今すぐ試したくなるキッチンスポンジの裏ワザ!
キッチンに常備してあるものといえば、食器洗い用のスポンジですよね。一口に台所用スポンジと言っても、100均で売られているものから海綿といったこだわりの素材を使った高価なものまで、たくさんの種類があります。
買うだけでなく何かともらう機会も多い台所スポンジですが、毎日のお皿洗いに必ず使う消耗品だといっても1日1個消費する訳ではありませんので、棚の中に使っていないスポンジがあるのではないでしょうか。
実は、掃除やインテリア、ネイルアートなどスポンジの特性を活かした様々な使い方があるのです!キッチンスポンジの意外な使い道をご紹介します。
スポンジでお手軽グラデーションネイル
初めは美容に役立つキッチンスポンジ活用術をお教えします!
最近、忙しくてネイルサロンに行く時間がない人やオリジナルのネイルアートを楽しみたい人の間で人気なのが、セルフネイルです。スポンジを使えば、簡単にプロのようなグラデーションネイルをセルフで楽しめちゃいます!
用意するもの
・キッチンスポンジ
・マスキングテープ
・ベースコート
・マニキュア2色以上
・トップコート
スポンジでグラデーションネイルを作る方法
1.爪の根元と左右にテープを貼る
2.爪の大きさに合わせてスポンジをカットする
3.スポンジに、2、3色のマニキュアを塗る
4.スポンジをキッチンペーパーなどにあてて色をなじませる
5.スポンジを爪にポンポンと2、3回押し当てる
6.トップコートを重ねて、気泡をつぶしながら色をなじませる
一回だけでは色味が薄いので、ちょうど良い発色になるまでポンポンと押し当ててください。
この方法ならばセルフネイルの初心者でも、手軽にグラデーションネイルを楽しめます。ただし、スポンジにのせたマニキュアはすぐに乾くので、手早く作業をするようにしましょう
指を入れるだけで落ちるネイルリムーバー
次に紹介するのも、ネイルに関係するキッチンスポンジ活用術です。
マニキュアをオフする際、除光液を付けたコットンで落とすのが一般的ですが、擦りすぎると爪を痛めることになります。摩擦による刺激から爪を守るためにも、スポンジを利用したネイルリムーバーを作りましょう!
用意するもの
・キッチンスポンジ
・ハサミやカッター
・小さめのガラス瓶(フタ付のもの)
・除光液
スポンジでお手軽ネイルリムーバー
1.スポンジの不要な部分をカット
2.スポンジを折り曲げてガラス瓶に押し込む
3.除光液をビンの口5mmぐらいに溜まるまで注ぐ
4.ふたをして完成
キッチンスポンジの固い片面は切り取ってください。
用意するビンは、ジャムや蜂蜜の小さい空き瓶や雑貨屋で売られているガラス瓶でかまいませんが、綺麗に洗って清潔にしてから作ってくださいね。
使用する時はビンを振ってスポンジに除光液が行き渡るようにしてから、ネイルした指をスポンジの中に入れて数秒小刻みに動かすと綺麗に落とせますよ!
素焼き植木鉢のペイントに!
買った家具の色合いを変えたいときやオリジナルの家具を作りたいときなど、DIYに活躍するのもスポンジなのです!
ペンキと刷毛をそろえるのは少しハードルが高いな…と考えている人にはスポンジが最適。例えば、素焼きの植木鉢をペイントする場合、慣れないと刷毛でムラなくペンキを塗るのが難しいのですが、スポンジを使えば簡単にペイントできますよ。
素焼きの植木鉢をペイントする方法!
1.食器用スポンジを小さく切る
2.小さく切ったスポンジを水で濡らす
3.余分な水気をキッチンペーパーなどでふき取る
4.スポンジにペンキをつけて、植木鉢に押し付ける感じで塗る
押し付けるのが、ムラなく塗るポイント!
作業中スポンジは水につけておきましょう。乾いてしまうと使えなくなってしまいます。
ツヤが欲しいときは、よく乾かした後にニスを2度塗りしてくださいね。100円ショップで購入したよくある植木鉢も好みの色にペイントするだけで、オリジナル感溢れた仕上がりになります。また、ハケでの色塗りに慣れた人も、ムラなくペンキを塗った後に乾いた上から、別の色をスポンジでポンポンと軽く着色したり文字を描いたりと、余裕があればもうひと手間加えるのも楽しいですね。
DIYに興味があるけれど、大変そう…と、ためらっている人もこんな簡単な方法だったら試せそうですね。
窓のサッシ掃除に!
「掃除をするのが大変な場所と言えば?」と訊くと、窓と答える人も少なくありません。窓は日常的に掃除をするのが難しい上に、家と外の境界線のため泥で汚れやすい場所でもあります。
でこぼこした狭いサッシのお掃除は、考えただけでも憂鬱になってしまいます…。でも、スポンジを使えば簡単にキレイになるのです!
スポンジで窓のサッシを掃除する方法/動画
スポンジでサッシを掃除する方法!
1.カッターでスポンジに縦と横に切れ目を入れる
2.スポンジを水に浸して軽く絞る
3.スポンジでサッシをこする
切れ目の入れ方は、マンゴーのカットのように1cm四方がオススメ!
スポンジに切り込みを入れるのは、凹凸面が汚れを取りやすくするためです。雑巾でサッシを掃除すると、どうしてもサッシの端にふき取れない汚れが残ってしまいますが、カットしたスポンジを使えば隅の汚れもキレイに取り除くことができるのです!
