ツボの刺激でバストアップ!
胸のふくらみは9割の脂肪と、1割の乳腺からできています。その脂肪の量が多ければ多いほど、バストは大きくなるんです。
胸が大きくなるメカニズム
脂肪はバストを守るクッション?!
脂肪には、乳腺を保護するという役目があります。乳腺は、赤ちゃんのお乳を作るための組織。脂肪で取り囲むことで、赤ちゃんを育てるための大切な乳腺を守っているのです。もし、脂肪を増やしたいなら、まずは乳腺を増やす必要があるといえます。
乳腺を増やすためには
乳腺の発達には、エストロゲンという女性ホルモンが大きく関係しています。エストロゲンの分泌が増えると、乳腺が増えるのです。エストロゲンは、初潮の前後で分泌量が増加します。そのため、その頃から女性の胸は徐々にふくらみ始めるのです。分泌量は、ピークの18~20歳以降は徐々に減少。ただし成人女性でも、月経前の排卵の時期には分泌量が大幅に増加します。
ツボの刺激がバストアップに良い理由
エストロゲンは、血液やリンパによって体内に運ばれます。通り道の血管やリンパ管の流れがスムーズじゃないと、うまく循環できません。
ツボの刺激で代謝をアップ!
ツボの刺激には、血液やリンパの流れを促す作用があります。バスト周りのツボを刺激することで、血行や代謝がアップ!そうすると、エストロゲンが効率的に循環することができるのです。
ツボ刺激の方法は、主に「指圧」と「鍼(はり)」の2つです。指圧のメリットは、自分でも簡単にできるということ。また鍼は、バストアップのほかに美肌やたるみにも効果があります。
バストアップにつながる8つのツボ
1.中府(ちゅうふ)
鎖骨外側の下にあるくぼみから、指1本分下にあるツボです。
2.膺窓(ようそう)
鎖骨と乳首の中間、乳首の縦のライン上にあるツボです。第3肋骨と第4肋骨の間にあたります。
3.屋翳(おくえい)
乳首の縦のライン上、乳房のふくらみの上あたりにあるツボです。
4.渕腋(えんえき)
わきの下にあるツボです。(左右あり)乳首から10cmほどわき側の、第3肋骨と第4肋骨の間にあたります。
5.天溪(てんけい)
乳首の横のライン上、乳房の脇の部分にあるツボです。(左右あり)肋骨の間を押してイタ気持ちいいポイントにあります。
6.乳根(にゅうこん)
乳頭から指2本分下にあるツボです。第5肋骨と第6肋骨の間にあたります。
7.神封(しんぽう)
胸の谷間からやや乳首側にあるツボです。谷間から指をすべらせて凹んだところにあります。
8.膻中(だんちゅう)
左右の乳首の中間にあるツボです。指で押してイタ気持ちいい部分にあります。