友達以上恋人未満の関係にピリオドを打つ・彼女になる秘訣

友達以上恋人未満の二人が正式なカップルとして付き合うには、好意を抱いた側が勇気を出して脈ありサインを発信してアプローチしたり、勇気を出して口説いたり、告白するなど積極的な意思表示と行動が欠かせません。

友達以上恋人未満の関係から抜け出す

単なる友達とも違う、本格的に付き合っている彼氏とも違う男性との”友達以上恋人未満の関係”は、一方が恋心を抱いてしまうと一気にバランスが崩れます。

男友達に片思いしていることを自覚してしまったら…、もう、平静を保つことは出来ません…。

相手を異性として意識した途端、これまでのように何気ない会話を楽しんだり、軽くボディタッチするなど、今までは何も考えることなく当たり前にやっていたことさえ普通にできなくなってしまいます。


彼に本心を知られてしまったら、両想いでもない限り、気まずくなるのは目に見えています。でも、好意を胸に秘めたまま告白するのを我慢していれば、失恋したり、友達としての付き合いを失うリスクは避けられます。さて、どうするか悩みますよね…。


本コラムでは、友達以上恋人未満から脱却することを望んでいる女性に、二人の仲を進展させるアプローチ術を紹介します。

1.彼女が欲しいか確認する

友達以上恋人未満の関係は、第三者からすると”付き合っているのと同じ状態”に見えるのですが、そうとは限りません。実際のところ、男女共に”どっち付かずの曖昧な関係はとても居心地がいい”のです


恋人のような感覚で一緒に過ごせる関係でありながら、あえて、正式に”彼氏・彼女として付き合う”となると、必然的に責任や面倒なことを背負うことになります。

もしかしたら、今、彼と上手く行っている理由は、上記2つの煩わしいことをスルーできる”友達以上恋人未満の関係だからこそ”なのかも知れません。


彼が『今の関係をずっと保っていたい』と思っている可能性も高いので、相手の気持ちを見極めることが大事です。

彼の気持ちを見極める方法

『彼女欲しい?』と質問する


▼ 答えが『欲しい』ならチャンスあり
▼ 答えが『ほしくない』なら望みは薄い

『欲しい』という答えには『恋をした相手になら面倒ことでも背負う覚悟はある』という思いがあるので…、ハートを掴む努力をすれば彼を振り向かせることも可能です。

『ほしくない』という答えには『居心地のいい女(友達以上恋人未満の女性)がいるから、別に正式な彼女は必要じゃない』という思いが隠されているので、彼が居心地の良さを与えている張本人のアナタを恋人として受け入れる可能性は低いと言えます。

2.二人の関係の進展を望んでいるか探る

もしかしたら、彼も『どっちつかずの関係を止めて、恋人として付き合いたい』と思っていて、きっかけとなるチャンスを待っている可能性もあります。でも、ストレートに恋人へと関係をステップアップさせたいかどうかを聞く勇気がない場合は、以下の質問で彼の本心を探ってみてください。

彼の本音を確かめる方法

『私に彼氏ができたらどうする?』と質問する


▼「脈ありの場合の答え」
『他の男ができたら嫌だな…』と、さらっと嫉妬心を示す

▼「脈なしの場合の答え」
『もう、一緒に遊べないね』と、恋の邪魔をしない意思を伝える

3.女として意識させる

なかなか友達以上恋人未満のどっち付かずの関係から進展しないのは、女性として意識してもらえていないことに原因があるかも知れません。

興味を持たれない原因を断つ

  • 気を抜きすぎた服装で会わない
  • ガサツな言葉遣いをしない

ファッション、言葉遣い、仕草などは”女性らしさをアピールする大切なポイント”です。『こんなに魅力的な女が側に居るだよ』と伝えることによって男心をくすぐれば、彼の恋愛アンテナも反応するハズ

4.二人は恋人になる運命だと認識させる

いつも一緒にいてカップルと同じようなデートを繰り返している男性に告白した場合、『実は俺も同じ気持ちなんだ…』と、めでたく幸せな恋人時代に突入できそうな気もしますが、残念ながら成功率は五分五分といったところ…。

もし、彼が仲のいい女友達としか思っていなかった場合、突然の告白に驚かれて『俺はそんなつもり一切ない』と…、あえなく失恋する恐れがあります。


告白を視野にいれて、友達以上恋人未満の関係を確実に脱却したいのなら『私たちって相性がいいよね』『一緒にいると楽しいね』『恋人になったら上手くいきそうだね』と、二人が結ばれることによって幸せになれることを彼に信じ込ませる作戦も効果があります。

『今の関係は恋人になるまでの準備期間であり、いずれは付き合うことになる』と認識させて下さい。

5.二人っきりで会う回数を増やす

人は会える時間が短くても、会う回数が多ければインプットされやすいと言われています。心理学いう「単純接触効果」「ザイアンス効果」が働き、何度も会っているうちに印象が強まり、好意が増してくるのです。

