【顔のくすみ】原因別の改善法であの頃の肌透明感よ再び!

肌がくすむと、老けて疲れた印象を与えてしまいます。肌がくすむのには、大きく分けて4つの原因があります。原因別にしっかりとしたお手入れをして、くすみを改善し透明感のある美肌に導きましょう!

あなたの「くすみ」は何が原因?

なんとなく顔色が冴えない・透明感がない・疲れて見える・・・それは、お肌の「くすみ」です。肌のくすみには主に4つの原因がありますが、自分のくすみの原因を知って的確なケアをすればくすみは改善できます。あなたの「くすみ」はどのタイプですか?

タイプ1 血行不良タイプ

疲れや睡眠不足・冷え症などが原因で血行が悪くなって起こるくすみ。お風呂上りには顔色が良くなる人はこのタイプです。

睡眠不足・疲労・体の冷え・タバコなどは毛細血管の血流を妨げてしまいます。血行が悪くなると、酸素や栄養が肌に充分に行き渡らなくなり、新陳代謝が衰えて肌はくすんでしまいます。

また酸素が不足すると血液中のヘモグロビンが暗くなってしまい、もともとグレーの角質層の色が協調されてしまうこともあって、顔色がどんよりと暗くくすんで見えてしまいます。

タイプ2 古い角質が溜まっているタイプ

新陳代謝で剥がれるはずの古い角質が、肌に溜まることで起こるくすみ。指の甲でそっと触れるとガサガサ・ゴワゴワとしています。

加齢や生活習慣などの理由で、肌の生れ変わりである新陳代謝のリズムは乱れがちです。肌は通常1ヶ月周期で生れ変わりますが、リズムが乱れると肌の表面には古い角質が溜まっていきます。角質細胞はとても薄いものですが、何層も積み重なると透明感は失われてくすんでしまいます。ちょうどゆで卵に薄皮がついたままだと、くすんで見えるのに似ています。

タイプ3 メラニン色素が溜まっているタイプ

紫外線や肌への刺激が原因でメラニン色素が生み出されて肌に溜まり、くすみが起きているタイプ。シミという程はっきりと黒くはないが、顔全体のトーンが暗くなってしまっているのです。

紫外線はもちろん、大気汚染・擦ったり当てたりする時の刺激・メイク汚れなど、メラニン色素を排出させる刺激になるものは日常の生活の中にたくさんあります。刺激を感じると肌はメラニン色素を出し、肌全体のメラニンの量が増えたり、排出されずに肌内部に留まったりすることで、くすみが生じます。

タイプ4 黄ぐすみが起こっているタイプ

以前に比べて、顔の素肌の色が黄色くにごったように感じる人はこのタイプです。

年齢を重ねる内に、肌内部の真皮層にあるタンパク質は食事から摂った糖と結びついて変質してしまいます。肌が黄色くにごるのはこの「糖化」のせいです。残念ながら、一度糖化してしまったタンパク質は元には戻りません。黄ぐすみを防ぐには早めの予防が大切です。

原因別 くすみを改善する方法

くすみの原因が分かったら、タイプに合わせたケアでくすみを追い出し、美肌へと導きましょう!

血行不良タイプ

  • マッサージで肌の血行を良くする。マッサージ後にホットタオルでふき取ると、より一層効果的。
  • 炭酸配合のパックなどを使って、毛細血管の血行をよくする。
  • ウォーキングなどの適度な全身運動をして、体全体の血行を良くする。

古い角質が溜まっているタイプ

ピーリング用化粧品で古い角質を取り除く。ふきとりタイプのローションや洗い流せるジェルタイプなどがあるが、目の周りなどの乾燥しやすい部分は避ける。

メラニン色素が溜まっているタイプ

  • 溜まったメラニンを追い出すためにも新陳代謝を高める。
  • 美白化粧品を使って、出来てしまったメラニンをケアする。
  • メラニン色素をこれ以上増やさないために、紫外線や刺激に気をつける。

黄ぐすみが起こっているタイプ

  • 黄ぐすみの原因「糖化」を防ぐには、甘い物や炭水化物の食べ過ぎを防ぐ。
  • 抗酸化作用のあるビタミンを含む緑黄色野菜やフルーツを食べる。