コールドクリームの使い方・クレンジング以外の活用法5つ
「クレンジング用アイテム」というイメージを強く持っている人は損してるかも!ニベアの青缶や白ワセリンと同じくらい使い勝手の良い美容クリーム、ぜひこれからの美容アイテムに加えてみては?
コールドクリームに期待できる美肌効果
“合成界面活性剤”が含まれている化粧クレンジング剤は、メークを素早くキレイに落とすことができる反面、肌の保護に必要な皮脂やうるおいまで一緒に洗い流してしまう難点も。そのため肌荒れや乾燥などのトラブルを引き起こす原因になる場合も少なくありません。
一方、ワセリンやミネラルオイル、ミツロウなど、主に界面活性剤が入っていない天然由来の成分の油分で作られている“コールドクリーム”は、素肌に必要な潤い成分は残しつつメイクオフすることができる、キメが整ったしっとり美肌を実現できる優れモノです◎
なんでも最近、このコールドクリームの美容効果に注目が高まっているのだとか!今回はクレンジング以外にも使えるコールドクリームを使った美容活用術をご紹介します
ウテナやアベンヌ、ポンズやちふれなど様々なブランドから販売されているコールドクリーム。お好みのテクスチャなどをチェックして、ぜひアナタの美容アイテムのレギュラーに加えてみては?
そもそもコールドクリームって何?
油分が多いコールドクリームは、肌につけたときに冷たく感じる(cold)ことからその名前がつけられました。
きちんとしたスキンケアに欠かせないのが 毎日のクレンジング。メイク汚れをキレイに落とさないと毛穴が詰まったり肌がくすんだりと、せっかくのスキンケア効果が活かされません。
メイクをオフするためのクレンジング方法には、一般的に以下のような種類があります。
界面活性剤使用
オイル、ジェル、ミルクタイプなど一般的なもの
界面活性剤不使用
オリーブオイルやホホバオイル、水で洗い流せないふき取りタイプのコールドクリームなど天然成分由来のもの
肌への負担が少なくファンデーションやマスカラなど、落ちにくい化粧もしっかり落とすことができる上に、皮膚を乾燥させにくく保湿効果が高いコールドクリーム。乾いた手でそのままメイクに馴染ませ、洗い流さずにふき取るだけと使い方も簡単なのが魅力的!
また、たっぷり大容量なのに1,000円以下とプチプラな商品も多く、コスパが良いのも人気の秘密です
コールドクリーム活用法5選
「コールドクリーム=クレンジングに使うアイテム」というイメージが強いのですが、実はメイクオフ以外にも様々な用途があるのですでは、5つの用途をチェックしていきましょう!
1.マッサージクリームとして!
クレンジングと洗顔の後に顔と手の水気をしっかりふき取り、もう一度コールドクリームをたっぷり使ってマッサージをします。
コールドクリームマッサージの効果は?
- むくみがとれる
- 顔色やハリがよくなり透明感のある肌になる
ほほ → 額 → 鼻 → あご の順番にクリームを優しく伸ばし、小さく円を描くようにくるくるとマッサージしていきます。
マッサージの方向は“下から上→内側から外側”へ。手の平ではなく指の腹を使って滑らすようにマッサージします。肌に負担を掛けないよう、刺激を与えないことを重視して下さいね。
2.保湿パックに!
コールドクリームはオリーブオイルやホホバオイルなどの天然オイルを使っているため、とっても保湿力が高いのが特徴。特に乾燥が気になる季節などには、コールドクリームの保湿力に頼りましょう
コールドクリームパックのやり方
- 朝の洗顔後にちょっと厚めにコールドクリームを肌にのせる
- 2~3分時間を置いたら清潔なコットンやティッシュなどでオフする
メイクのりが良くなるだけでなく、クリームの保湿によって一日中メイクが崩れない鉄壁肌を作ってくれます◎
また、コールドクリームはフェイスパックとしてはもちろんのこと唇の荒れにも効果が期待できます
リップパックのやり方
- コールドクリームをクルクルと優しく唇にすりこみ浸透させる
- 唇の大きさに切ったラップを被せて5分待つ
- ぬるま湯でコールドクリームを軽く洗い流す
ミツロウなどの保湿成分が配合されたコールドクリームは、リップクリームと同様の保湿効果を発揮してくれます。乾燥がツラいときに是非チャレンジしてみて!
3.肌が荒れているときの化粧下地に!
乾燥した肌はちょっとした刺激にもデリケートになっている状態。「できればメイクをしたくない…」というときは、化粧下地としてコールドクリームを使ってみるのもアリ。
メイク落としなのに肌に塗りっぱなしで大丈夫なの?
中にはこんな心配をされる女性も多いかもしれませんね。
コールドクリームは天然のオイルなどにワセリンや水分などを混ぜ合わせて作ったもの。保湿しながら肌の凸凹も整えてくれるため、ファンデーションのノリがよくなりメイク崩れも起こしにくくなるのです
ただし油分が多く含まれているので、つけすぎるとテカりの原因となって逆効果になる場合も…。メイク前に少量を薄くムラなく塗るのがポイントです
4.ひじ、ひざ、かかとの保湿ケアに!
皮脂腺が少ないひじやひざ、かかとは潤いをキープする力が少ないのに、常に衣服でこすれたり頬杖をついて体重をかけるなど、外的刺激を与えてしまいやすいパーツ。角質ケアを怠るとすぐにカチカチ皮膚が硬くなったりヒビ割れやすい部分です。
半袖の服を着たりミニスカートなどを履いたとき、意外にも目立ちやすい膝・肘・踵のケアにはコールドクリームが、おすすめ!
ひじ・ひざ・かかとのケア方法
- お風呂で硬くなった肌を柔らかくする
- スクラブ剤で古い角質を優しく落とす
- お風呂から上がり水気を拭き取る
- コールドクリームで保湿する
また、保湿効果を高めるために靴下や手袋などで皮膚を覆うと、より潤い成分を浸透させることができ、スベスベの肌が持続できます
5.肌に優しいシェービングクリームの代用品として!
女性にとってムダ毛の処理は日常的なものなので、カミソリやシェーバーの刃が肌に直接触れて荒れないように肌の表面を保護するシェービングクリームは必須ですよね。
とはいえ、市販のシェービングクリームをたっぷり使うのは費用的にイタいことも…。
コールドクリームなら?
- 経済的でコスパ抜群!
- 保湿効果でシェービング時の刺激から肌を守ってくれる!
比較的安価で購入できるコールドクリームならケチケチせずにたっぷりと使えますし、肌に優しい成分によってムダ毛処理をした後の乾燥など肌トラブルを防いでくれるというメリットも!男性のひげそり用のクリームとしてもオススメですよ◎
全身に使ってしっとりもちもち肌に!
肌への刺激が少なく、全身に使えるのが嬉しいコールドクリーム。「ひとつ買っておけば便利かも!」と、さっそく購入を検討している方も多いかと思います◎
コールドクリームの使い道
- マッサージクリームに使う
- フェイスパックや唇ケアに使う
- 化粧下地に使う
- ひじやかかと、ひざの角質ケアに使う
- ムダ毛処理の保護クリームとして使う
1個で5役こなしてくれる…というのはとっても助かりますよね!便利なコールドクリームを上手に使いこなして、キレイな素肌をゲットしちゃいましょう