好きな人ができない理由・恋愛スイッチ完全オフの七不思議

『いずれは結婚したい』とは思っていても、肝心の好きな人が現れない…。という期間が長いのなら、目の前にいる未来の彼氏候補を無意識のうちに見ないように恋の防御線を張っているのが原因かも?

なぜ私は好きな人ができないの?

次から次へと出会う男性に恋をしてしまう恋愛至上主義の女性とは反対に『好きな人ができない』と悩む女性も多いですよね?昔の歌に「命短し恋せよ乙女」というフレーズがありますが『女と生まれたからには、恋をしなきゃ損!』と考えるのは、あくまでも世間一般の無責任な意見で余計なお世話なのかも知れません。

でも、学校、職場、趣味を楽しむ場などで、それなりに出会いがあるはずなのに、どうして”好きな人ができない”のでしょうか?

では、その理由を7つ紹介します

1.自分を越える男性に出会えないから

最近は様々な分野でスペシャリストとして活躍し、男性よりも仕事のできる”恋より仕事に専念”している女性がたくさんいますね。

「デキる女」は自分自身のスペックが高いからか恋愛相手に求める条件が厳しくなりがちなので、心の底から『この人にはかなわない』と思えるほど尊敬できる男性との出会いがないと、なかなかハートに火が着きません。


そして『とりあえず誰でもイイから付き合ってみよう』などと妥協もできず、一度しかない人生の限りある時間を「つまらない男」に費やすよりは、目標を決めて仕事一筋になり我が道を突き進むことに価値を見出すのです。

”適齢期だから男性と付き合ったほうが良い”という、世間の常識にとらわれないことは、ある意味、賢い選択かも知れません。

2.恋愛に希望を抱けないから

両親が言い争っている姿を見て育ったり離婚してしまったなど、一番、仲良くしてもらいたかった2人の修羅場を見てきたことがトラウマとなり、恋に消極的になるケースもすくなくありません。


最初は死ぬほど好きでたまらなくても、愛なんて時が経てば必ず冷めてしまうのではないかと、誰かと愛を育んでいくことに対して希望が持てなくなっているので、出会いがあっても無意識のうちに『どうせ…』と、恋心にブレーキを掛けてしまうのがこのタイプ。

もし、恋人が欲しいと心から思うのなら、相手のことより『私は大丈夫だ』と自分のことを信じてあげるのが一番大切なこと。

『好きになろう』『この愛を貫こう』『この人を愛し続けよう』と自分で自分を縛らず、楽な気持ちで目のまえの恋と向き合うことがトラウマから解放される近道かも知れませんよ。

3.相手の短所をクローズアップするから

完璧な人間など存在しないのですが、どうしてもイヤなところには拒絶反応が起こっても仕方がないですね。親子や血縁関係のある家族とは違って、もともと他人である恋人とは無理して付き合うことはないのですから。

しかし、つい男性の欠点を探すだけじゃなく、わざわざ想像から作りだすクセがあるのも”好きな人ができない理由”のひとつであり、彼女たちは以下のように考えてしまうのです。


 【優しく話かけてくれた】
⇒女慣れしていて浮気するタイプではないか?

 【親切にしてくれた】
⇒見返りを期待して何か企んでいるのではないか?

 【男気があって頼りになる】
⇒自信過剰でDVやモラハラの傾向があるのではないか?


その人の性格にもよりますが、『金遣いが荒いからイヤ』と思う人もいれば、『気前が良くて好き』と感じる人もいるので相性も関係してくるのかも知れません。

相手の良いところを見て付き合えれば良いのでしょうが、やはり、どうしても許せないこともあるし、性格というより日常生活の習慣が我慢できない場合もあります。『食事の仕方が嫌だ』『汗臭しい匂いがイヤ』というように生理的に受け付けない場合もあります。

とはいうものの…、「私が気に入らない欠点は許せない」という傾向が強い考え方を「長所と短所がセットになっているのが人間」という考え方に少しシフトチェンジしていかないと、いつまで経っても好きな人は出来ないかも…。

4.理想が高すぎるから

『男なら誰でも良い』と思う女性よりは、ある程度の理想を抱いていたほうが建設的で良いですよね。

「好きなタイプの顔」「背の高い人」という理想などは誰でも持っているものですが、空想の中の理想像ばかり追い求めていても現実化しません。

 好きな人ができないと嘆いている女性は、その理想的な男性は『絶対に世の中に存在するもの』と信じていることも多いのです。


ひとつふたつのこだわりを持つのはとても大切です。また他の部分は良いけれど『声が高すぎてイヤ』『嫉妬深い性格についていけない』など、絶対に譲れないところがある場合は仕方がありません。

無理をして付き合っていても、どうしても嫌な部分がネックになって結局は後悔することになるからです。でも『好きになった人が理想』と思えるようになると、恋愛観も変わってきて世界が広がるかも?