つまり、たまに会うのではなく、毎日のように会うことが友達以上恋人未満の関係を抜けだせる可能性が高くなるということ。


月に一度だけ、朝から晩まで丸1日遊ぶより、可能であれば毎日のように仕事の帰り道に10分だけでも駅で喋ったりすると恋愛モードに持っていく効果を期待できます。

会う回数を増やす方法

  • 通勤時間を合わせる
  • 小さな頼みごとをする
  • 物の貸し借りをする

同じ会社や学校であれば、毎朝、挨拶をした後に少し話をするだけでもOK。直接会えないときは、会っているときと似たような効果が得られるのでメールやLINEを活用して下さい。

直接会える日】

  • 顔を見て挨拶をする

【会えない日】

  • メール等で挨拶をする

6.距離を置いて相手を戸惑わせる

男性が、心が通い合って友達以上の仲になっていると喜んだり、舞い上がったタイミングでパタリと2人きりで会うのを止めるのも効果があります。

学校や職場などで顔を合わせても、少しだけ素っ気なく振る舞い、彼の前で別の男友達(彼と共通の)や同僚と親しそうに話している姿をみせることによって、彼に嫉妬心が芽生えます。

友達以上恋人未満の曖昧な状態を抜け出すキッカケとして「不安を煽る方法」は欠かせません。

こうやって彼の心境は変化する

『俺なにかしたのかな?』
(疑問)
『なんで素っ気ないの?』
(原因の追及)
『嫌われたか?』
(不安)
『最近、他の男と仲良いな』
(嫉妬)
『他の男に取られたくない!』
(独占欲からの束縛)

※上記プロセスで、恋愛感情が湧いてきます

男性は、ある一定の距離まで近づくと安心しきって現状維持に努めます。友達以上恋人未満の男友達のハートに火をつけたいのなら『今の関係がちょうどいい』と思わせてしまうのはキケン。

腰が重くなっている男友達の“嫉妬心”刺激して心を動かすことで『このままじゃ駄目だ』と気づかせ、行動を起こさせるのです。女友達から本命彼女に昇格するまでは、男性に安心感を与えてはいけません。

7.何ごともなかったように振る舞う

不安や嫉妬で悶々とさせる期間を長引かせると、相手の気持ちが離れたり、別の女性へ心が向いてしまう恐れがあるので、2週間を目途に距離を置くのをやめてください

彼を無視していたことや、冷たく振る舞ったことへの謝罪などはせずに『今夜ご飯でも食べにいこう!』と、相手が拍子抜けするくらいあっけらかんとした態度で男友達を誘います。

その際に、謝ってしまうと妙な不信感や警戒心を抱かれるので、あくまでも『気のせい・たまたまだった』と思わせることが成功ポイントです。


地獄から天国に舞いあがった男友達は、嫌われていなかったことを喜び、今まで抑えていたことを一気に行動へ移そうとします。また、『いいな』と思う程度だった気持ちも加速して『俺のモノにしたい』と、恋愛モードに突入しやすくなります。

ここまで漕ぎつけたら、ただの女友達から彼女になるまであと少しです。

8.パニックにさせる

予想していた状況を超えた行動をとられるとパニックになることがありますよね。恋愛でも上手くパニック状態を利用できれば、一気に友達以上恋人未満からの脱却が図れます。

心理学でいう“吊り橋効果”によって、”パニックに陥ったときのドキドキを、恋愛のときめきと勘違いさせる方法”を実践して、ラストスパートをかけるのです。

男性をパニックに陥れるテク

  • 運転中にボディタッチをする
    (事故防止のため、赤信号で停車中に実践を!)
  • 彼が仕事に集中しているときに『助けて』と、大袈裟に協力を求める
  • 携帯ゲームをしている最中に『すごい!アレ見て!』と、注意を他に逸らす
  • 会話中に、急に脈絡(みゃくらく)のない質問をしてみる

やり過ぎると”変な人”と誤解されるので要注意。

男性は1つのことにしか集中できない傾向が強いため、何かに集中している際に、全く別のコトを投げかけ動揺させて、彼に恋に似たドキドキを味わわせて下さい。

女性から恋を仕掛けて進展させる

『恋心を知られて振られるくらいなら、永遠に友達以上恋人未満の関係で構わない』というのであれば、トモダチとして好きな人の側にいる方法もあります。

しかし、男友達のことを恋愛対象として好きで堪らなくて『傷ついても曖昧で微妙な関係をハッキリさせたい』『できることなら恋人として付き合いたい』と望んでいるのなら、想いを秘めているだけでは相手に伝わらないし、友達以上恋人未満から進展させることもできません。

まずは、遠回しにでも彼の気持ちを探ったうえで、少しずつ好意を抱いていることを”言葉、しぐさ、態度”で示し、彼女になる夢を叶えるための一歩を踏み出して下さいね。もしかしたら、既に相思相愛かも知れませんよ