初詣作法・願い事を叶えるために覚えておくべき参拝方法

初詣の作法は難しくありません。神前に参拝して賽銭箱(さいせんばこ)にお賽銭を勢いよく投げ入れていませんか?”神様に手渡しをする”という感覚を持てば、自然と丁寧な振る舞いになり参拝マナーも守れますよ。

初詣作法・願い事を叶えるために覚えておくべき参拝方法

新年のご挨拶!正しい初詣作法

家族や恋人と一緒に行く人、一人で行く人と、皆さん、それぞれですが、毎年、初詣へ行く神社や寺院が決まっていない場合は、どこへ行こうかと計画をたて始めているのではないでしょうか。

ところで、初詣へ行くまえに確認です。正しい参拝方法をご存知ですか?

初詣の作法について改めて聞かれると、ちょっと自信がなくなってしまいますが…、今回は神社への参拝をメインに、以下の順番で「正しい初詣作法と願いを叶えるコツ」を紹介します。


1.正しい参道の歩きかた

2.手水舎の使いかた

3.二礼二拍手一礼の参拝方法

4.願いごとをするコツ

5.おみくじを引く作法

初詣へ行かれる際の参考にしてくださいね。

鳥居をくぐるときから参拝は始まっている!

鳥居

公園にでも立ち入るように何も考えず足を踏み入れる人もいますが、神社の入り口から先は”神域とも呼べる神聖な場所”なので参拝作法を守りましょう。

鳥居をくぐる際の作法

  • 服装の乱れを整える
  • 軽く一礼をして鳥居をくぐる
  • 「神様の通り道」である参道の真ん中を避けて左側を歩く

▼正しい参道の歩きかた

神様の通り道とされる通路の中央を歩くことは失礼にあたるので、左右どちらかに寄って歩いてください。新年が明けて祝福ムードになっているとはいえ、イベント的な感覚で大きな声で話をしたり騒いだりしながら参道を歩くのはマナー違反です。

▼手水舎の使いかた

手水舎

参拝前には見えない罪や、穢れ(けがれ)をはらうために、手水舎(ちょうずや、てみずや)で手と口を清めます。

手水舎の正しい作法

1.右手に柄杓(ひしゃく)を持って水を汲む

2.左手を清める

3.柄杓を左手に持ち替える

4.右手を清める

5.柄杓を右手に持ち替える

6.器のように形作った左手で水を受け、口の中を清める
※柄杓に直接口をつけない

7.左手を清める

8.柄杓を縦にして、残った水で柄杓の柄を清める

9.柄杓を伏せて元の場所へ戻す

上記の動作を1度の水汲みで行います。 2度3度と水を汲むのはマナー違反になるだけでなく、手水舎を穢(けが)す行為となるので気をつけて下さいね。

手水舎の水が汚れている場合や、不特定多数の人が使用する柄杓(ひしゃく)から口に水を含むことに抵抗がある方は、口をすすぐ真似をするか唇を濡らすだけでも大丈夫ですよ。

▼二礼二拍手一礼の参拝方法

参拝する女性

では、いよいよ神前で参拝です。 初詣の順番が回ってきて慌てることのないように、正しい初詣作法を身につけておきましょう。

正しい参拝方法

1.姿勢を正す

2.賽銭箱に御賽銭をそっと入れる
※投げて入れるのはNG

3.鈴を鳴らす

4.姿勢を正し、90度のおじぎを2回する

5.胸の前で手を2回打つ
※左手より右手を少し下にずらして打つ

6.両手を合わせる

7.90度のおじぎを1回する

ここでは、二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)の作法をご紹介しましたが、神社によって作法が異なることがあります。特別な作法がある場合は従うのが理想ですが、神経質になりすぎずに、”前列の人のお参りの仕方を見て真似る”のもひとつの方法です。


また、寺院で、お参りする際は、拍手は打ちません。
会釈をしてお賽銭を入れたら鈴を鳴らして手を合わせて合掌します。 最後に一礼するのが寺院での作法です。

▼願いごとをするコツ

絵馬

『アレが欲しい…。こうなりたい…。』など、参拝するときに自分の欲を丸出しにしたお願い事は残念ながら叶いません。願いを叶えるコツは、”人のためになる誓い”を立てること。 もちろん、誓いを立ててからの努力も大切です。

神社で祈願をするときには、”今あるもの、今あることへの感謝”を伝え、正しい誓いを立てるのが成就の秘訣です。

最初に自分の名前と住所を伝えるのも忘れずに!

▼おみくじを引く作法

おみくじ

おみくじを引くときは、参拝の際に『今の私へのメッセージを下さい』と、神様にお願いしておきましょう。

運勢で判断しがちですが…

1番大切なのは書かれている内容です

凶が出たからといって、おみくじを何度も引き直すのはマナーに反する以前に、神様からのお手紙(メッセージ)を真剣に捉えていない証拠なのでNGです。


引いたおみくじを境内の木に結ぶ人がいますが、神様からのメッセージなので持ち帰りたいところです。

結んで帰る場合は?

指定された場所へ結ぶのが正しい作法です

初めから終わりまでキッチリと!

参拝を終えたら、最初と同じように参道の左右どちらかを歩き、鳥居をくぐるときには、向きを変えて、軽くお辞儀をしてから境内をあとにしてください。

初詣作法や一般的なマナーが重んじられなくなりがちな現代の中で、”作法”という形で心を表している人のことは、神様もきっと見てくれてご利益があるハズ。新年を迎えて初詣へ行かれる際は、今後、一年が佳い歳であるように正しいお作法は覚えておいてくださいね。