ベースメイクを軽くしたら肌にいいことだらけだった
ベースメイクが軽いと肌への負担が少なく、クレンジングも楽チンです。また、ナチュラル仕上がりは透明感がありモテ肌になれるので、誰もが憧れます。ベースメイクを軽くしたことで気が付いたことをまとめました。
ベースメイクを軽くしてみました
シミ、シワ、毛穴を隠すことに必死でついファンデーションやBBクリームを厚塗りしてしまいがちなベースメイクは、毎日お化粧をしている中でも重要な役割を果たしていますよね。メイクの土台が整って、つるんとした陶器肌が完成した時には、ポイントメイクが多少失敗しても誤魔化せているような気になります。
ファンデーション、BBクリームなどベースメイク用品はたくさんブランドやメーカーから販売されていますが、毎日使うものだからこそ肌への負担を少なくしたいものですよね。
「実は毎日のクレンジングも肌にとっては負担になっている」と知ってからは、ファンデーションやパウダーの厚塗りをやめ、ベースメイクを見直しました。そこで、今回はこれまでのベースメイクと軽くした後のベースメイクの方法とアイテムを紹介します。
ベースメイクを軽くする前
とにかくマットな仕上がりが好みで、化粧崩れをしやすい時期でもお構いなしに厚塗りをしていました。たくさん塗った分崩れるのも早いので化粧直しに行く回数も多く、常にファンデーションのコンパクトが手放せない状態でした。
日焼け止め、下地を塗ってから、リキッドファンデーション、コンシーラー、シェーディング、パウダー、ハイライト、仕上げはクリームチークとパウダーチーク、振り返るとベースメイクの過程が長すぎますよね。10分以上かかっていたので、アイメイクの次に時間を使っていました。(笑)
ニキビができやすく、肌荒れが気になったときには、下地、シェーディング、パウダーファンデーション、パウダーチークで終わらせたり、BBクリーム、シェーディング、パウダー、ハイライト、チークで、かなりベースメイクを軽くしているつもりでした。
厚塗りなのでクレンジングの時には何度もごしごしと擦って洗顔をしないと、綺麗にさっぱり落ちた気がしません。たくさん塗ることで肌を守っていると思い込んでいましたが、実はかなり負担になっていました。
ベースメイクを軽くする方法
「ベースメイクを軽くする!」と、決めてからのスキンケア、ベースメイクアイテムの選びかたを紹介します。
▼スキンケア
スキンケアは、きちんとしているつもりでしたが、ニキビケアに気を付けるばかりで保湿や乾燥には目を向けず、肌に合わないと思ってもたっぷりつければ何とかなるという考えでいました。
ベースメイクを薄くするからには「素肌が綺麗でなければいけない」と思い、スキンケアを見直し、自分の肌の状態を知った上で、今肌に足りていない栄養を補うことに重点を置きました。スキンケアアイテムはお金と時間をかけてきちんと選ぶことがおすすめです。自分の肌に合ったものを選んで、化粧水はハンドプレスして肌と馴染ませるようにすると、肌に透明感が出てきます。
▼化粧下地
ベースメイクを軽くする前は「下地の上からたくさん塗るんだから!」と、適当に選んでいましたが、下地こそベースメイクの中で1番大切だと感じました。化粧下地は、肌に直接触れるものだからこそ、色味、効果、テクスチャーをしっかり確かめなければいけません。
合わない下地を使うと化粧崩れで、何度も直しに行かなければいけなかったり、夕方には毛穴落ちでファンデーションがドロドロになってしまうので、要注意です。
自分の肌の色に合っていない化粧下地が原因で、チークやリップの色によっては顔全体がくすんでいるような印象になってしまうこともあるので、コントロールカラーを使用するのがおすすめです。また、毛穴落ちの原因は肌内側の潤い不足が大きいので、潤いのある化粧下地をチョイスします。
▼ファンデーションを卒業する
リキッドファンデーション、パウダーファンデーションはカバー力があり、マットな肌を演出するときに欠かせないアイテムです。ファンデーションをやめるのには勇気がいりますが、ニキビ跡やくすみは、コンシーラーを使用することで隠すことができます。ファンデーションを卒業してベースメイクを軽くするために使用したアイテムは、シンプルに3つのアイテムのみです!
使用したアイテム
▼化粧下地
パープル系のコントロールベース
▼コンシーラー
▼石鹸で落とせるタイプのフェイスパウダー
アイテムがシンプルなので、手順も簡単です。くすみを取って、顔色をワントーン明るく血色感を出すために、化粧下地はパープル系を使用します。コンシーラーとフェイスパウダーは、石鹸で落とせるタイプを使用すると、肌への負担が少なくなります。
ベースメイクの順番
1.化粧下地を、Tゾーン・頬・顎先に指で適当において伸ばしていく
2.スポンジで全体に馴染ませる
3.コンシーラーで目の下やニキビ跡など気になるところをカバーする
4.フェイスラインから、ヨレやすい顔の中心にパウダーをはたいていく
とても簡単で時短なのに、しっかり肌のコンプレックスも隠せてセミマットな仕上がりになります。化粧崩れが気になりにくく、肌への負担も少ないのでオススメです。
ベースメイクを軽くして肌ストレスゼロに!
ベースメイクを軽くしてみると、最初は「肌のコンプレックスがないのでは…」と、不安になりますが、それ以上に良かったことがたくさんありました。
ベースメイクを軽くしてよかったこと
・素肌をケアするようになった
・ベースメイクの時間が短くなった
・肌の疲れを感じなくなった
・ヨレや崩れが気にならなくなった
・肌荒れしにくくなった
・ニキビが早く治るようになった
・クレンジングが楽になった
スキンケアに力を入れて、素肌を大切にするようになるので、すっぴんの肌が綺麗になります。メイクとクレンジングの時間がとても短くなり、肌への負担も減るので、嬉しいことだらけですよ。「何だか肌の疲れが気になる」「化粧直しの回数を減らしたい」と、感じた時にはベースメイクを軽くしてみてください