肌のターンオーバー20代と30代は周期が違う・ケアも変えて!
ニキビ跡の治療やスキンケア効果をよりアップさせるためには、正しいターンオーバーの周期を知ることが大切。
年代によって違う肌サイクルをもっと遅らせる悪習慣など、今からできる改善方法を試してみて下さいね。
年齢によって変わる「ターンオーバーの周期」
ゴールデンタイムに眠り、化粧水や美容液もたくさん塗っているのに「スキンケア効果がアップしない」と感じている場合、「年齢によるターンオーバーの違い」が原因かも知れません。
ターンオーバー周期が遅れると、ニキビ跡やシミもなかなか消えませんね。
美肌のカギを握るターンオーバーの周期
美しい肌を保つために必要な条件のひとつが、「古い角質を溜めこまないこと」。
美肌づくりには「正しい周期のターンオーバー」を知ったうえで、スキンケアを行うことが大切です。
年齢 | ターンオーバーの周期 |
---|---|
10代 |
20日 |
20代 |
28日 |
30代 |
40日 |
40代 |
55日 |
50代 |
75日 |
60代 |
100日 |
「28日間がターンオーバーの周期」というのは、20代の新陳代謝のサイクルを対象としています。
30代の女性が「肌が生まれ変わるのは28日の周期」と思い込み、それに合わせてスキンケアを行っていても効果を実感するまでは約2週間ものズレが生じます。
新しいコスメや美肌効果があるとされるサプリメントを試し、「一ヶ月も経つのに肌が変化しない」と、その方法でのお手入れを断念し、次々と新しいスキンケアに手を出してしまう女性も多いのです。
「化粧品のはしご」は肌トラブルに
化粧品など、美肌効果のある新成分が登場するサイクルが早く、「今度こそ効果があるかも!」とスキンケア方法が一定しない女性も多くみられます。
それは「何が自分の肌に合っているのか分からなくなる」、という問題が発生します。
肌の正しいターンオーバーの周期を無視して「季節の変わり目」など、肌が敏感になりやすい時期でも「効果がない!」と、「化粧品のはしご」をするのは肌トラブルの原因に!
基礎化粧品やサプリメントなどで美肌づくりを目指す場合、「スキンケア効果が見えてくる3か月」は、様子を見るようにしましょう。
ターンオーバー周期を遅らせる悪習慣
基底層で誕生した肌細胞が成長して、やがて角質層となり「垢」として排出されるのが、「ターンオーバーのメカニズム」。
ターンオーバーのサイクルを狂わせる原因 | |
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夜更かし | ゴールデンタイムを逃す |
過剰な角質ケア | 傷んだ細胞を修復するためサイクルを早める |
日焼け |
「早くなるのなら良いのでは?」と、思いますがそれは間違い。
細胞が未熟なまま成長するため、本来はターンオーバーの最終段階で「垢」となって排出されるべき「メラニン」が表皮に残ってしまい、シミの原因につながります。
ゴールデンタイムまでにするべき!美肌対策
ターンオーバーが行われる22~2時までの「ゴールデンタイム」に就寝すれば、美肌づくりは万全!という訳ではありません。
- メイクは落とす
- たっぷりと保湿しておく
肌代謝がよりスムーズに行われるように、22時までに肌をキレイな状態にしておくのは最低限のルール。
個人差もあり、年齢によるターンオーバーの周期を変えることは難しいですが、「周期をより遅らせてしまうことを防ぐ」ことは可能です。
正しい肌の新陳代謝(ターンオーバー)の周期を知り、肌の生まれ変わりをサポートする規則正しい生活と悪習慣を改めることが、スキンケア効果を実感できる肌づくりには大切です。