キッチンの収納術
今回ご紹介するのは、手軽に実践できるキッチン収納術です!
「綺麗に整頓されたキッチンでお料理がしたい!」というのは誰もが思うことですが、キッチン収納はいざやろうとしても何から始めたら良いのか?どこから手をつけるべきなのか?意外と分からなくなるものです。
今回は、私が実際に行っている「キッチン収納法」と「おすすめのリーズナブルな収納グッズ」をご紹介します。
冷蔵庫の野菜室はストックバッグでごちゃごちゃ改善
冷蔵庫の野菜室は容量が多いだけに「あれもこれも」と食材を詰め込んでしまうので、意外とキッチンの中でも整理整頓が難しい場所です。
使いかけの野菜がずーっと残ったままだった…、なんて経験がある方もいるのではないでしょうか。
料理する際に必要な食材をすぐに取り出せるように、野菜を綺麗に保存するコツはストックバッグを使うことです。
ジッパー付きのストックバッグは、100円ショップでも手に入る安価な商品でも十分活躍してくれます。
野菜室用には大き目サイズのストックバッグがおすすめ!
野菜を種類ごとに袋にまとめて保存しておくと、どの野菜がどれくらい残っているのかをひと目で把握できるので、冷蔵庫内の野菜を見落として傷ませたり、既にある食材を買ってきて食材ロスを発生させるのを防ぐメリットもありますよ。
切り口から出た水分がバッグの内側に付着したまま放置すると、ほかの野菜が傷みやすくなるので、使いかけの野菜はラップで巻いてから入れること!
ストックバッグから野菜を取り出すときに、巻いてあるラップを目印にすれば、パッと素早く調理の準備もできます。
スタメンの調味料は見やすく使いやすく詰め替える!
塩・砂糖・小麦粉・片栗粉など頻繁に使う調味料は、とにかく手に取りやすい場所に置いておきましょう。
私が使っている調味料入れは100円ショップで買ったものですが、インテリアの邪魔にならないシンプルな清潔感のある白のケースで、片手で開け閉めできるタイプ。
使い勝手が良くて、とても気に入っています。両方とも同じ色なので中身を間違えないように、「Salt」「Sugar」とテープに書いて見やすい位置に貼っています。
もうひとつ、おすすめしたい調理容器は「網付きケース」です。
私は「小麦粉」と「片栗粉」を入れています。
下ごしらえやとろみ出しのときに使うことが多い小麦粉や片栗粉は、袋から直接だと取り出しにくいだけでなく、粉が飛び散り調理台や床を汚してしまいやすいのですが、網付きケースは掃除が発生する悩みを解消してくれます。
蓋と網が付いているケースに入れておけば、お肉にパパっと片栗粉を振れるし、バターと小麦粉を炒めるのも簡単なので、手際よくお料理ができるようになりますよ。
次に、おすすめした調理容器はコンパクトなオイルケースです。
1000g~1500gの大容量のサラダ油は、持ち手がついていても片手で持つには重すぎるので、注ぐ油の量を微妙に調節することも難しくなります。
使用する頻度が高いオリーブオイルやサラダ油を購入したら、私は必ず、ハンディサイズのオイルケースに入れ替えます。
油を片手でラクに注ぐことができる以外にも、見た目もオシャレになるので気分があがるメリットもありますよ。
毎日のように活躍するスタメンアイテムは調理しながら片手で使えるように、一工夫プラスされた保存容器を選ぶことをおすすめします。
プチプラなのに超優秀!無印良品のキャスター付ストッカー
お料理にアクセントを加えてくれる調味料や綺麗な色のテーブルマットは集めるのが楽しくてついつい買ってしまいますよね。
プラスアイテムをきれいに収納できるので気に入っているのは、無印良品の「ポロプロピレンストッカー」(税込み2900円)という商品です。
キャスター付きなので、使いたい場所にストッカーを移動できるのもお気に入りポイント。
例えば、調味料を使いたいときはキッチンまで持ってきて、引き出しから直接とり出して味付けすることも可能です。
備え付けの引き出しだと、何往復もして調味料を出し入れしなければいけないですが、キャスターがあれば一緒に移動できるので、お料理がとっても楽になりますよ。
また、隙間収納に対応しているので、冷蔵庫の横などの空き場所にスッと収まります。
私は一段目に調味料、二段目に乾物類、三段目に紅茶、四段目にテーブルクロスを収納しています。
調味料は寝かせて保管すれば見つかりやすい
どんどん増えていく調味料は浅めの引き出しに寝かせていれることでラベルが見やすいです。
同系色やまったく同じ色とデザインのキャップの調味料を揃えている場合、立てて収納すると種類が分らないので、一個ずつ取り出して確認する手間が発生します。
また、一個ずつ包装されたコンソメなどは、中身がわかるように透明のケースに入れて収納しています。
密閉式の透明タッパーも大活躍
赤唐辛子・ローリエ・糸唐辛子などは密閉できるタッパーに入れています。
透明の密閉式タッパーは、100円ショップで3つセットで売られていたプチプラ商品。重ねて収納できるので、引き出しの中にも収まりやすいです。
同じエリアに収納して乾いた食材を湿気から守る
私はパスタ、グラノーラ、赤唐辛子やローリエなどの乾いた食材は、使いたいときにパッと取り出せるように、ひとつの引き出しにまとめて保管しています。
乾燥している食材を同じところに収納すると、湿気から守る効果もあります。
お気に入りの物専用の収納エリアを作る
来客のおもてなしに使うことが多く、私自身も大好きな紅茶は色んな種類を揃えています。
紅茶に限らず、コーヒーや日本茶、お菓子類など、自分のお気に入りの物専用の引き出しをつくることで、コレクションする楽しみが倍増しますよ。
私は、大好きな紅茶専用の引き出しを開けるたびにテンションがあがります。
引き出しのサイズを最大限に活用する
無印良品のケースの一番下の段の引き出しは深さも奥行きもあるので、かさばるテーブルクロスもたっぷり収納できます。
どれも毎日使うものではないですが、料理を生業としていると使用頻度が高いものなので、色や素材が判るようにストッカーにまとめて縦に収納してあると、食卓や料理のイメージが湧いてきます!
改善点を書き出して用途に合う便利グッズを揃える!
キッチンには細々した物が多いだけに、キレイに使いやすく収納するのが大変ですが、プチプラ価格で購入できる100円ショップの収納グッズが助けてくれます。
でも、収納グッズを買いに行く前に、必ず、やっておくべきことがあります。
それは、改善したいポイントを書き出すこと!
収納したい物を事前に整理して把握しておくと、必要なグッズを買わなくて済みますよ。
毎日のように使用するキッチンだからこそ、すっきりと使いやすく整理整頓していると料理も楽しくはかどるようになるので、試してみてくださいね。