5.恋よりも優先したいことが明確だから

恋愛感情に火がつくと好きな人にばかり心を囚われてしまい、本来やりたいことの妨げになることもあります。

器用に恋愛と仕事を両立できる性格なら良いですが、感情をコントロールするのが難しいタイプの女性だと恋に溺れてやるべきことが中途半端になってしまう可能性も出てきます。

恋以外にやりたいことがハッキリしていて、且つ、恋に夢中になりやすい性格を自覚している女性の場合、『いいな』と思える男性と出会えても、つい『目的達成のためには恋なんてしているヒマはない』と防御しちゃうのです。

そして、自分の中で好きな人との間に一線を引いてしまうことが”好きな人ができない原因”に…。『愛を取るか、仕事を取るか…』と悩むものの、『男は裏切るけど、仕事は裏切らない』と結論はいつも同じ。


何が今の自分にとっての優先すべきなのかを知ることも大事ですが、彼氏や結婚相手などが側にいる人生もいずれ手にしたいと願っているのなら、バランスを保ち両立させるスキルを磨くのも方法かも?

6.恋人の必要性を感じないから

彼氏がいなくても充実していて幸福感を得られる人生を送れる人は男性と付き合う必要がないので、口では『彼氏が欲しいな』などと言いながらも恋活する気はまったくありません。

恋人に気を遣って時間を割くより、仕事帰りに習い事に通ったり、週末に気の合う女友だちと女子会をしたり、休日も山登り、旅行、ショッピングなどと楽しい時間を過ごすことのほうが有意義だし、自分のために時間を使ったほうが合理的と考えているのです。

恋のセンサーがオフ状態のままなので、誰かを好きになることもありません。


シングルライフも心の栄養になるものがあれば、それで良いのではないでしょうか。いつか自分の大切な時間を使ってでも会いたい男性と出会えれば、また幸せの形も変わって来るのかも知れませんね。

7.過去の恋愛で絶望したから

理想の人と出会って恋に落ちても良いことばかり続くわけではありません。最初は運命の人だと思って付き合っても、喧嘩して傷つけ合って別れてしまうこともあります。

誰もが恋愛をすれば必ずハッピーになれるとは限りませんよね…。むしろ経験値が少ないと未熟さゆえに、数々の失敗を重ねて悲しい経験しなくてはならない場合もあります。


以前は誰かに恋をしてトキメイテいたのに、深く傷ついたり、一方的に振られるなど辛い失恋を経験したことを境に『男なんて…』と懲りてしまった場合は、次に好きな人ができるまでには時間が掛るものです。

でも頼ったり、優しくしてくれる彼氏がいない一人ぼっちの生活に耐えられず、すぐに次の彼氏を焦って探すよりずっと賢明かも知れません。「時は薬」なので記憶は残っていても、その時の辛い気持ちが時間と共に薄れていけば、自然と誰かを好きになる日が訪れるはず

予想していないときに恋は訪れる

『よしっ、恋をしよう』と思い立ったときに、すぐに胸がキュンキュンするものではありませんよね。恋をするには相手が必要です。

たとえば婚活のお見合いのセッティングなどは、あくまでも「結婚」を前提にしての出会いなので、その人を恋愛対象として狂おしいくらい好きになれるかどうかは別問題です。

でも出会ってから幾度かデートして、その人の性格が好ましく思えたり、相性が良いと感じて「本気で好き」になっていく可能性も充分にあります。


出会いそのものを求めているのであれば、合コンなど男性と知り合える機会のある場所に参加する方法もありますが、今、結婚にも恋愛にも興味がないのであれば、自分の現在の生活を楽しんだほうがハッピーな日々を送れるかも知れません。

誰かに恋をするときって、ふとした瞬間に相手の意外な一面を知ったとき、優しさに触れたときなど、ある日突然やって来るものですよね?

恋に憧れているだけで目の前の男性のことが好きなのではなく、ただ単に彼氏のいる状態を望んでいる女性と比べれば、”好きな人ができない女性”は、とても自分に対しても相手に対しても誠実だと言えます。

自分らしく無理をせずに自然体で生きていくうちに、何の前ぶれもなく『彼のこと好きになっちゃった…』いう運命の瞬間は明日かも知れませんよ