いい感じに大人の色気を醸し出す方法

大人の色気が漂う人になる秘訣を紹介します。せかせか忙しなく動いたり、まくし立てるように早口で喋る姿からはセクシーな印象を受けません。ゆったりした動作は色っぽい女性に共通する魅力のひとつ。

大人の色気を出す方法

年齢を重ねていけば、必ず、出てくると保障されているわけではないのが「大人の色気」です。子供っぽさが抜けないことにコンプレックスを抱えている女性にとって「態度・話し方・仕草・見た目」などから色っぽい雰囲気を醸し出している大人の女性は憧れの存在。

真っ直ぐに目を見つめ返してくる少女のようにあどけない無邪気で子供っぽい部分にも、男性の庇護欲をくすぐりハートを奪う魅力はあるのですが、少し背伸びをしたい男性や大人の恋に興味を抱いている男性、または、本物の大人の男にとっては物足りなさを感じるのも事実。

今回は、見た目と立ち居振る舞いから「大人の色気を出す方法」を紹介します。

まずは、視覚から相手の心を刺激する「外見を意識して変える」ことから、大人の色気を出すことにチャレンジしてみましょう。色っぽくセクシーな印象を与えたいときでも、品の良さや清潔感をキープすることは、嫌味のない好感度の高い大人の色気を出す重要なポイント!

洋服はシンプルカラーでまとめる

元気いっぱいのビタミンカラーを使ったファッションは可愛いらしいのですが、残念ながら大人の色気とは真逆の印象を与えてしまうので、しっとり落ち着いた大人の色気で勝負したいのなら、グレー、白、黒などのシックな無彩色をメインに取り入れたコーディネートに挑戦してみて下さい。

特に肌の色が美しく映えるブラックの服は、艶っぽい大人の色気をだしたいときにピッタリ。フォーマルな席でブラックドレスを着ている女性に、「色っぽさを感じる」という男性の意見が多いのも納得です。

ただし、全身、真っ黒コーデでは重たくなりすぎたり、怖いイメージを与えたり、さらに若々しさを失ってしまうので、赤、白、ゴールド、ピンクなど華やかな印象を与える差色をアクセントカラーに用いることも忘れずに!

ダークな髪の色にする

あまりにも明るすぎるトーンの色で髪を染めていると「軽いイメージ」になりやすく、さらにケアが行き届いていないと髪の毛が乾燥した糸のようにパッサパサになってしまい、色気の「い」の字も放つことができません。

肌と同様に、ヘアも「艶感・質感」が魅力を左右します。欧米人からは「東洋の神秘」と日本人の黒髪が称えられているのは承知の通りですが、サラサラと風になびく質感と天使の輪が輝いているツヤ感が溢れる黒い髪の毛には、つい触りたくなる衝動にかられる魅力があります。

しかし、黒髪には重たく見えることに加えて、髪型によっては10代の若いアイドルのように幼い印象を与えてしまう、大人の色気を出したい女性にとっては致命的なデメリットもあります。

大人の色気をパワーアップさせたい場合は、黒に近いダークブラウンのヘアカラーを選んで、少しエアリー感を出したほうが大人っぽさを残す秘訣です。

念入りに髪の毛のお手入れを心掛けてツヤと滑らかな手触りをキープして、すれ違った男性を次々と魅了する大人の色気を振りまいて下さいね。

体の線や肌の露出は抑える

肌を露出することだけが女の色気を出す方法ではありません。逆に、肌を出しすぎると見るからに女性らしさをアピールしている下品な印象を与えます。

また、体の線を強調しすぎるのも同じことが言え、いずれも「程ほどに抑えておくこと」が清潔感のある色っぽさを演出するポイント。

肌を出さずとも、ベルトなど小物を使ってウエストをマークしたり体の曲線が少しだけ出る服を選んだりすることで、どんなシーンでも浮くことなく、男性からも同性からもウケのよい大人の色気を感じるイイ女の特徴的なスタイルを手に入れることができます。

