指のむくみを解消して手タレのように美しくなる方法
指のむくみって「指輪がキツくなった気がする」「指の関節に違和感がある」など、多くの悩みを引き起こします。顔や身体と同じように手のケアもしっかりとして、憧れのほっそりとした手をゲットする方法とは?
指むくみを解消する方法&むくませるNG行動!
細くて白い手は、女性にとっての憧れですよね。
手は、電車のつり革に捕まるとき、お茶を飲むときなどのふとした瞬間、目に入るものです。美しい手をした女性を見ると、羨ましい感情が芽生えますよね。
そんな美しい手に欠かせないのが、細くてスッキリとしたしなやかな指先です。
でも、指って脚と同じくらいむくみやすいんです!夕方になると指輪が抜けなくなるくらい指がムクムクになった経験がある女子も多いのではないでしょうか?
指がむくむと、見た目にも指が太くなったように見えますが、血行が悪くなるため、色もくすんでしまいます。これでは、あこがれの手には程遠いですよね
そこで「憧れの手を手に入れるために試したい指先や手のむくみの解消方法」と「むくみを予防するために避けたい行動」を紹介します。
指のむくみを解消する方法
指のむくみは、少し手をかけることで簡単にむくみを解消することができる可能性があります。場所を選ばずできるものもあるので、毎日の習慣にしてスッキリとした細い指を上手に手に入れましょう♪
1.バンザイしてグーパー運動
長時間心臓よりも低い位置で作業を続けることで、血行が悪くなり、結果としてむくみを引き起こすという特徴があります。この場合、滞った血流を改善することがむくみの解消につながります。
バンザイでグーパー運動
- 両手を頭の上に伸ばしてバンザイのポーズをする
- そのまま手をブラブラと左右に振る
- 手を上に上げたまま、手首をゆっくりと回す
- 力を入れて、指を握って開くグーパー運動を10回繰り返す
手を上に伸ばすのが難しい場合には、心臓よりも高い位置ならOK。グーパー運動をするときには、手をぎゅっとしっかり握って、指をピンと伸ばすように開くのがコツ!
2.ツボ押し
むくみの解消は、ツボ押しが効果的!手の疲れやむくみには「合谷(ごうこく)」、指先のむくみには「井穴(せいけつ)」を刺激しましょう。
特に井穴は、刺激することで脂肪の分解を促すと言われているので、ほっそりとした指先を手に入れたい人にオススメです
- 合谷の位置
⇒ 親指と人差し指の付け根の延長線上、骨が交わるあたりにあるくぼみ
合谷の押し方
- 3秒かけてゆっくりと押す
- 3秒かけて離す
- 井穴の位置
⇒ 爪の生え際、縦線と横線が交わる場所にあります
井穴の押し方
- リズミカルに10回押す
- すべての指を刺激する
早く効いて欲しいからといって、力任せに押すのはNG!どちらも気持ちイイと感じるくらいの力で押すのがコツです♪
3.マッサージ
指先をマッサージすると、むくみが解消するだけでなく美白効果もあり、透明感も出てくるので、白くて美しい手にあこがれる女子にオススメです。
血流を改善する指先マッサージ
- マッサージクリームや保湿オイルを指に塗りこむ
- 指の付け根から指先に向かって、血流をスムーズにするようなイメージでさするようにマッサージ
- 指の付け根を握ってギュッと圧迫する
- 親指と人差し指で指の付け根を持ち、左右にねじりながら指先にずらす
マッサージクリームや保湿オイルがない場合には、ハンドクリームでもOKです。何もつけずにマッサージすると、摩擦で肌が傷つくことがあるので必ず滑りを良くしてから行うのがポイントです。
4.手のひらを反らす
指や腰、腕などの関節は内側に丸まるようにできています。日常生活の中でも「反らす」動きはあまりしないので、手のひらを反らすだけで血流を改善することができるんです。
手のひらを反らしてむくみを解消する方法
- 指をまっすぐ伸ばす
- 手のひらを大きく広げる
- そのままグッと後ろに反らす
指先にジワジワとした感覚を覚えたら血流が改善しているサインです。このサインを感じるまで反らし続けましょう。ですが、違和感を覚えたら無理をせずに元の状態に戻すようにしてくださいね。
5.指を温める
