
無いと困る!新生活に必要な物リスト
実家に住んでいて、「親元を離れたい」という理由から一人暮らしに憧れている人もいますが、進学、就職、同棲、結婚といった理由から、新しい生活を始めるケースも少なくありません。
新生活を夢見ている段階では、「どんな家具を置くか?」「どんな食器を揃えるのか?」等と考えるだけでも楽しいものですが、いざ本当に引っ越して新しい生活をスタートさせるとなると、何を揃えるべきなのか迷います。
生活をするうえで必要な物は沢山あるので不自由なく過ごせるように、新生活を開始する日までに完ぺきに物を揃えておくに越したことはありません。
しかし、荷物の量が増えると、引越しの際に運んだり整理する手間が掛かったりするなど、最初から全部用意するとデメリットも発生します。
そうかと言って、絶対に必要になる物が手元になければ不便さを感じるだけでなく、家族や恋人と同居する場合はケンカの原因になることもあるので、最低限、新生活に必要になる物は把握しておきましょう。
今回は、上記の順で「新生活に必要な物」を説明します。
新生活をはじめる動機
新生活に必要な物を紹介する前に、何がきっかけで新生活を始めるのか?その動機に触れてみましょう。
飽きっぽい性格や引っ越しが趣味で各地を転々とする人もいますが、多くの場合は、何かしらの動機があって新しい生活を始めます。
新生活を始める動機
・進学、入学
・就職
・同棲
・結婚、離婚
・転勤、転校
結婚や同棲、転勤といったように、必然的に新生活を始めなければならないケースもありますが、進学や就職先が自宅から遠くなる場合は、時間や交通費の節約がきっかけになることもあります。
その他、親元を離れたい、自立したい、恋人との時間を増やしたいといった願望が新生活をはじめる理由になることもあります。
新生活を始める前に用意しておきたい物
「新生活」と言っても「一人暮らしの場合」と「同居人がいる場合」とでは、必要になる物も変わってきます。
まずは、「どのようなケースでも共通して、新生活を始めた日から必要になる物」をチェックしましょう。
新生活を始めた日から必要になる物
・照明器具
・カーテン
・カーペット、ラグなど
・寝具(ベッド、布団一式、パジャマ)
・ドライヤー
・タオル類
・スリッパ
・ハンガー
・洗面用具
・バス用品
・ゴミ袋
・掃除機
・掃除道具
・トイレットペーパー
・ティッシュ
・スマホや携帯の充電器
・延長コード
・冷暖房器具
・常備薬
照明器具は意外と忘れがちです。
新居には電球や器具がついていないことが多いので、暗くなってから慌てることがないように、サイズやワット数などを事前に調べて準備しておくと安心です。
手持ちの照明器具を新居でも使いたい場合は、入居前に大家さんや不動産の仲介業者に使用可能か確認しておくと良いでしょう。
カーテン付きの物件は非常に少ないため、防犯のためにも用意しておきたい必需品。プライバシーを守るために、特に女性の一人暮らしの場合、カーテンは忘れずに用意しましょう。
部屋が3階以上だとしても油断禁物!窓の高さや位置によっては、少し離れた場所からなら、意外と部屋の中が見えてしまうことがあります。
カーペットやラグマットなどは、大きな荷物を運び入れる前に敷いておかないと、一度、設置した家具を動かすことになります。
タオル類は用途によって使い分けられるように、バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの三種を揃えておきましょう。バスマットや布巾や雑巾として使うことが出来るので便利です。
数本のハンガーを用意しておきましょう。引越した日は、荷物の運び入れなどで床にホコリや汚れが付着していても掃除が行き届かないこともあるので、床置きを避けるために必要です。
引っ越しなどの疲れから、体調を崩すこともあるので、常備薬も用意しておくと安心です。
リストアップした物の中には、冷暖房器具など季節によっては後で用意しても間に合う物やライフスタイルによっては不要な物も含まれています。
反対にリストにはなくても、特定のコスメや食料品など「一日でも欠かせない必需品」がある人もいるので、朝起きてから夜寝るまでの行動を振り返り、必要になる物を書き出してみることをお勧めします。
