
日本酒のプロフェッショナル「唎酒師(ききさけし)」
利き酒とは、色・香り・味から日本酒の品質を判定することです。
室町時代にはすでに行われていたほど、歴史の古いもの。
通称「蛇の目」と呼ばれる、白地に紺色の二重になった円が描かれたお猪口を使って行います。
唎酒師ってどんな資格?
唎酒師は、民間団体の「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)」が認定している資格です。
講習を受講後、筆記試験と実技試験を受けて合格すると、認定証と認定バッジがもらえます。
受講には、以下の5つのスタイルがあります。
通信コース
3ヶ月間で全6回の添削問題を提出。
添削をクリアすれば、試験を受けなくても資格を取得することができます。
DVD受講
全講義が、おさめられたDVDでカリキュラムを学習します。
好きな時間に勉強ができるので、忙しい人におすすめです。
1泊2日受講
全講義と受講と試験を2日間で行います。
短期集中型の人向けです。
会場で受講
東京・大阪の会場で直接、講義を受けることができます。
受講期間は1日と短く、また直接、講師に質問ができるというメリットがあります。
通学して受講
2ヶ月かけて全講義を4回に分けて受講します。
東京会場のみ受講が可能です。
唎酒師に必要とされる3つの能力
1.日本酒の基礎知識
日本酒の歴史や製造方法などの、日本酒に関する知識が必要です。
さらに、日本酒を取り巻く食品や飲み物についての基礎知識が求められます。
2.テイスティングのスキル
4つのタイプに分類される日本酒の香味を的確に表現する、テイスティング力が必要とされます。
3.サービスのスキル
飲み手の好みや要望を把握して、日本酒とその楽しみ方を提案する能力が求められます。
それには料理との組み合わせ方や、季節に合わせた楽しみ方などを学ぶ必要があります。
試験内容
受験資格
満20歳以上であることです。
くわしくは、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会のホームページをご覧下さい。