この方法ならば、窓のサッシをストレスなく掃除することができます。年に1度の大掃除の際にも役立つこと間違いありません!
野菜の水耕栽培に!
「水耕栽培」という言葉をご存じですか?野菜などを「土を使わずに水で栽培する方法」のことを言います。
・土いじりをしなくていいので管理が楽ちん
・省スペースで野菜などを栽培することができる
・ガーデニング初心者でも簡単に始めることができる
といったメリットがたくさんあります!実は水耕栽培を、気軽にキッチンスポンジで始められるのです!
用意するもの
・キッチンスポンジ
・カッター
・トレーか平皿
・種
スポンジで野菜を育てる方法
1.カッターでスポンジを2~3cm程度の立方体にカット
2.スポンジの表面に十字の切り込みを入れる(角を始点と終点として切れ目を入れるとやりやすい)
3.用意したトレーかさらにスポンジを敷き詰め、水を入れる
4.スポンジを押さえて吸水させる
5.切れ込みの真ん中に種を1粒ずつ乗せる
スポンジが乾かないように、毎日給水させてください。また、フタバが生えてきたら、光合成をするように日なたに置いてください。育て始めてから50日ほど経つと、収穫できるくらいに成長します。5の工程後に、湿らせたトイレットペーパーを上に被せると、種の保水が保たれて発芽率が上がりますよ!
初めての水耕栽培だったら、水菜がおススメ!水菜は耐水性が強いので、他の野菜よりも根腐れを起こしにくく比較的育てやすいです
ジュエリー収納に!
ジュエリーって、一つ着けるだけでコーディネートの雰囲気を変えることもある、便利なアイテムなので、つい買ってしまいますよね。中でもピアスやリングは、買うだけでなく自分で作る人もいるので、特に増えやすいアクセサリーです。
スポンジを利用した、失くしやすいピアスと場所を取るリングの収納ボックスの作り方をご紹介します。
ピアス、特にキャッチつきの物は小さいものが多く、出しっぱなしにしておくとどこかへ行ってしまうし、一か所にまとめて置くと欲しいものがサッと見つけられません。かといって買ったケースに入れたままでいると、保存場所がかさ張ってしまいます。
まずは、ピアスの収納ボックスをスポンジで作ってみましょう!
用意するもの
・キッチンスポンジ
・収納ボックス
・両面テープ
・カッターやハサミ
スポンジでピアスを収納しよう!
1.必要であれば、収納ボックスに合わせてスポンジをカットする
2.ボックスの底の部分に両面テープを貼る
3.スポンジを入れる
このときに使うスポンジは、台所用スポンジではなく、メラミンスポンジがおすすめ!
メラミンスポンジはキメが細かく硬いため、頻繁にキャッチ部分を抜き差ししてもボロボロになりにくいです。
ジュエリーボックスが出来上がったら、キャッチがついたままピアスを挿しておきましょう。キャッチを深めにセットしておけば、スポンジに刺さりやすく安定します。入れ方を工夫すれば、フック式も使えるので是非お試しください。
収納に場所を取るリング…平皿やピルケースに置いている人もいると思いますが、指輪の顔がアチコチ向いてしまうので、一目で欲しいものがどれかわからないのが難点です。
指輪の顔が全て正面を向いていて見やすい収納ボックスの作り方をご紹介します。
用意するもの
・キッチンスポンジ
・収納ボックス
・両面テープ
・カッターやハサミ
スポンジで指輪を収納しよう!
1.必要であれば、収納ボックスに合わせてスポンジをカットする
2.ボックスの底の部分に両面テープを貼る
3.カッターで、指輪を差し込むための切り込みをスポンジに入れる
4.スポンジをボックスに入れる
スポンジが見えるが嫌な人は、ボックスの大きさに合わせてカットしたスポンジを横に二等分でも六等分でも、ボックスのサイズを考えてカットしてください。細長くカットされたスポンジすべてに、好きな柄の布を巻いて貼り付けてからボックスに両面テープで固定するとスポンジが見えない収納ボックスの完成です。単色でお洒落にまとめたり、可愛くカラフルにしたりと、スポンジに巻く布でオリジナリティが簡単に出るのも嬉しいポイントです。
これはやらない方がいいかも…
ネットでスポンジの活用術について検索すると様々な情報が出てきますが、その中でも多く出てくるのが、スポンジで毛玉を取り除く方法。
久しぶりにクローゼットから取り出した洋服の毛玉が目立っていたら、着るのをためらってしまいますが、ハサミで切り取るのは大きな手間です。だからといって、スポンジで服を軽くこすって手軽に毛玉を取るのはおすすめしません。
なぜなら、手で毛玉を引きちぎって取るのと同じように、スポンジで毛玉を取ろうと思うと余計な繊維まで引っ張ってしまうからです。確かに毛玉は綺麗に取れますが、スポンジを擦った後の洋服をよく見てみると毛羽立っているのがわかります。この毛羽立ちが、新たな毛玉の元になってしまいます。
大切な洋服を長く着たいのであれば、スポンジではなくハサミで切ったり毛玉取り器を利用したりすることをおすすめします。
キッチンスポンジで生活は便利になる!
洗うための道具として使えるキッチンスポンジですが、食器を洗うだけに使うなんてもったいないです!スポンジ1つでネイルや掃除、DIY用品にアクセサリー収納と、何役もこなせる便利な日用品なのですから、活用しない手はありません。
インテリアに収納グッズにとリメイクしやすいキッチンスポンジですが、皆さんの発想次第でもっと色んな事に活用できるかもしれません。柔軟な考え方でスポンジの活躍の場を広げてみてくださいね!