捨てられる女を卒業する方法

「愛するよりも愛されたほうが幸せ」とはいうものの、全身全霊で人生を懸けて恋にのめり込む女性がいます。…が、その情熱が好きな人を遠ざけてしまう原因になることもあるので加減を忘れずに。

捨てられる女を卒業する方法

好きな人ができると母性本能や家庭的な血が騒ぎだし、一日はモーニングコールにはじまり、彼の部屋の掃除、洗濯は当りまえだし苦にもならない。学生だったら講義をサボった彼のために喜んでノートを写してあげるなど…。

男性のことを愛するあまり、恋の熱にポッとしている女性は”全力”で好きな人へ尽くそうとします。

しかし、寝る間も惜しんで彼のために一生懸命ガンバッて自己犠牲を惜しまない行動は、次第に『重たい』『ウザい』と彼氏に煙たがられ、最後に捨てられる運命を辿る女性たちは溢れています。


でも相手を思いやる行動は、仲良しカップルには欠かせない重要なエッセンス。

「尽くす≒利用されて捨てられる」という最悪のイメージがあるからといって、好きな人の世話をまったくしないのは問題アリ。

 「恋愛が成就する上手な尽くし方」だってあるんです。

やり過ぎが玉に瑕(きず)の尽くしベタから抜けだして、上手な愛情表現で「報われる恋」を手に入れるポイントを紹介します。

捨てられう女になるNG行動

どんなに深い愛が込められていようと、彼氏に母性が刺激され「見返りを求めるつもりはゼロ」であっても、やり過ぎた愛情表現はズッシリと彼の肩に重くのしかかるだけ。

『いずれ結婚するから』『一所懸命な想いは届くハズだから』という考えからの行動は、確実に空回りして二人のバランスは崩れてしまいます。

彼が生活のすべてになる

尽くし上手な女性になって、その愛を報われるものにするために「間違った尽くし方」を押さえておきましょう。

この2つのパターンにハマってしまうと”尽くしたのに捨てられる女”になることは避けられません。


なぜかというと…、いつも尽くす女性(彼女)が頼んでもいないのに生活の中へ入り込んでくるため、彼は無言の束縛、自由を奪われる危機、息苦しさを感じて『ありがたい』とは思いつつも、窮屈になり女性を遠ざけたくなります。

また、彼のプライベートの趣味や服装などのこだわりに、すべて好みを合わせてしまう行動も怖がられ避けられる原因に…。

高価なプレゼント攻撃なんてもってのほか!「尽くす女」から「貢ぐ女」となり、女としてのステータスも急降下!

これを守れば尽くしたって愛される

世の中には、靴下を履かせてくれたり、歯磨きまでしてくれる彼女を求めている男性もいるのですが…、やっぱり程ほどが安全です。

子育てでも我が子を愛しているからこそ、突き放したり、ときに厳しく接するものですよね?恋愛でもカレを愛すればこその、上手な対応の仕方がありますよ。

1.ギブ&テイクのバランスを保つ

上手な尽くし方の最大のコツは「すべて私がやるわ」というスタンスを捨てること。

このバランスを意識すれば「尽くし過ぎの危険サイン」を自覚することが出来るので、行動をセーブすることが可能に。


彼にドライブに誘ってもらったら、自分は楽しそうなスポットや評判のレストランを事前にリサーチして提案してあげるなど、「持ちつ、持たれつの関係」を心掛けることです。

『彼にコレしてあげたい!アレしてあげたい!』と、無意識に行動してしまうのが尽くすタイプの人が持っている特徴でもあり、生まれもった?悲しいサガなのですが…。

でも、友人や家族など身近な人に『尽くし過ぎじゃないの?』と指摘をされたら、一旦、冷静に『最近のギブ&テイクのバランスはどうかな…?』と、2人の関係を振り返ってみることで暴走を防ぐことができますよ。

2.彼以外の人へも尽くす精神を持つ

もし、「根っからの尽くす体質」だった場合、それは決して悪いことではありません。

でも自分と相手のために大切にしたいのは、大好きな男性にだけ全てを捧げるのではなく、家族、友人など、ほかの大事な人たちにも心を配ること。


 彼以外の人たちへ目を向ける心の余裕ができると、彼一人に集中し執着することがなくなるため、自然と好きな人とも程よい距離を保つことが可能に!

相手の負担にならない質の良い尽くし方を!

こんなに一生懸命アナタのためにやったのに!

どうしてわかってくれないのっ!

いいの、私はアナタが幸せになるなら自分の人生だって犠牲にしても構わない

このように、相手が精神的にどっぷり負担に感じることを言ったり、ジメッとした態度を見せるようでは「尽くすほど飽きられ、捨てられる」という、これまでの歴史通りの展開になってしまいます。


彼のことが好きで好きでたまらなくても、これらの事をやってしまうと”愛情の押し売り”となり逆効果になるのでご注意を!

最後に、もうひとつ大事なこと

 誠意をもって接しても、女を食いものにする究極のダメンズの心には響かないことが多いので、散々、彼に良くしたあげくポイ捨てされないように、「相手が本当に尽くす価値がある男かどうかを見極める目」を養うこと。

尽くしてくれることに感謝できる、ステキな男性との出会いがありますように。