
仕事ができない人には共通の特徴
「仕事が出来ない人の特徴とは何でしょうか?」と訊かれたら、どのような人・特徴が思い浮かぶでしょうか。「仕事が遅い」「同じミスを繰り返す」など、仕事が出来ない人にはいくつか共通の特徴があります。
バリバリ仕事出来る人!と思われるのは難しいですが、最低でも仕事の出来ない人と評価されたくないものです。今回は「仕事出来ないなぁ」と思われる人の特徴を訊いてみました。職場にいる人だと頷くだけでなく、自分に当てはまる行動が無いか確認しましょう。また、これから社会人になる人は「仕事の出来ない人」と思われないように以下の意見をよく読んでおきましょう。
言い訳がましい人
こちらは相手のことを思って注意やアドバイスをしているのに、言い訳ばかりで何も改善しない人には呆れてしまいます。ましてや、他人や会社に責任を押し付ける人は、昇進はもちろん人間的な成長もありません。
注意すると言い訳する人
身なりにも時間にもだらしが無く、場の空気が読めずに協調性に欠ける。電話対応が悪く、敬語が使えない。
という、上記のことを注意したり、仕事上でアドバイスしたりすると、必ず「でも」「だって」という接続詞を用いた言葉を発して言い訳をする人は仕事が出来ない。(30代/女性)
責任を負っている自覚がない
何かミスが起きたとき「自分のせいではない」「自分の責任ではない」と言いたげな、責任転嫁した発言が多い。
打ち合わせや物事の決定といった重要な場で発言や質問をせず、自分の仕事に関わってくることでも、どこか他人事の節がある。
締め切りが迫る仕事の進捗状況を訊くと、「検討中です」「やっているところです」など、何を何処までという具体性に欠ける時間稼ぎ的な発言が多い。(20代/男性)
言い訳して他人に仕事を押し付ける人
「何かやることありませんか」「何でも言ってください」「お手伝いします」とは言ってくれるけれど、やることの詳細を言うと言い訳して他人にやらせようとする人。
教えても試してもいないのに、年齢や体力、未経験を言い訳にして、やる前からできないと決めつける人は成長しません。(30代/女性)
プライドが高い人
知らないことを知らないと言えない、他人のアドバイスを聞けない人は、自滅するだけならまだしも、周囲を巻き込んで仕事の進み具合に遅れを生じさせたり、プロジェクトが潰れかけたりと迷惑を掛けます。
知ったかぶる人
プライドなのか恥ずかしいのか、知らない事を「知っています」「いちいち言わないで下さい」等と知ったかぶりをする人。
結局、分からない事を訊かなかった為に、違う事をやっていたり、必要なことをやっていなかったり、知ったかぶった人の尻ぬぐいのために、大幅な遅延が起こってしまいます。
素直に分からない事は分からないと言えば、その場で解決するのにと感じます。(40代/男性)
失敗すると他人のせいにする人
他人の仕事には口出しをするのに、自分の仕事は他人のアドバイスは聞き入れない人。
また、アドバイスを聞き入れなかったクセに、失敗が発覚するとミスをすべて他人のせいにしようとする人は、いつまで経っても仕事ができないと思います。(40代/女性)
振り返らない人
振り返らない人というのは、失敗や過去、自分のことも振り返りません。振り返るからこそ学べることや未来に活かせることもあるのに、彼等は現在しか見ていないのです。
失敗を振り返らない人
「なんで怒られなきゃならないの!」と怒るだけで、休憩時間に仲間と傷の舐め合いばかりする人です。
自分がなぜ指導を受けたのかを理解しないばかりか、次ミスしないために取るべき行動を全く考えようとしないので、同じことを繰り返している印象を受けます。(30代/男性)
メモをしない人
「メモしない」は言うまでもないと思います。教えてもらったことを自分で覚える気がない証拠です。さらに「メモをしても、見て確認しない」人も仕事ができません。
メモをしたことすら忘れており、一回教えてもらったことを後で見直して自分なりに消化できないのです。(20代/女性)
自分が正しいと思っている人
言われたことを考えたり覚えなかったりする人はもちろんですが、自分の考えや過去の常識にとらわれて協調性に欠ける人は仕事ができないです。
例えば、注意されるとすぐに「今まで働いていたところはこうだった!」なんて言い、自分の考えを変えない人は、仕事場で相手にされません。(30代/女性)
意図や意味が読めない人
場の空気だけでなく、上司の意図や言葉の意味を読み取れない人は、相手から求められていることが分かりません。予測を立てたり意図を考えたりしない為、指示されないと動けず、結果「仕事が出来ない人」という印象を持たれてしまうのです。
空気の読めない人
場の空気や上司の意図が読めず、相手から何を求められているか理解したり予測したりすることが出来ない人。また、メモをとっても整理されていない為、自分で理解できていない人。
私の経験則なので、全員が全員それに当てはまるわけではないと思いますが、これまで出会ってきた仕事の出来ない人たちは運転が苦手でした。(40代/女性)
優先順位を付けられない人
物事の優先順位をつけられない人は仕事が出来ないと思います。ただ目の前の仕事をこなすだけで他の作業は視界に入らず、全てを後回しにしてしまう傾向があります。
初めのうちは「これ優先で!」と言われなくてはわからないでしょうが、ある程度の年数務めているのに、物事の優先順位を把握できなくて仕事の効率が悪い人は、仕事ができないと感じます。(20代/男性)
仕事ができない人の特徴から学ぶ
仕事が出来ない人の特徴を見ていると、客観的に物事が見られないという共通点があります。新人は、仕事が出来ないのは当たり前ですが、業務がわからないならわからないなりに作業工程を覚えたり、効率の良いやり方を考えたりと「仕事が出来る人」になる為に出来ることはあるのです。
仕事が出来る人になるためにすべきことをやってこなかった人が、新人でもないのに仕事の出来ない人なのです。とはいえ、今からでも意識を変えればきっと「仕事の出来ない人」から脱却できるようになるでしょう。