女性の一人暮らしで防犯意識を高めるためにできること

女性の一人暮らしで防犯に何をしていますか。何かと安全面で不安な一人暮らしですが、生活にひと工夫を加えるだけで、防犯意識を高めることができます。アンケート調査からわかった防犯方法をご紹介します。

女性の一人暮らしで防犯意識を高めるためにできること

女性の一人暮らしで意識したい防犯

女性の一人暮らしは安全面で不安に思う人が多いです。防犯意識をもってどのような対策をとっているかアンケート調査を行いました。物件の選び方から、女性の一人暮らしだということをカモフラージュする方法、自宅での防犯、外出先での防犯等をまとめて紹介していきます。

物件の選び方

セキュリティがしっかりしている物件や、安全面が考慮された物件を選ぶことから、女性の一人暮らしの防犯につながります。

2階以上の部屋(できれば角部屋)を選択します

1階の部屋は、建物の外から見えやすく、目をつけられやすいからです。また、角の部屋の場合、隣人の数も少なくなりますし、建物の入り口から1番遠いので、それだけ人と会う機会も少なくなります。(20代/女性)

アパートの2階

駐車場に面している物件は避けました

公園やスーパーなどの駐車場に面しているところ、または駐車場から見える立地のところは避けました。不特定多数の人が自由にいつでも居られる駐車場は、もしかしたら常に見られていて生活パターンを把握されかねないからです。(30代/女性)

駐車場のミニチュア

オートロックマンションを選びました

マンションの入り口はオートロックなので住人以外は入れませんし、エレベーターは自分の階しかいけないようになっています。同時に他の人は乗れないし、他の階にいけないようにエレベーターのボタンも押せないようになっています。セキュリティがバッチリな物件を選びました。(20代/女性)

人通りの多い場所を選びました

大きな道路沿いで人通りが多いとこに住むように、マンションの立地にこだわりました。もし路地裏に住んでいたらなら、後ろからついて来られたりしても助け求めにくいので不安です。人通りがあれば、すぐに人に助けを求められるので安心です。(20代/女性)

セキュリティマンションを選びました

駅から家まで徒歩10分ぐらいですが、大通り沿いにあるので夜でも電灯があるので比較的明るいです。わたしのマンションはオートロックで、エントランスから呼び出すときはカメラがついています。部屋の前で顔が見えない呼び出し音には基本的に出ないことがベストだと思います。(20代/女性)

マンションのオートロック

職場から近い物件を選びました

仕事が終わるのは夜中でしたのでとにかく治安重視で選びました。家賃は高めでしたが職場のすぐ裏にオートロックのアパートを借りていました。一階がコンビニで夜中でも明るかったので不安を感じずに生活ができていました。(30代/女性)

女性の一人暮らしだとばれない方法

外から見て女性が一人で暮らしているとわかってしまうと、それだけ防犯面が危うくなってしまいます。ここでは、女性の一人暮らしだとわかりにくくする方法を紹介します。

女性用の傘は外に置かないようにしています

雨の日に使った傘が濡れていると、部屋の外で乾かしたい気になるのですが、女性の傘ということがわかると怖いので、塗れていても部屋の中に入れるようになります。

どうしても外に出しておきたい場合は、ダミーで男性用っぽいデザインのものも一緒に出して一人暮らしだとばれないようにしています。(20代/女性)

カーテンを閉めてから電気をつけます

夕方から夜にかけて家の中に電気をつけるときは、必ずカーテンを閉めてから電気をつけています。電気をつけたとき外から見て部屋の中の様子がわからないように気を付けています。(30代/女性)

カーテンを閉めて明かりをつけた部屋

大きな声であいさつをしています

朝家を出るときは「行ってきます」、夜帰宅したときは「ただいま」と必ず声を出して挨拶をしていました。誰か家にいることをチラつかせるためです。(20代/女性)

地味な遮光カーテンを使用しています

カーテンの色を暗い色にして、女性の一人暮らしのような雰囲気を周りに出さないようにしています。また、遮光カーテンにすることで、外に中からの様子がわかりにくくすることで防犯の役割を果たしています。(20代/女性)

