手ぬぐいの便利な活用法“アイディア次第で変化自在なエコ商品”
和風のタオルは身体を拭くだけの布ではなく、ファッションやインテリア、美容にまで活用できます!コレ1本あれば何でも出来る!アナタのセンスを活かした素敵なアイディア次第で使い方は無限大!
手ぬぐいブームがやってきた!
日本の伝統商品といえば、手ぬぐいですよね。その手ぬぐいがいま、流行に敏感な女子の間でじわじわとブームになっているのです!
和風のタオルといえば、木綿の平織りで作られているので肌触りが柔らかく、吸水した水分をすぐに乾かすことができるのが特徴的です。
昔お風呂あがりに身体を拭いていたもの、柄がなんだかつまらないなど、どちらかというとダサいイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかもタオル地でできたタオルが増えてきて「サイズの豊富さ」「色の鮮やかさ」などが万人に好まれるようになり、手ぬぐいはすっかり忘れられたアイテムのように思えます。
しかし!平成の手ぬぐいは従来のジミ目なイメージを見事にくつがえし、お洒落な柄が増えて若い女性でも使いやすいグッズになってきました。専門店も続々と出店している手ぬぐいの活用術を紹介します!
和モダンなライフに、手ぬぐいの活用法8選
元々は身体を拭くだけの布だった手ぬぐいですが、柄が豊富で素敵なアイテムです。身体を拭くだけでは勿体無い。日本と現代のライフスタイルに合う利用法を紹介します。
1.洗顔タオルとして利用
日本手拭いの生地はざっくりと編みこまれているものが多いので、吸水性と通気性がバツグンです。
この生地で洗顔をすることによって、お肌の古い角質を手拭いが絡めとり優しいピーリング効果が期待できるのです。
How to 手拭い洗顔
- 顔と手ぬぐいをぬるま湯でぬらす
- タオルを軽くしぼってお肌に優しく滑らす
- 手ぬぐいで石けんをよく泡だてる
- お肌をなでるように手ぬぐいでくるくる洗う
- ぬるま湯ですすいで終わり!
手拭いで泡立てた石けんの泡はきめ細かくてモコモコしています。洗顔の決めては泡の立て方にあります!手拭いなら簡単にふわふわの泡を作ることができますよ
洗顔後のお肌は余分な角質が落とされて肌はキメ細やかでふわふわ♪その後のスキンケアの吸収もよくなるので、汚れが落とされ化粧水がしっかり行き渡ったお肌はくすみも抜けて美白効果まで期待できるのです!
手ぬぐい洗顔で気をつけること!
- 新しい手ぬぐいを使わない
- アイロンをかけない
- 洗濯機で洗わない
新しいタオルは固いので、お肌を傷つける可能性があります!なので、少しだけ使い古しの物を使うことをオススメします。
使い終わった手ぬぐいはぬるま湯でしっかりとすすいだら干すだけ!使えば使うほど馴染んできますよ
2.バンダナとして活用する
手ぬぐいは汗の吸収も良いので、剣道の面の下に巻かれています。でも、ステキなデザインを隠すなんてもったいない!バンダナとしても使えるのです♪
巻き方はとてもカンタン。100センチ前後あるのでルーズにまとめて頭の後ろで結ぶだけ!結び目を長くできるので、後ろにたらすこともできますよ。
寝坊をしてヘアセットの時間がない!という忙しい朝でも、服装に合わせた柄の手ぬぐいを頭に巻くだけで一気に洗練された上級者の装いに!ハットの下にチラ見せをして柄を覗かせても可愛いですよね
ヘッドアイテムは簡単に取り入れることができる割に、見た目の印象をガラッと変えることができるので手ぬぐいバンダナはイメージチェンジにオススメです♪
3.リメイク用生地にする
手ぬぐいは豊富な柄と扱いやすい生地が魅力的なので、実は手芸の材料としてとっても優秀なのです。
また、手芸屋さんでも売っていますが100円ショップでも扱っているお店があるのでとっても気軽に手に入るのもメリットのひとつです。お気に入りの柄を見つけたらリメイクスタート
手縫いで作れる簡単な小物
- 巾着
- ベビースタイ
波縫いだけで出来てしまいます。しかも吸水性が良く柔らかい生地なのでベビーの小物入れなんかにピッタリですよね♪他にも飲み物を置くコースターもオススメです。
手ぬぐいコースターの作り方
- コースターのサイズを決めて、生地を正方形に裁断
- 切り取った正方形を2枚重ねて、フチを縫っていく
フチ取りの糸をあえて目立つ色に変えるのも可愛いですよね。実用性もあり何枚あっても困らないのでたくさん欲しくなりますよね。もちろん吸水性にも優れているので、汗をかくような氷を入れた飲み物を置くにも最適です。
4.ラッピング用の布として使う
ワインをラッピングしてホームパーティーに持っていくとみんなに喜ばれますよね。同じように手ぬぐいでもラッピングが出来るのです。そして手ぬぐいは柄が豊富でやわらかい生地なので、物を包むのにとっても優秀です