指先は、心臓から遠く血液が十分に行き渡りづらい場所なので、どうしても冷えてしまいがち。指先が冷えると、水分を溜めこみやすくなるため、むくみにつながります。
- 温かい飲み物を持つ
- 40度ほどのお湯に浸ける
指先を温めることで血行が良くなり、むくみを解消できます。
- 寒い日には手袋をはめる
- 体を温める食べ物を積極的に摂る
また、指先を冷やさないようにすることも大切です。
指をむくませるNG行動
指のむくみを解消する方法を紹介しましたが、これは一時的な解決でしかありません。
ほっそりとした魅力的な手になるためには、指をむくませないことがもっとも大切です。そこで、今すぐやめたい指をむくませる原因になる行動を見ていきましょう。
1.体を冷やす
指のむくみを予防するためにもっとも改善したいのが、体を冷やすことです。
特に気をつけたいのが夏場。冬場は、寒いので意識的に体を温めようとするものですが、夏場は暑いので、アイスやジュースなど冷たいものを摂りがちです。
体が冷えると、血流が悪くなるため指だけでなく脚や顏などがむくみやすくなってしまいます。一気に体を冷やすような冷た過ぎるものの摂取は避けましょう。
もちろん体の冷えだけではなく、指先の冷えにも注意が必要です。水が冷たい時期の洗い物には、ゴム手袋やお湯などを利用して、指先を冷やさないように気をつけましょう。
2.水分と塩分の摂り過ぎ
日ごろから水分や塩分を摂り過ぎていませんか?
塩辛いものを食べすぎると喉が乾きますよね。私たちの身体は体液の塩分濃度が決まっているので、それ以上の塩分を摂取すると身体が体液の塩分濃度を下げようとします。
この反応により、喉が渇くのです。すると、今度は血管内の水分が増えすぎてしまいます。増えすぎた水分は、毛細血管から染みだして皮下組織に溜まり、むくみとなって表れるのです。
腎臓の働きが正常であれば、余分な水分や塩分は体外へ排出されますが、これには1~3日かかってしまいます。体外へ排出されるまでの間はむくみが改善されません。健康のためにも、日頃から水分や塩分を摂り過ぎないようにしましょう。
3.指輪のつけっぱなし
指輪をつけたまま生活している人って多いですよね。
でも、指輪を外さずにつけたままにしておくと、血行が悪くなってしまうんです。特に気をつけたいのが、ピッタリサイズか少しきつめの指輪。指輪から指先までの血行が悪くなり、そこだけむくんでしまいます
指輪をはめた指の見た目が悪くなるだけでなく…
抜けなくなったり、かゆみが生じる場合もある!
帰宅後や夜寝るときなど、指輪をはずしておく時間帯を作るようにしてくださいね。
4.指の関節を鳴らす
あなたは、無意識に指の関節をポキポキと鳴らす習慣がありませんか?
「指を鳴らすと指が太くなる」と言われていますが、これは都市伝説などではなく事実です。
指が鳴るのは、関節と関節の間にある液体がはじけたときの音。このときに、想像以上のダメージが骨に加わり、骨が傷つくことがあります。
私たちの身体は傷ついた部分を治すだけではなく、さらに丈夫にしようとする性質を持っているため、骨がダメージを受けると少しずつ指の関節が太くなってしまうのです。
指先のむくみを解消しても指の関節が太いと元も子もありません一度太くなったしまった関節を元に戻すのは困難なので、今すぐにでも指を鳴らすクセを治すように心掛けてくださいね。
むくみの原因も取り除くことが必要です!
指にむくみが生じている場合、指だけにとどまらず、脚や顏などもむくんでいることがあります。
飲み会の翌日や長時間同じ姿勢を続けたときなど、指以外にもむくみを感じたことがある人は、むくみやすい体質かもしれません。
- 食生活を見直す
- 規則正しい生活をする
- 適度な運動で筋力をつける
などで、体質から改善することが大切です。
バンザイしてグーパー運動
手のツボを押す
指のマッサージをする
手の平を反らして温める
身体を冷やさないようにする
水分と塩分を摂り過ぎないようにする
指輪をつけっぱなしで生活しない
指の関節を鳴らさない
また、特に心当たりがないのにむくみやすいという場合には、リウマチや腎臓病などの病気が隠されていることも…。指のむくみを取る方法とNG習慣を試してもむくみが改善しない場合には、1度病院で診てもらうことをオススメします!