スカーフアレンジ術!お洒落が楽しくなる簡単スタイル10選

CAさんのようにコートやシャツの襟元を華やかに飾るだけじゃなく、ベルトやバッグや洋服としても活用できる、お洒落なスカーフのアレンジ術を紹介します。大判サイズのスカーフを一枚持ち歩いていると便利ですよ!

お洒落が楽しくなるスカーフアレンジ術

ベルト、バッグ、洋服の一部として、スカーフをおしゃれに活用する方法を紹介します。

シンプルなデザインのシャツでもスカーフを巻けばパッと華やかな雰囲気になり、カジュアルな服でも上品な印象に仕上げられます。

数パターンのおしゃれなスカーフのアレンジ術をマスターしておけば、全体のコーデがセンス良く決まります。

また、絹(シルク)、化学繊維(ポリエステル、ナイロン、アクリル等)、毛(ウール)、綿(コットン)、麻(リネン)など、スカーフの素材は多種あります。
定番素材は滑らかな手触りのシルクですが、色が豊富でシワになりにくい化学繊維のスカーフもリーズナブルに数枚揃えたい人には嬉しいアイテム。

同じ巻き方をしても、スカーフの素材によって見た目の印象が変わります。
ざっくりルーズに仕上げたいのなら麻や綿を選び、スタイリッシュに品の良さを演出したいのなら柔らかくて光沢のある絹や化学繊維を選ぶなど、工夫してコーディネートを楽しめます。

スカーフの折り方/バイアス折り

まずは、バイアス折りをマスターしましょう。数パターンのスカーフアレンジ術に登場する基本的な折り方です。

1.裏面を上にしてスカーフを広げる

2.対角の山が重ならないように内側に折り合わせる

3.四つ折りにすればバイアス折りが完成

スカーフのアレンジ術

今回は、「大判サイズ」のスカーフを使用したアレンジ術を紹介しますが、ハンカチやバンダナでも応用できるパターンもあります。

スカーフをベルトにアレンジする方法

レザーやエナメルなどの素材と比べて、布製のスカーフは自在に形をアレンジできるメリットがあります。腰回りにアクセントをプラスしてコーディネートの幅を広げましょう。

シンプルなベルト巻きの手順

1.スカーフをバイアス折りにする

2.スカーフをループ下に通す

3.リボン結びにする

4.リボンの端をループ下に通して固定すれば、シンプルなベルト結びが完成

捻じりバージョンのベルト巻き

 「捻じりバージョン」の手順は、バイアス折りにしたスカーフをループ下に通す前にネジネジする工程を加えるだけでOK。

腰回りをおしゃれに飾るスカーフの巻き方ですが、立体的になりボリュームが出るので、トップスで覆ってしまうのではなく、短めのトップスでベルト部分を見せるコーデがお勧めです。

ループノットベルト巻きの手順

動きを出せるループノットベルト巻きは、ディテールにこだわりたい時にぴったり!

おしゃれに決まるループノットベルトの結び方は簡単です。手先が不器用な人でも難易度が低いので気軽にコーデに取り入れられます。

ベースがシンプルな服装でも、上級者っぽいお洒落スタイルを作れます。さり気なく差し色をプラスしたいときは、小さ目サイズのスカーフを使用して!

1.スカーフをバイアス折りにする(幅は好みでOK)

2.ボトムスの横にあるループ下にスカーフを通す

3.真ん中より少し上の位置で、「前方のスカーフ」を緩めの玉結びにする

4.もう片方(後方)のスカーフを玉結びにして作った輪の中に、後ろから前に向けて通す

5.形を整えたら出来上がり

固結びベルト巻きの手順

皮革素材のベルトはハードな印象になりがちですが、スカーフなら絵柄や色の配置を工夫したり、幅や結ぶ位置などを調節すれば微妙なニュアンスを演出できます。

 固結びベルトの手順は、ループ下に通して腰に一周巻いたスカーフを正面で固結びにするだけ!

スカートを履いたときに、ふわっとしていて透け感のあるシフォン素材のスカーフを後ろでリボン結びにするなど、着るアイテムやスカーフの素材によって結び目や結び方を変えるとアレンジを楽しめます。

ひと結びベルト巻きの手順

 完成形はループノットベルトに似ていますが、手順は違います。

ループ下に通して左右に垂らしたスカーフを一本にまとめて、前方でクルッとひと結びにするだけでOK!

バッグのベルトにアレンジする手順

スカーフの長さを調節すれば、思いのままにオシャレを楽しめるアレンジ術です。

1.スカーフをバイアス折りにする

2.スカーフを捻じる

3.スカーフをバッグの取手の留め金に「裏表対角」に通して結べば出来上がり!

スカーフをバッグにアレンジする方法

日本の風呂敷を「袋」として活用するように、スカーフもお洒落なバッグに変身させることができます。

今回は大判スカーフを使用していますが、小さいサイズのハンカチやバンダナで応用すればポーチサイズの袋になります。

ショルダーバッグ風にアレンジする手順

1.スカーフを平置きにする

2.一か所、対角にリボン結びにする

3.もう一か所も対角に結んで、肩に掛ける部分を作る

手提げバッグ風にアレンジする手順

買い物へ出掛ける際にスカーフを一枚持ち歩いていると、ちょっとだけ荷物オーバーした時に手さげバッグとして活用できるので便利です。

また、バッグ代わりに使って、絵柄が気に入っているお洒落なスカーフをコーデに取り入れることも可能!

1.スカーフを平置きにする

2.スカーフの端を4か所すべて玉結びにする

3.玉結びにしたスカーフの端を2か所結んだら出来上がり!

スカーフを洋服にアレンジする方法

首以外にスカーフを巻くとコーデの幅が広がり、何倍もオシャレを楽しむことができます。

スカーフを洋服として活用すると、既製のアイテムよりも自分の体型にサイズを合わせやすいメリットもあります。

ホルターネック風に巻く手順

1.大判スカーフの山を「少しずらして」三角折りにする

2.スカーフを三角に折り畳み、重なり合っているスカーフの頂点を左右2つに分けて手に持ち、首の後ろで結ぶ

3.裾部分の両端を腰の辺りで結んだら出来上がり

ボレロ風に巻く手順

ノースリーブの服を着ていて、オフィスや学校などで露出を控えめにしたい時や普段のコーデに変化をつけたいときに役立つ、おしゃれなスカーフの巻き方です。

1.スカーフを平置きにする

2.スカーフの両端を結ぶ

3.スカーフの真ん中にできた穴から左右に腕を通せば、ボレロ風のスカーフアレンジが完成!

スカーフ一枚で普段のコーデが見違える

アクセサリー柄、フラワープリント、幾何学模様、ストライプ、水玉、無地など、スカーフの柄によっては同じ位置で同じ結び方をしても、まったく違う表情が楽しめます。

今回紹介したスカーフのアレンジ術は、難易度が低くて簡単にできるアレンジ術ばかりです。ファッションアイテムとして上手にスカーフでポイントを作り、お洒落を楽しみましょう。