転職に成功した人は自分が求めていることが明確だった!

転職を成功させたいと思っていても、失敗の不安からなかなか行動出来ない人もいるでしょう。今回は、実際に転職に成功した人たちの体験談を集めてみました。彼等の実体験から自分が転職に何を望むのかを明確にしましょう。

転職に成功した人は自分が求めていることが明確だった!

転職成功者の声を集めてみました

転職を決意する理由には「給料」「待遇」「環境」など、様々なものがあります。転職に成功した人の声を、転職理由ごとにまとめました。彼等の体験談を読めば、自分が「職場」にどのような期待をしているかが自覚できるでしょう。何に重点を置いて転職活動をすれば良いかわかれば、成功への道筋が明確になってきます。

ところで、転職活動はどのようにやるかを決めましたか?世間一般は、ハローワークといった公的機関を利用する人が41.4%と一番多く、次いで知人や友人たちの縁から、求人誌や新聞となっています(注1)。

表1 転職活動の方法別転職者割合(平成27年)
ハローワーク等の公共職業安定所 41.4 %
民間の職業紹介機関 18.8 %
求人情報専門誌・新聞・チラシ等 24.2 %
企業のホームページ 13.6 %
企業訪問 2.1 %
出向・前の会社の斡旋 6.2 %
縁故(知人、友人等) 27.7 %
その他 11.1 %
不明 1.4 %

早めに転職活動をして成功

転職を決意する男

「思い立ったが吉日」という言葉がありますが、転職も初動が重要です。といっても、転職したいからとスグに退職するのではなく「転職を決めたらすぐに転職活動をする」のです。事実、転職をした人の72.6%が退職前に転職活動をしています(注2)。計画を立てて転職活動をすれば、無職期間が無く次の仕事に励めるでしょう。

表2 転職活動を始めてから離職するまでの期間別転職者割合(平成27年)
1か月未満 19.3 %
1か月以上3か月未満 27.2 %
3か月以上6か月未満 14.8 %
6か月以上9か月未満 4.5 %
9か月以上1年未満 2.7 %
1年以上2年未満 2.6 %
2年以上 1.5 %
転職活動期間なし 25.8 %
不明 1.6 %

人間関係に悩んで転職

スポーツクラブで受付事務として働いていた私は、転勤を機に転職を20代の時に考え始めました。転勤後、部下との関係に悩み、上司に相談するもなかなか解決しなかったためです。

自分の中で転職を決めてからすぐに転職活動に入りました。前職を退職するまでの期間を上手く使い、仕事をしながら転職活動をした結果、退職と同時に同じ受付事務の仕事に就くことができました。

収入も転職前と転職後でそれほど変わらず、前職で悩んだ人間関係が転職後は問題がなかったので、仕事と転職活動の両立は大変でも転職して良かったと感じています。(30代/女性)

転職先についてよく調べて成功

ノートパソコンで調べものをする男

転職前の職場に不満を持ったりブラック企業だったりしても、衝動的に転職しては失敗してしまいます。すぐに転職したい時こそ落ち着いて、転職先の会社をよく調べることが成功のカギとなります。

年収が60万アップ!

転職した時は25歳の時です。転職した理由は給料が安く、また田舎で仕事をしていたため都心の仕事に憧れたからです。

仕事はリフォームの営業と施工管理をしており、転職は同業他社にスカウトされて入りました。転職が成功したのは、入る前に大体の会社の情報が分かっていたことと、以前の会社より大きな会社に入ったことですね。転職後の収入の差は年収60万円ほど多かったです。(20代/男性)

初任給から高い!

20歳で歯科医院に就職しましたが、23歳の時に同業他社へ転職しました。以前の職場は経営が苦しく、人件費にお金がかけられないため安い給料で働いており、心身ともにボロボロでした。

現在の職場は給料も初任給から以前のところよりも高く、労働時間も短いです。転職時に次の職場についてよく調べたのが成功ポイントです。後から聞いた話では、以前の歯科医院は給料が払えなくなり閉業しました。(20代/女性)

家庭との両立が出来て成功

家庭を大事にする男

前述の「転職先についてよく調べて成功」と通じるものがありますが、こちらは「家庭との両立」に重点を置いた職場を探したのが転職の成功ポイントになります。

収入が減ることが多いようですが、定時退社や休みがとれる職場は、家事の時間を確保したい人や家族との触れ合いを大切にしたい人にとって大きな魅力です。

家庭との両立から転職

私は25歳の時に転職しました。前職は携帯電話の販売をしていました。転職したきっかけは、結婚が決まったことです。

土日休みではなく帰りも遅かったので、結婚したら家事が出来ないと思い転職を決意しました。転職後は一般事務として働いています。前職の販売業はノルマやクレームといった仕事に追われてストレスを強く感じていましたが、事務職になってからは仕事量がだいぶ減り、心が穏やかになりました。

