似合う前髪の見つけ方・あなたにピッタリな前髪チェック

自分に似合う前髪の見つけ方

「自分の印象や雰囲気を変えてみたいなぁ～」と思った時に、手っ取り早くイメチェンできるのが「ヘアスタイルを変える方法」です。

髪型はファッションやメイクよりも先に目が行くので、周りの人がパッと見て、いつもとの違いに気づきやすい部分なのです。特に前髪はハサミさえあれば、自分でもすぐに手を加えられるパーツなので気軽にイメチェンが可能。

しかし！似合う・似合わないがハッキリ現れるのが「前髪」。「私はどんな前髪が似合うのだろう？」と悩んでいる人は、自分のフェイスラインと髪質に合っている前髪スタイルを知ることが「似合う前髪の見つけ方」なのです。

▼似合う前髪の見つけ方／顔型

丸顔タイプ

丸顔タイプは頬っぺたが丸くて顎が目立たないのが特徴なので、前髪を真っすぐに切り揃えると、フェイスラインの丸みが強調されます。

丸顔の人は、ふんわりナチュラルな少し長めに前髪スタイルが似合います。

逆三角形タイプ

逆三角形タイプは目の横を流れるような柔らかな長めの前髪にすると、全体に動きが出て優しいイメージを作ることができます。

スリムな顎がすっきりした印象を与えますが、センターで分けると少しきつめに見えてしまうこともあるので、左右どちらかに分け目をつくると印象が柔らかくなり遊び心も感じられます。

面長タイプ

面長タイプは顔の幅がスリムなので、前髪を長めに垂らすと縦のラインが強調されるため、眉毛が隠れる長さにきちんと切り揃えた可愛らしい前髪が似合います。

ベース型タイプ

ベース型タイプは凛としたクールさが特徴なので、短い前髪や厚みのあるカットするとエラが強調されるので、前髪はパツンと切り揃えずシャギーを入れて、サイドに丸みを持たせたラインが似合います。

▼似合う前髪の見つけ方／髪質

フェイスラインに合わせた前髪を作るほかに、自分の髪の毛のタイプも確認しておくとスタイリングする際に手間が掛かりにくくなります。

クセ毛タイプ

髪の生え方にクセある天然パーマは、まっすぐに切りおろした前髪を作るにはブローやヘアアイロンが欠かせないので一苦労。癖毛の人は軽やかで明るいイメージになる、エアリー感を活かした「少し長めの前髪でサイドに流すスタイル」がおすすめ。

直毛タイプ

ストンとしたまっすぐな髪質は、少し厚めの前髪や切りそろえた前髪が作りやすいです。

ただ、ぺたんと張り付くようなヘアスタイルになるのを避けるために、あまり長くし過ぎずに、サラサラと動きが出るくらいの短さにしておくと可愛らしさが引き立ちます。

▼前髪あり？無し？似合うのはどっち？

前髪というのは簡単にイメージチェンジができるパーツです。しかし、印象が左右されるだけに「前髪は作ったほうが似合うのか？作らないほうが似合っているのか？」という悩みを持っている人もいると思いますが、目指すイメージをハッキリさせることが大切です。

では、前髪によって、どんなイメチェンが可能なのかチェックしてみましょう。

フェイスラインが縦に長く顔立ちがしっかりしている女性は、キレイめでお姉さんタイプに見られることが多いのですが、実際の年齢よりも上に見られたり、何でも自分でできるしっかり者という印象を与えてしまい、男性に距離を置かれやすくなることも…。

この場合、厚めの前髪を作ることで顔が丸く見えるようになり、若々しく可愛らしいイメージにチェンジすることができます。

日本人女性らしいおとなしめの和風顔は着物に合わせたアップスタイルは似合いますが、髪を垂らしたり、おでこを出していると少し地味になるので印象がボヤっとしやすいのです。

しかし、前髪を作ると「顔」に視線を集めることができます。アイメイクと合わせて目の表情が生きるように、少し長めの前髪にすると、お人形のような可愛らしさが演出できます。

ベースタイプの顔の人は、健康的でしっかりしたイメージを人に与えますが、女性的でほっそりした可愛らしい雰囲気を作るのは難しいものです。

しかし、シャギーカットで前髪を作って少しだけオデコを出し、縦のラインを強調するとエラの部分がサイドの髪に隠れるので、ほっそりした印象になります。ウエーブをかけてふんわり動きを加えると、女性らしいエレガントさがアップします。

守ってあげたくなるような可愛らしい印象から、大人っぽい知的な印象に見せたい場合は、前髪を作らずにおでこを見せることでイメチェンができます。前髪をサイドに流すことで仕事ができそうな大人のかっこいい女性っぽく見せる効果があります。

眉毛を少し長く描いてみる、切れ長アイラインを引くなどメイクを少し変えてみると、より大人っぽさが強調されてセクシーな服も着こなせるようになっちゃいますね。

おでこを出すと縦ラインが強調され、クールでかっこいい印象を作りやすくなります。ただ髪をおろしているだけでフェイスラインが隠れて、可愛らしい雰囲気を出すことができるので楽チンです。

前髪を伸ばしておでこを出すと知的、切っておでこを隠すと幼い印象を作ることができます。

似合う前髪づくりには「手間」も欠かせない

前髪を自宅でセルフカットするときは「専用のハサミ」を使いましょう。図工用のハサミは刃が厚いので髪の毛の断面が潰れたり、途中で切れてしまいます。すると、毛先が荒れて栄養分や水分が抜けるなどのダメージを受けます。

また、短い前髪でも乾かすときにはブラシなどでしっかり形を整える手間を惜しまないで下さいね。自分に似合うスタイルを一日中キープするコツですよ