カーテンを閉めた部屋

洗濯物を干すときは男性用の物も一緒においてます

私は天気が良い日は全ての洗濯物を外に干していました。それでも、下着は家の中で干すようにしています。また、男性のTシャツ一枚を外に干すようにして、誰かと一緒に暮らしているように見せかけています。(20代/女性)

自宅での過ごし方

自宅にいるときも防犯を意識して行動している女性が多くいました。不用心に人を玄関やベランダ等に入れないことが大切です。

不審者が侵入しないようにしています

ベランダから不審者が侵入しないように、ベランダと窓に補助鍵をつけました。玄関にはモニターをつけ、部屋から誰がインターホンを鳴らしているのか分かるようにしました。(30代/女性)

補助鍵

防犯ブザーを設置しました

窓に強い衝撃があったりするとすごい音のブザーがなるようにホームセンターで購入した防犯グッズをつけています。それだけではなくただでさえ人より怖がりですのですぐ手の届く所に部屋ごとに防犯ブザーを必ず置いています。(20代/女性)

玄関のカギを閉めるようにしています

毎日、家に帰ったら必ず部屋の鍵を閉めるようにしています。実家暮らしの時は寝る前に施錠にしていたのですが、一人暮らしになってからは常に施錠しています。

友人をマンションのエントランスまで送るときでも、しっかりと鍵はかけて出ます。それだけ部屋に誰も入られないように用心深くなりました。(30代/女性)

玄関の鍵を閉める

不用心に人を玄関に入れないようにしています

なるべくドアホン越しに対応するようにして、そのまま出ないようにしています。大きな荷物の宅配便などは仕方ないですが、できるだけ知らない人の場合にはチェーンをかけたまま対応するようにしてようにしています。(30代/女性)

通信販売はコンビニや宅配ボックスを利用しています

インターネットや通信販売で買い物をしたとき、仕事をしているので受け取れる時間帯が夜間になってしまいます。

配送会社の方はだいたい男性で、夜遅い時間に家に来られるのが怖いです。そのため、荷物はコンビニ受け取りや、宅配ボックスで受け取るようにしています。(20代/女性)

外出中の防犯対策

通勤や買い物で外を歩く機会は必ずあります。特に夜間の一人歩きは危険が多いので、帰宅途中に防犯対策を行っている女性が多くいました。その方法を紹介します。

帰宅ルートを毎回変えています

夜暗くなってから帰宅する時は駅からの道を毎回変えるようにしています。そして無駄に後ろを振り返りながら歩くようにしています。以前ストーカーに会ったときに呼んだ警察の方が、そうした方がいいと言っていたのでそれ以来実践しています。(30代/女性)

警察官のイラスト

カバンから鍵を出してから帰宅します

夜外出先から帰るときは、鍵をあらかじめ駅などで鞄から出し手で持って直ぐに部屋に入れるようにしています。ドアの前でカバンを漁らなくていいようにするためです。

以前、自宅の前でカギを探していたとき、知らない男性が近づいてきたのが怖かったので、それ以来習慣になっています。(30代/女性)

地味な恰好に着替えてから帰宅します

販売業でスカートや露出が多い服など着るときあるのですが、そのまま帰らずに着替えて帰ります。目つけられたりして、変な目で見られるのも嫌なので、必ずTシャツ、デニム、などラフな格好で帰ります。(20代/女性)

送迎のとき自宅を特定されないようにしています

タクシーで家まで帰る時には、降りてもすぐに家に向かわず、タクシーが動き出してから家に入るようにしています。

仕事の絡みなどで家まで送られるときは、家から少し離れた所でおろしてもらい、アパートが特定されないように気をつけています。(20代/女性)

女性の一人暮らしの防犯意識を高めましょう!

多くの女性が一人暮らしを行う上で防犯意識をもって行動していることがわかりました。どれも些細な対策ですが、ストーカーや不法侵入などを防ぐためにも防犯を心がけましょう。今回紹介した一人暮らしの女性が実際に行っている防犯の体験談が防犯に役立つはずです。

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村杉ひろき

ライフハック担当のHirokiです。スマホに依存回避のためガラケーとタブレットで生活してます。フリック入力ができないのは個性だと思っています。