美容室より安くできるセルフカラーリングのコツ
ヘアサロンで髪を染めると1回のカラーリング代は数千円~1万円以上と、髪の色をキレイに保つのは大変ですよね。自分で染めるセルフヘアカラーなら数百円~1000円前後の費用でカラーリングができますが、プロの手を借りずに自宅で髪を染めるとなると「ちゃんと染まるかな?」「髪が傷んでダメージヘアにならないか?」といった不安も残ります。
美容室でカラーリングをするお金がないからといって、頭頂部をプリン状態のまま放置していませんか?髪の色が抜けていたり、染めていない髪を伸ばしっぱなしにしているとだらしない印象になります。市販のヘアカラーを使って自宅で上手にセルフカラーリングをするコツを覚え、いつもキレイな髪をキープしてくださいね。
市販のカラーリング剤で髪をキレイに染める方法や、似合うヘアカラーの色選びの方法、カラーリングの種類や特徴などを紹介します。
自分に似合うヘアカラーを選ぶ方法
髪を染めたら顔色がくすんで見えたり、赤ら顔に見えてしまうなど、顔のフレームでもあるヘアカラーの色選びを間違えると肌の美しさが半減してしまうこともあります。
また、普段のファッションとのカラーバランスを取ることも、お洒落のためには大切!
肌色に合わせてヘアカラーを選ぶ
どんな肌の色にも馴染みやすいヘアカラーの色はブラウン系です。
でも、『髪の色がいつも茶色系で飽きた』『たまには違うカラーに挑戦してみたい』という人は、肌色に合わせてヘアカラーの色選びをしてみましょう。
肌の色別に似合うヘアカラー
■ 色黒さんの場合
暖色系(赤やオレンジなど)
■ 色白さんの場合
寒色系(青みのあるアッシュ系など)
着る回数が多い服の色に合うヘアカラーを選ぶ
ピンク系など柔らかい色の服が多いのに髪の色がオレンジ系、逆にクールなブルー系の服を着ることが多いのに甘いピンク系のヘアカラーにしてしまうと、全体のバランスが崩れてしまいます。
青い服が似合うならアッシュ系、黄色や赤が似合うなら暖色系など、ヘアカラーは『似合うね』と言われる服や着る機会が多い色の系統から選ぶのがコツです。
カラーリングの種類で違う!染め上がりと色持ち
市販のカラーリング剤を使って自宅でセルフカラーリングをする前に、髪へのダメージや染め上がりの状態にも影響するカラーリングの種類と特徴を知っておきましょう。
ヘアカラー
髪が染まるしくみ: 脱色しながら髪の内部に染料をしみ込ませる
メリット: カラーリングした色がキレイに出やすく、長持ちする
デメリット: 髪が傷みやすい
色持ち期間: 約2ヶ月
ブリーチ
髪が染まるしくみ: 髪内部のメラニン色素を分解して脱色するため「染める」のではなく「脱色」して髪の色を変える
メリット: 脱色なので染料が色落ちすることがない
デメリット: 髪がとても傷みやすい
色持ち期間: 新しい頭髪が生えてくるまで
ヘアマニキュア
髪が染まるしくみ: 髪の外側をコーティングしながら色素を付着させて染める
メリット: 髪の表面が保護されて傷まない
デメリット: 鮮やかな発色は期待できない。色が落ちやすい
色持ち期間: 約2~4週間
ヘアチョーク & ヘアカラースプレー
髪が染まるしくみ: 髪の表面に染料を塗って、色をのせる
メリット: 髪をすぐに染められて、シャンプーですぐ落とせる
デメリット: 雨などでも簡単に落ちてしまう
色持ちの期間: 1日
ヘアチョークの使い方
ヘアチョークはカラーリングしたい部分の髪をひとつまみに束ねて上から下へ向けて塗るだけ、ヘアスプレーは吹きかけるだけ、と簡単!髪のダメージを防ぐために、チョークを「下から上」へなぞるのはNG!
セルフカラーリング/髪のキレイな染め方
市販のカラーリング剤をつかって自宅で髪を染めるときは、手が届きにくい部分に塗るのは大変ですね。誰かに手伝ってもらうことが出来ない場合は、髪をクリップでブロッキングすると塗り残しを防ぐことが出来ますよ。
1. 温度が低い毛先から染める
地肌と毛先は人によって10度以上の温度差があります。温度が高いほど髪は染まりやすくなるため「温度が低く、染まりにくい毛先/もみあげ/襟足」からカラーリング剤を塗布するのが、色ムラなくキレイに髪を染めるコツです。
髪を傷めないポイント
カラーリング剤を塗布するときは、コームで髪をとかし過ぎない
2. ビニールキャップを被る
髪全体にカラーリング剤を塗り終えたら、100円ショップでも購入できるビニールキャップを指定の時間が経過するまで被り、髪が染まりやすくなるよう温度を上げます。
カラーリング剤は髪に塗ったままの状態が長時間続くと髪を傷めてしまうので、髪が染まりにくい髪質の人の場合は、なるべく指定時間内にキレイに染めるために役立つポイントです。