朝のスキンケアが一日の綺麗を作る!早起きして実践したいケア

夜とは違い、学校や会社へ向かう準備でバタバタしがちな余裕のない起床後。肌のお手入れもなかなか入念に行えませんよね。でも、夕方の化粧崩れやメイクのりを気にするなら、早起きしてでもしっかりケアを行うべき!

一日の始まりが勝負!
周囲に差をつける“朝のスキンケア術”

夜遅くまで仕事をしていたり、子育てなどで慌ただしい毎日を送っていると、『朝はできるだけギリギリまで寝ていたい…』という気持ちになるもの。

そのため、朝のスキンケアは顔の表面に化粧水をざっとつけるだけで、すぐメイクして外出するという女性も多いのではないでしょうか。

でも、その日の肌をプルンと潤った状態に保ちたいのなら、“朝にこそ”スキンケアに力をいれるべきなのです!


私たちの肌は22時~2時までのゴールデンタイムに活発になる新陳代謝、いわゆるターンオーバーの働きによって新しい皮膚へと生まれ変わっています。これは、顔だけでなく全身の皮膚が同じサイクルで生まれ変わっています。

ゴールデンタイム前までにメイク汚れや余分な皮脂をクレンジングし、保湿をして肌を整えて睡眠をとった翌朝、しっかり正しいスキンケアを行うことで、この新しい皮膚の状態が長持ちし、潤いのある肌が作れるのです。


つまり…朝のケアを疎かにすると、早々に生まれたばかりの肌に負担をかけてしまうことにつながるのです

ズボラケアが習慣化すると?

  • 粉をふいた乾燥肌に!
  • メイク崩れが起きやすい!
  • 肌の老化が進む!

ピタッとファンデーションが肌に吸いつくような、ハリのある美しい肌を一日中キープするために「早起きしてでも朝に実践したい7つのスキンケア方法」をチェック!

また、今回は顔だけではなくデコルテや首、足元のスキンケアのポイントもご紹介しちゃいます

1.ストレッチで全身の血行を良くする

眠りから覚めて起きたばかりの朝は、就寝中に“笑う・喋る”など顔の筋肉を動かすこともなく、同じような姿勢を長時間とっています。

眠りから覚めて起きたばかりの朝は、特別血行が滞りやすくなっている状態なのです。もちろん、顔色がくすんだままだと化粧ノリもイマイチに…


そこでオススメなのがストレッチを習慣づけること!軽くカラダを動かすことで身体全体が温まり、肌に潤いと血色がよみがえります。

ベッドの中でできる簡単ストレッチ

  1. 両腕を上に伸ばしてバンザイのポーズをとる
  2. 手足をぐ~っとそれぞれまっすぐに伸ばす
  3. 伸ばしている間、10秒間鼻で長く息を吸う
  4. 力をふっと抜き、口から10秒かけて息を吐く

血流が体中を巡り、意識も目覚めてくるのが感じられるハズ!

2.頭皮をマッサージする

起床後に鏡で自分の顔を見て、そのむくみ具合にビックリした経験のある方は少なくないと思います。

就寝中は血流が悪くなり顔がパンパンになりやすいのですが…毎朝これでは会社や学校にも行きたくなくなっちゃいますよね


にっくき顔のむくみですが、実は顔よりも頭皮をマッサージすることでスッと解消されるんです

簡単!頭皮マッサージの方法

  1. 髪をとかすように、前から後ろにぐ~っと指で頭皮を刺激する
  2. トントンと両指で頭皮を叩く
  3. 頭のてっぺんにある“百会(ひゃくえ)”をグッと押す

頭皮が刺激され、血行が促進されることで、たるんだフェイスラインや頬があがり、顔色もグッとよくなります

また、目が腫れぼったい場合には、おでこをマッサージするのもオススメ。薬指~中指までの3本の指で優しく刺激しましょう。

3.顔にホットタオルを当てる

『マッサージだけじゃなかなかスッキリしない!』という女性は、むくみ取りの最後の仕上げにホットタオルでケアをするのがベスト!

こんなにある蒸しタオルの効果!