可愛い柄で大切なプレゼントを包んでくださいね。渡すときのワクワク感を高めるために目を引くようなビビットなカラーを選ぶのもポイントです。
ボトルのラッピング
- 手ぬぐいを広げる
- ボトルを手ぬぐいの端に置く
- 角からボトルを転がして包むように巻いていく
- 反対の端まで行ったら、真ん中で折り上と下の角を合わせる
- 合わせた部分をリボンなどで結ぶ
リボンの代わりに可愛いヘアゴムやシュシュを使っても見た目が華やかになって良いですよね
5.洋服作り
手ぬぐいは浴衣を作る生地で作られているので、夏の暑いときなどにはサラッと着られてとっても快適です。
特に和装は直線で裁断したり縫うものが多いので、思ったより簡単に作ることが出来ちゃうのです♪
大人の洋服は難易度が高そう…と思うなら、ベビーやキッズの洋服からスタートすることをオススメします
サイズが小さいので比較的すぐにできますし、手作りの洋服はプレゼントにも最適で喜ばれること間違いなし♪オススメは四角衣です。
四角衣とは名前の通り四角い形をした着衣です。2枚の長い生地を合わせて、首もとと腕を開けてそれ以外を直線で縫うと作ることができます。
四角衣の作り方
- 手ぬぐい二枚を縦に並べる
- 左端と二枚が合わさっている真ん中と右端の三か所を縫う
- 両端の腕が通る部分と真ん中の頭を出す部分は縫わずに開けておく
- 長さが足りない場合は、下に3枚目の手ぬぐいを繋げて縫う
ミシンでも手縫いでも直線縫いだけなので、とっても簡単です。どんな柄にするのか考えるのも楽しいし、着心地もバツグン!洗ってもすぐに乾くので特に真夏には重宝されますよ
6.額縁に入れてインテリアにする
海外の方へのお土産としてもとても喜ばれる手ぬぐい。さて、彼らはどのように活用しているかというと…、アートとして楽しんでいました!
額縁には絵や賞状を入れるだけが使い道ではありません。北欧などではファブリックパネルを使ったインテリアが数多くあります。
インテリアとして飾るなら…?
四季を描いた手ぬぐいがオススメ!
美しい柄を見ると、部屋にいるだけでもなんだか気分が高揚してワクワクしますよね。
- 春の桜
- 夏の海
- 秋の紅葉
- 冬の雪
美しい日本の四季に合わせて手ぬぐいを選び部屋を飾ってみませんか?おもてなしにもピッタリですよ
7.ショールとして使う
スポーツのお供にもとっても優秀なのです!ヨガやランニングをすると首元に汗をかきますよね。そんなときにも手ぬぐいをかけておくだけでとっても快適に過ごせるのです。
汗の吸収に優れていて、速乾性があるのでさらっとしたまま汗のべたつきを抑えてくれます。
また、自転車に乗る人には特にオススメです。首は日焼け止めがキチンと塗られていないことが多く、紫外線にさらされやすい場所です。恥ずかしがらずにしっかりとかけて肌を守ってくださいね。
デザイン性を求める人には2本使いを試してみてください。2枚縦に繋げるだけで「手ぬぐいショール」のでき上がり!首にゆったりと巻くことが出来ますよ。
8.テーブルライナーやランチョンマット
手ぬぐいは長細い形をしていて、長い部分は100センチ前後あります。でも、これって何かに似ていませんか?そう、テーブルランナーです!
テーブルランナーもきちんとしたものを購入しようと思うと、なかなか値が張りますがコレならリーズナブルにお気に入りのランナーがたくさん揃いますよね♪
素材は綿なので、夏にぴったりの涼しげなテーブルコーディネートが完成します
例えば…
- 透明テーブルにブルー主体の手ぬぐい
- 白いお皿と透明なグラス
ランナーを敷くだけでエレガントな印象になりますが、軽い素材なのでほどよくカジュアルミックスされていてオシャレ感も引き立ちます♪
もっとカジュアルにしたい方は「ランチョンマット」がオススメ!
1人分の長方形に切って人数分並べるだけ!カジュアルな中にもオシャレ感が引き立つのです
手ぬぐいは日本文化が誇る究極のエコ商品
1枚の手ぬぐいがあるだけで、ファッションにもインテリアにも美容にも何通りの使い方ができますよね。これが1つあれば用途別に物を買い揃える必要がなくなりますね。
ボロボロになるまで使い込んだら、最後は雑巾として使えます。
洗顔タオルとして使う
バンダナとして使う
ラッピング用の布として使う
洋服作りの素材にする
額縁に入れてインテリアにする
ショールとして使う
テーブルライナーやランチョンマットとして使う
手ぬぐいは優れた実用性を持つと共に多様性にあふれたアイテムです。アイディア次第で何にでも使うことができますよ♪
クールジャパンの筆頭と言うべき手ぬぐいを、ぜひ普段の生活に取り入れて毎日を豊かに彩ってくださいね