収入は減ってしまいましたが、家庭との両立もしっかりでき成功でした。(20代/女性)

パートナーのいる土地へ行くために転職

転職時の年齢は23歳です。自動車ディーラーの事務から臨時職員として小学校で発達障害児等の生活を見守る支援員の仕事へ転職しました。

転職理由は、結婚を機に主人のいる土地へ引越ししたためです。収入は前職の半分程でしたが、子供が好きですし家庭との両立もできるので、毎日とても充実しています。(20代/女性)

まったく違う仕事に就いて成功

プログラマーに転職した男

いくら現在の職場に不満を抱えていても、いきなり未経験の業種に就くのはなかなか勇気のいることでしょう。しかし、不満を伝えても改善されない会社や過重労働を強いる企業にずっといるよりも、思い切ってまったく違う職種に転職してしまった方が身体と心ためにも良いですよ。

過重労働や人間関係に悩んで転職

転職したときの年齢は27歳です。転職した理由は、サービス残業が多く、過重労働な上、人間関係がうまくいかなかったためです。

転職前の職種は、和菓子製造の会社に勤めていました。そこで、工場の監督や商品管理などを行っていました。転職後の職種は、障害者の生活支援員です。転職の成功ポイントは、全く違う職種に就いたことです。

もちろん大変な面もありますが、現在の職場では人との触れあいの中で得ることが多く、以前の職場に比べると本当によく思えます。転職前後の収入がほとんど変わらなかったので、もっと早く転職をしておけば良かったと感じました。(20代/男性)

自分が求める条件を知って成功

自分の条件を言う男

「今の職場が何となく不満だから」「新しい刺激が欲しいから」などという曖昧な理由から転職をするのはおすすめしません。体験談のように「休みがしっかりした職場」「職場の人間関係が良い会社」といった、自分の中で譲れない条件を決めておくと、転職に成功しやすくなります。

働きにくさから転職

23歳で転職しました。正職の幼稚園教諭から嘱託の保育士になったのですが、成功したと思えるポイントは現在の職場の人間関係の良さです。

収入は断然幼稚園教諭の頃の方が良かったのですが、サービス残業と休日出勤は当たり前で、有給も取れませんでした。仕事量も多く、帰ってからも仕事をしないと終わらない状況でした。また、上司からのパワハラもあり、働きにくい環境だった為転職しました。

転職先の収入は少なかったですが、時間になると退社でき、残業になった場合はちゃんと手当てがついていました。家で行う仕事はないとは言えませんでしたが、何より人間関係が良く毎日楽しく仕事ができました。

また保育園は0歳児から預かっていたので子育てについて学べ、現在0歳の我が子を育てている際にとても活かされています。(30代/女性)

怪我をキッカケに転職

社会人1年目の23歳で転職しました。転職前は特別養護老人ホームで介護士をしていたのですが、体を酷使する毎日に限界を感じて転職を決意しました。

人手不足で休日の呼び出しが頻繁にあり、社員1人の負担が重すぎたために職場はいつもピリピリしていて人間関係は最悪でした。しかも月に70時間ほど残業していましたが、残業代が出ませんでした。

ある日、介護中の怪我と腰痛で全く動けなくなり転職を決めました。前職の経験から休みがしっかりとれる職場を慎重に選び、学童保育に転職しました。転職での成功のポイントは、前職での経験を見て自分が求めるものが何なのかを知ること。

現職の収入は9万円ほど減り月給18万前後になりましたが、休みがしっかりとれることで以前よりもずっと仕事に集中できます。(20代/女性)

休みがとれて羽を広げる女性

手取りが増加

介護福祉士として5年勤めていた施設を、20代半ばに辞めて同業他社へ転職しました。転職時には5年間の実務経験を正当に高く評価してもらえたのが、転職に成功したポイントです。

前の職場では5年間全く昇給がなかったため転職を決意しましたが、新しい職場になってから手取りは約1.5倍に増えました。(30代/男性)

転職成功例から考える自分の求めるポイント

自分が何を一番重要だと考えているのかをシッカリ意識することが、転職を成功させるポイントです。前職を退社した理由から考えれば、自然とどういう職場へ行きたいのかがわかります。

今回紹介した転職成功者たちの体験談を読みながら、「給料の良い所」「休みが取れる企業」と自分の希望する会社の条件を絞ってみてください。意識することで、転職が成功する可能性が上がるでしょう