に仕事勤めをしているのなら、入札者や落札者に対応する時間をとれる日時に設定するのがベストです。


週末は欲しい商品をネットオークションで探しているヤフオク利用者が多いので、取引終了日時の設定は土曜や日曜日の夜が狙い目です。

金曜日の夜に終了日時を設定すると土日は金融機関が休みのため、必然的に入金が月曜からとなり、取引が遅れがちになります。うっかり落札者が支払いを忘れたり、入金が先延ばしにされることを防ぐためにも、金曜日に終了日時を設定するのは避けた方が良いでしょう。

「Yahoo!かんたん決済」を利用する場合は、金融機関の営業日に関係なく支払いが行えるので、終了日を気にせずに設定する人も増えています。

「終了日時の設定」画面

6.支払方法を設定する

支払いは「Yahoo!かんたん決済」と「銀行振込」「郵便局振込」などを選択します。

Yahoo!かんたん決済で選べる支払方法

・クレジットカード
・インターネットバンキング
・コンビニ支払い

「Yahoo!かんたん決済」は、3パターンから支払い方法が選べて、土日祝日でも支払いが可能なサービスなので利用をおすすめします。

7.入札者を制限する

ヤフオクではイタズラ入札などを防止するために、予め「制限」を設けておくと「取引評価が悪い人からの入札を拒否」できます。

制限設定の例

・総合評価がマイナス1以下の人
・「非常に悪い」「悪い」の評価の割合が多い人
・モバイル認証など本人確認ができていない人

「入札者制限」の設定画面

ヤフオクの評価は5段階で、良い順から「非常に良い」「良い」「普通」「悪い」「非常に悪い」となります。よほど非常識な取引をしない限り「悪い」「非常に悪い」を付けられることはありません。

もし、悪い評価が付いている人が入札していたら(悪い評価を持つ人を制限していても条件に引っかからなければ入札できることがある)、入札者の「評価」のページから悪い評価に記載されているコメントを確認して下さい。

取引を避けるべき人

『商品説明を読んでいない落札者で10日経っても代金を支払ってくれませんでした。』など、対応に不誠実なコメントが1件でもある人。

悪質な出品者と取引したことが原因で、何の非もない落札者にマイナス(悪い)評価が付いている場合もありますのでコメントチェックを忘れずに行い、客観的に「取引しても問題ないかどうか」を判断して下さい。

「出品者の評価」入力画面

評価の一例

出品者評価の例 その1

出品者評価の例 その2

8.有料オプションについて

有料オプションは「注目のオークション」として、他者の出品よりも優先的に表示されるなど目立たせる効果があります。しかし、慣れないうちは手数料節約のためにもオプションを追加しなくても大丈夫です。


また、その他にもヤフオクには「最低落札価格」というオプションもあります。

例えば、最低500円で落札してもらいたい人が開始価格を100円にすると、入札者は『100円スタートなら安い!』と思って入札を検討します。しかし、実際は「最低落札価格」を500円で設定しているため、結局、500円以下では落札できない仕組みなのです。

「釣り効果」はあるのですが、入札者は一気に買う気持ちが失せて離れてしまうデメリットがあります。

ネットオークションは『欲しい物が安い金額で手に入るかも?』というワクワク感や、高い値が付いても『いかにして自分が競り落とすか?』という微妙な駆け引きが楽しいものなので「最低落札価格」のオプションは、残念ながらオークションの楽しさを奪っているシステムなのと同時に、出品する際に手数料も掛るため慣れないうちは利用しない方が賢明です。

9.入力内容を確認する

ヤフオク出品の設定画面

  • 「商品のタイトル」
  • 「商品説明」
  • 「価格と個数」
  • 「商品は中古か新品か」
  • 「終了日時」
  • 「発送方法」
  • 「決済方法」
  • 「入札者の制限」

上記すべてが適切に入力されているか確認して、問題なければ出品完了です。

▼出品内容の確認

出品内容の入力確認

▼出品完了

出品完了

10.入札、落札された後の手順

入札されたら商品をもう一度検品して”梱包資材を準備”しておきましょう。梱包の手間と資材に費用がかかりそうな時は、それも見越して出品時に価格に上乗せしておきます。

例えば、アイドルのうちわを出品して発送する場合、うちわは繊細な作りなので破損しないよう梱包を行わなければなりません。

特殊な梱包をしなければ配送時に破損する恐れがあるモノを出品する際は、価格に梱包資材の費用を反映させておくのも方法なのですが、「価格設定が高くなって落札されにくい」という困ったデメリットが発生します。

しかし、個人で、お小遣いを稼ぐためにネットオークションで出品をしている場合、サービスとして自分が梱包資料代を負担すると割に合わなくなります。

梱包代・節約術

梱包資材は普段から集めておく

  • お菓子の箱
  • 引越しの際に食器を包む紙
  • 通販で届いた段ボール箱、空気の入ったプチプチ
  • 購入した服を梱包しているビニール袋や厚手の紙袋

改めて梱包資材を飼わなくても、以上のような商品を保護できる資材を集めておくと便利です。


入札される毎にアプリに通知が入り、終了時間になると「落札結果」の通知が来ます。その後、落札者から「氏名」「発送先住所」「支払方法」「支払予定日」などの連絡があるので、入金状況をアプリで確認したら、商品を梱包、発送してアプリで落札者へ「発送完了」の連絡をします。

▼発送の連絡

「落札者からの支払い完了」の通知画面

商品の発送連絡をする

発送連絡の送信確認

▼受け取りの連絡待ち

「受け取りの連絡待ち」画面

その後は落札者を評価して終わりです。落札者の評価は、落札後の連絡と入金をスムーズに行ってくれたのであれば、迷わず「非常に良い」を付けましょう。評価のタイミングは発送した時点か、念のため落札者からの受け取り連絡を待ってからでもOKです。

ネットオークション初出品おさらい

▼ヤフオクアプリを手に取って、オークション出品の手順をおさらいしてみましょう。

1)写真を撮る
2)アプリのカメラのマークをタップ
3)画像をのせる
4)各種項目の入力
5)最終確認
6)出品
7)落札
8)必要事項と入金連絡が入る
9)発送連絡
10)評価

「商品説明」は、自分なりのテンプレートを作りコピーしておけば、商品ごとにアレンジを加えて使い回し可能。

コピーしておきたい情報

・支払方法

・発送方法

・その他、週末は対応できないなど明記する。

・ノークレーム・ノーリターンで、お願いします。

・自宅保管品のため神経質な人は入札をご遠慮ください

・新規の方は質問欄から入札前に購入意思があることを必ずご質問下さい。連絡無しで入札された場合、予告なく削除いたします。

また、ヤフオクには出品した商品の説明を「下書き保存する機能がある」ので、ジャンル別に保存しておくと次で使えて便利です。

難しく考えずに、実際に入札して落札してみたり出品して慣れていきましょう。自分なりの工夫もできるようになり、節約や臨時収入にも繋がるので楽しいですよ