着物で和の色気を出す

洋服よりも和服を着ている時のほうが、同じ人でも、どこか上質な雰囲気が漂う着物は、背筋がピシッと伸びて気合が入り、見られている意識が高まる装いです。お正月の初詣以外にも、ちょっとしたパーティーなどに参加する機会があるのなら着物にチャレンジしてみましょう。

夏なら浴衣を着てみましょう。洋服を着ているときとは違って歩幅は狭くなり、きちんと両膝をつけて座るようになるなど、動きが制限される和服を着ると自然と立ち居振る舞いが普段よりも丁寧になり、おしとやかな大人の色気が漂ってきます。

動きをスロー気味にする

セカセカしていると雑に見えて、セクシーな印象を与えることは出来ません。いつも余裕を感じさせる大人の色気を纏(まと)うには、全ての言動をゆったりさせましょう。ゆっくり動くと、優雅に見えるメリットがあります。

特に、以下の3つは普段の立ち居振る舞いで気を配りたいポイント。

「早食い・早口・早歩き」この3つに注意すれば、大人の色気漂う女性に近づけます。

焦りを見せない

何かトラブルが起きたときに狼狽えてオロオロしたり、焦りからテンパった行動をとってはいけません。問題が発生しても「このくらい、全然、大丈夫」とサラッと笑顔で受け流して事態を見守っていれば、その余裕から色気が生まれます。

たとえ、本当は心臓がドキドキして飛び出しそうになっても、慌てて走り回ったりせず、周囲に気づかれないよう平静を装うのも大人の色気を作りだすテクニックのひとつ。

姿勢を正す

美しい姿勢をキープしていることが、大人の色気を醸している女性の共通点。立ち方、座り方、歩き方が綺麗な女性からは、品の良さや大人の色気に必要な優雅さが感じられます。

心あたりありませんか?これでは、せっかく他の要素で色気を放つために努力していても、だらっとしていて姿勢が悪いと台無しになってしまいます。電車内で椅子に浅く腰掛けて組んだ足をブラブラさせて、猫背でスマホを覗き込んでいる女性の姿からはだらしない印象は受けても、大人の色気など微塵も感じません…。

普段から意識していないと、美しい形を維持するために必要な腹筋や背筋などの筋力が衰えてしまい、長時間、正しい姿勢を続けるのは困難になります。通勤中やオフィスなどでも気を抜かずにシャキッとした姿勢を心掛けたいものです。

ネガティブな発言をしない

言葉遣いが悪く、眉間にシワを寄せ、口角を下げて意気揚々と嫌いな人の悪口や噂話で盛り上がっていたり、愚痴をこぼしてばかりの女性から、魅惑的な色気が出るはずもありません。

普段、男目線を意識したセクシーな服を着て、ゆったり振る舞い、思わせぶりな視線を投げかけ大人の色気をアピールしていても、会話の中身が低レベルだと男性は興ざめします。

後ろ向きなことを言っているときは表情が歪み、これまで築き上げてきた信頼や評価もダウン…。せっかくの色気が嘘のようにパッと消えてしまうので御用心ください。

内から滲み出てくる大人の色気

10代後半から20代の女性は「大人の色気とは?」と、まだ掴めない未知の世界への好奇心や憧れから、ファッション、メイク、仕草、会話や振る舞いなど、試行錯誤を繰り返しては空回りする連続なのでは?

でも、背伸びをして頑張っても失敗を繰り返して学んだことが、後に大人の色気に繋がってくるので焦る必要はありません。隠そうと思っても色っぽさが滲み出てくる日を楽しみに待っていて下さい。

最後にひとつ言えることは、抜群のスタイルで肌の露出を多めにした服やミニスカートを履きこなせる美人だからといって大人のセクシーさが身につくとは限らないということ。容姿から与えるインパクトも重要なポイントですが、内面が反映された振る舞いも男性の心をザワつかせる効果はあるのです。