新生活を始めた後に揃えても困らない物
次に、引越先で暮らしはじめてから用意しても、それ程、生活に影響しない物をチェックしていきましょう。
新生活を始めると、あれもこれもと沢山の物を揃えたくなりがちです。
しかし、一度に全部揃えようとすると、まとまったお金が必要になるだけでなく、ほとんど使わなかったり、思ったよりも場所をとってしまったり、サイズが合わなくて失敗するケースも多いので、少しずつ揃えるのが無難です。
とは言え、いつまでも不便な生活を続けるわけにもいかないので、できるだけ早く揃えておいたほうが良い物もあります。
以下のリストをチェックしましょう。
一週間以内に用意したい必要な物
1週間以内に用意したい必要な物
・冷蔵庫
・電子レンジ
・ケトル
・食器類
・テーブル
・いす、ソファーなど
・洗濯機
・ゴミ箱
・洗剤
自炊する、しないに関わらず、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジといった家電は必要です。
また、冷蔵庫、炊飯器、洗濯機といった家電は「一人暮らし」「家族と同居」など、生活する人数によって必要な容量が変わります。
一人暮らしなのに、必要以上に大きな家電を準備しても持て余すことがあるので、無駄を省くためにも、目的に合わせたサイズを選びましょう。
自炊する人の新生活に必要な物
片付けなどに追われる引っ越し当日は、外食やコンビニ弁当などで食事を済ませ、料理する手間を省く方法もありますが、節約や体調管理のために自炊が避けられない人もいます。
自炊する場合は、「一週間以内に用意したい物」に、調理器具などをプラスする必要があります。
自炊する人の新生活に必要な物
・調理コンロ
・調理器具(包丁・まな板・鍋・フライパン・調理箸・おたま等)
・調味料(砂糖・塩・醤油・味噌など)
・炊飯器
ガスやIHなどの調理コンロが備えつけられていない物件も多いので、自炊する場合は早めに用意しておきましょう。
鍋でもお米を炊くことはできます。しかし、料理に慣れていない場合は、スイッチを押すだけで簡単にゴハンが炊きあがる炊飯器が重宝します。
これらは、新生活をスタートさせてから用意しても大きな問題はありませんが、新居に引っ越した日、または翌朝から料理する場合には、新生活を始める前までに用意しておかないと困ります。
自炊しない人でも「あると便利な物」
・箸
・マグカップ
・皿
引っ越した日は、時間的にも体力的にも自炊や洗濯といった家事にまで手が回らないことがほとんどなので、調理器具は自炊する習慣がないのなら後で用意しても困りません。
しかし、完全に自炊しないと決めていても、「箸、マグカップ、皿」は揃えておくと安心です。
習慣の違いによって必要になる物
新生活を始めると、必要になってくるものはたくさんありますが、アイロンがけしたシャツを着る習慣がある人はアイロン、在宅ワーカーならパソコンやプリンタといったように、実際に必要になるものは、毎日の習慣によって異なります。
習慣によっては必要になる物
・テレビ
・テレビ台
・アイロン
・パソコン
・プリンタ
・作業用デスク
・本棚
・リビングテーブル
・音楽プレーヤー
・スピーカー
新生活を始めてすぐに不便な思いをしなくてすむよう、あらかじめ、いつから必要になるのかシミュレーションしておくと安心です。
もちろん、新生活をスタートさせた直後から使う場合には、引っ越しまでに準備しておくこともお忘れなく。
毎日必ず使う物をリストアップすれば安心
新生活を機にライフスタイルがガラッと変わることもありますが、新生活を始めても基本的な生活スタイルが変わらないことが多いですよね。
だからこそ、新生活に必要なものは、今のライフスタイルをベースに必要なもの考えるのが、新しい生活をスタートさせたときに不便さを感じない秘訣です。
トイレットペーパーや電球など、物によっては無いと本当に困るものもありますが、ライフスタイルは一人ひとり違うので、実際に必要になるものには個人差があります。
新生活がスタートしてから慌てることがないように、朝起きてから夜寝るまでの行動を振り返り、必要なものをリストアップしておきましょう。
また、予算オーバーを防ぐために、すぐに使わない物は引っ越して生活が落ち着いてから、ゆっくり揃えていくことをお勧めします。