  • むくみを取り小顔にしてくれる
  • 血行不良で起こるクマを薄くしてくれる
  • くすみを取り除いてくれる
  • 朝のどんよりした気分をリフレッシュしてくれる
  • 化粧品の美容成分を浸透しやすくしてくれる

よりリフレッシュ効果を狙うなら、ユーカリやミント、ラベンダーなどのハーブ系アロマオイルを垂らしたお湯で作るのもアリ

コスパもよく手軽にスッキリできるテクニックですが、やり過ぎると乾燥を招くので、使用頻度は週に1~2回が理想です

4.シートパックでしっかり保湿する

もっとも重視すべき朝のスキンケアといえばやっぱり“保湿”

時間がないからと『適当にローションを顔にパシャパシャして、ハイおしまい!』というのは、乾燥しやすくメイクが崩れやすい肌の状態を作る原因に…


一日崩れない鉄壁肌を作るには、化粧水⇒乳液⇒クリーム&美容液という保湿の手順を、時間をかけて行うことが大切です。

また、それにプラスして行うと効果があるのがシートマスク

シートマスクを使うと?

朝のメイクのりが格段に変わる!

化粧水を顔に叩きつけるだけではなく、朝こそしっかりパックを行うことで、皮膚のキメが整い、化粧が崩れにくい肌ができあがるのです。

シートマスクがもったいないなら、いつも使っている化粧水をコットンにたっぷり含ませ、ペタペタと顔に貼り付けるだけでもOK!特にメイクのよれやすい目元や口元には、美容成分がしっかり行き渡るよう注意してくださいね。

しっかり美容成分が浸透し、肌が乾いてきたらいつものメイクを始めましょう。

ちなみに…

美白効果のあるパックには、メラニン色素を増やすビタミンCが配合されていることがあります。その場合、朝の使用は控えて夜用パックとして活用すると安心です

5.首からデコルテにかけて保湿&UV対策を行う

首やデコルテはスキンケアをする習慣がない方が多いため、年齢を重ねるごとに美しさに差が出やすいパーツです。

保湿も紫外線対策も全くせずにいては、数年後にはケアを怠ったことを後悔するかもしれません…

首&デコルテパックの仕方!

  1. 首からデコルテにかけて保湿クリームかオイルを塗る
  2. ホットタオルを巻いて15分放置する
  3. 残ったクリームやオイルで上下にマッサージする

顔の美白にばかり重点を置いてしまいがちですが、外出する前には必ず首やデコルテに日焼け止めを塗り、紫外線からのダメージを防止しましょう。

手を汚さずに濡れるスプレータイプだと、塗りムラもなく楽チンなので1本あると便利ですよ

6.保湿クリームでかかとの粉吹きを抑える

通勤時などに駅の階段を上がっているとき、意外にも後ろを歩いている人の目につきやすい部分が“前を歩いている人の踵(かかと)”

粉吹きかかとを放置すると、ストッキングを履いている女性なら伝線の原因にもつながりかねません。

かかとパックに使える定番クリーム

  • ニベアの青缶
  • ワセリン
  • ユースキン

たっぷり塗るだけでも効果はあるのですが、クリームを塗った上にラップを巻いて靴下を履くと、短時間で保湿成分が浸透しやすくなります

『靴を履いているから踵は隠れて見えないし大丈夫!』なんて油断は禁物。特に、サンダルを履く機会が増える夏季にかけては注意しておきたいトコロ。

綺麗な自分でいたいなら明日からチャレンジ!

追われるような毎日をお過ごしの女性にとって、数分でも早起きするのは辛いことですよね。

しかし、キレイは1日にして成らず。朝のスキンケアを毎日コツコツと積み重ねることで、美しい潤いのある肌を保つことができるのです。

  • ベッドの中で軽くストレッチする
  • 頭皮マッサージする
  • ホットタオルを当てる
  • シートマスクで保湿する
  • 首~デコルテパックを行う
  • 保湿クリームでかかとケアを行う

ご紹介したお手入れの中には、5分程度でできる時短ケアもあります。まずは1つのお手入れを長く続けることから意識してみてくださいね